こんにちは。
新松戸 三丁目整体院 佐伯です。
脳の血流を測ることで
注意欠陥・多動性障害(ADHD)を見分ける方法を開発したと、
自治医科大と中央大のグループが発表しました。
これから米科学誌に論文が掲載されるそうです。
注意欠如多動性障害(ADHD)は、
多動性・衝動性・注意力の障害を特徴とする行動の障害です。
じっとしていられない
順番を待てない
同じことを繰り返すのが苦痛
忘れっぽい
約束を守れない
等々
学童期では出現率が3~5%、男児に多く、男女比は3~5対1です。
最近、増加傾向にあります。
原因ははっきりとは分かってませんが、
「前頭葉の機能不全」と「神経伝達物質の代謝不良」が起こったもので、
通常の精神病のように、なんらかのストレスが加わり続けために脳に傷ができたのではなく、
先天的または後天的な問題で脳に異常が発生したもの。
養子や双生児研究から遺伝要因の関与が高いことが示され、
神経シナプスの刺激の伝達のはたらきに関与するいくつかの遺伝子に関心が集まっています。
一部には、脳の感染・外傷など後天的原因によるものがあるといわれています。
ADHDに似た症状を示す障害は他にもあるため、最終的な診断をくだすためには、他の障害や病気ではないことを確認する必要があります。
リンカーン大統領やエジソン、ガリレオもADHDと言われています。
集中力がない → ひらめき、創造性がある
多動 → エネルギッシュ、雄弁
衝動性 → 実行力、行動力がある
こう考えると成功を修める人の特徴なんだろうな~と。
子供の頃は周囲に理解されにくく、
本人や家族、周囲の方はつらい思いをするかもしれませんが、
今回、「光トポグラフィー」と呼ばれるこの装置での測定が普及されるといいですね。
約8割の精度で判定できるというから、高い判断基準になりますよね。