野球肩でお悩みの方へ
こんにちは
浦和整体院 ななつほし 佐伯です。
今日は最近多く来院されている野球肩についてご紹介していきます。
「野球肩」という名称は野球をする人だけでなく、多くの人に知られている疾患名です。
しかし、実態がどういうものなのかは知られていません。
【野球肩の症状】
野球肩とは、一連の投球動作によって引き起こされる複数の肩関節障害を総称したものです。
具体的には、棘上筋腱炎、滑液包炎、上腕二頭筋腱炎、インピンジメント症候群等を指します。
個々の症状は割愛しますが、全体を通した症状は以下のようなものです。
腕を振り上げたら激痛が走った
ボールが手から離れる瞬間に痛む
投球動作以外は痛みを感じない
日によって痛みの強弱がある
これは慢性的な症状だけでなく、突然痛みだす症状も含みます。
ピッチャーに発症することが多いことから野球肩と呼ばれていますが、テニス・水泳・スカッシュ等の肩関節に負担をかけることの多いスポーツをする人にも多く見られます。
若年期や壮年期の筋力が弱い世代は、特に注意が必要です。
【野球肩の原因】
肩関節は、複数のじん帯と筋肉が複雑に入り組んだ構造になっています。
そして、投球のフォームは以下の5つの動作に細かく分けられています。
ワインドアップ期
前期コッキング期
後期コッキング期
アクセラレーション期
フォロースルー期
投球の加速度は後期コッキング期に向けて急激に上昇します。加速度が高いということは、それだけ強い負荷が肩関節にかかります。
それに加えて、誤った投球フォームや身体のメンテナンスを怠ることで複数の肩関節障害を発症する可能性があるのです。
野球肩はどの期でも発症してしまいますし、どの世代でも注意が必要です。
また、野球肩は外傷によるものと使いすぎ(オーバーユーズ)の2種類に分けることもできます。
そして、症状の大半がオーバーユーズによるもので、これは複数の原因が複雑に絡み合っていることがほとんどで、練習スタイルや投球フォーム等を根本的に見直す必要があるでしょう。
一方、外傷によるものは腕を上げると激痛が走ったり、ストレッチ等が不
十分なままで投球を続けた等の因果関係が比較的はっきりしているものが多いように思います。
痛みの改善には、鎮痛薬や湿布、電気療法等や身体の深層に近い筋肉(インナーマッスル)を鍛えることが知られています。
特に野球肩と深く関連するのが「ローテーターカフ(回旋筋腱板)」と呼ばれるインナーマッスルです。
このローテーターカフは4つの小さな筋肉から成り、投球動作に必要な動きを可能にしています。
この筋肉を強化することは野球肩の改善や防止に効果的ですが、根本的な症状の改善には日々の練習でついてしまった体の癖を抜くことが非常に重要です。
肩の関節を見てみると、上腕骨が前に巻き込むようになっていませんか?
肩甲骨の裏側に手が入りますか?
上腕骨が前方に巻き込むように固まっていては、肩関節の動きに制限がかかりますし無理に使えば炎症を起こしてしまいます。
同様に肩甲骨が胸郭と引っ付いてしまっていては上腕の動きを制限してしまいます。
ななつほし では炎症を起こしてしまう原因となるこれらの体の癖を抜くように施術していきます。
野球肩は、重度になると手術が必要になる疾患です。
特に若年期の野球肩は、これからの競技生活に深刻な影響を与えます。
痛みが強くないからと放置せず、早めに専門家のアドバイスや施術を受けることと、日ごろの練習スタイルやフォームを定期的に見直すことが重要です。
実際に施術により症状が改善した方のご報告
投手をする事が可能になるほどによくなりました。
H O様 30歳
*個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。
野球肩改善の重要なポイント
野球肩を改善するためにはこの3つのポイントが非常に大事です
1. ご自分のお身体の状態をしっかり認識する(骨盤や背骨の歪み 肩甲胸郭関節・肩関節・肘関節・手関節のアライメント 猫背など)
2. 施術後に心がけてもらうこと(食事・入浴・睡眠・・・)自然治癒力を高める習慣をつけましょう!
3. 普段の姿勢や動作などに潜む身体の癖を見つけて改善していく
ななつほし ではこうしてあなたの野球肩を改善していきます
野球肩を根本的に改善するためには、やはり整体での施術がおすすめです。
筋肉がこわばり、神経を圧迫しているところをピンポイントで施術していくので即効性があります。
骨盤や肩関節などのゆがみやずれを取って、バランスを整えていくことで、野球肩の原因を改善していきます。
ぜひ ななつほし へ通って野球肩の改善をしてみませんか?
ななつほし では
お客様の体のゆがみを矯正していき、改善を目指します。
整体をすることで症状の改善が始まりますが、いち早く野球肩を改善させるためにはコツがあります。
また、野球肩に良かれと思ってされていることが実は症状を悪化させるということも多々あります。
ななつほし では鍼灸・整体後に野球肩の回復が早まるようにアドバイスをしています。