ストレートネックでお悩みの方へ  セルフケアの方法

ストレートネックとは

本来前方に緩やかなカーブを描いている首の骨(頸椎)が、まっすぐになってしまう状態を指します。別名、スマホ首とも呼ばれます。

首の骨がまっすぐになることで、頭の重さ(約4〜6kg)を支える首や肩に過剰な負担がかかり、様々な不調を引き起こす可能性があります。

今回は、ストレートネックが体に与える影響と、改善や予防に役立つ正しいケア方法を詳しく解説します。

原因

主な原因は、うつむいた姿勢を長時間続けることです。

  • スマートフォンの使いすぎ: 前かがみの姿勢で長時間スマホを見ること。
  • デスクワーク: パソコンの画面をのぞき込むような姿勢。
  • 猫背: 背中が丸まることで、首が前に出てしまう。
  • 枕の高さが合っていない: 高すぎる枕を使っていると、首が不自然に曲がった状態になる。
  • 筋力不足:肩甲骨につく菱形筋や前鋸筋などの筋肉が弱まると、正しい姿勢を保つことが難しくなり、ストレートネックになりやすくなります。

症状

ストレートネックが体に与える影響は多岐にわたります。首の骨がまっすぐになることで、頭の重さ(約4〜6kg)を支える首や肩に過剰な負担がかかり、様々な不調を引き起こす可能性があります。

身体的な不調

  • 慢性的な首や肩のこり・痛み: 頭を支えるために首や肩の筋肉が常に緊張し、血行不良を引き起こします。
  • 頭痛: 首の筋肉の緊張が原因で、緊張型頭痛や片頭痛が起こりやすくなります。
  • めまい・吐き気: 首の筋肉や神経が圧迫されることで、平衡感覚に影響が出たり、自律神経の乱れから吐き気を感じたりすることがあります。
  • 手のしびれ: 首から腕や手につながる神経が圧迫されることで、しびれが生じることがあります。
  • 腰痛: 首のバランスが崩れると、それを補うために体全体の姿勢が悪くなり、腰にも負担がかかって腰痛を引き起こすことがあります。
  • 呼吸が浅くなる: 猫背になると胸郭が圧迫され、十分に肺を広げることができなくなり、呼吸が浅くなることがあります。

自律神経への影響

首には自律神経と関連する重要な神経が集まっています。ストレートネックによってこれらの神経が圧迫されると、自律神経のバランスが乱れ、以下のような症状が現れることがあります。

  • 倦怠感や疲労感: 常に体が緊張状態にあるため、十分にリラックスできず、疲れが取れにくくなります。
  • 睡眠障害(不眠): 自律神経の乱れにより、睡眠の質が低下することがあります。
  • 精神的な不調: 自律神経の乱れから、うつに似た症状や集中力の低下などが引き起こされることがあります。

 

対策と予防

日常生活で取り入れられる方法をいくつかご紹介します。

1. 正しい姿勢を意識する

これが最も基本的な対策です。

  • スマホやタブレット: 画面を目線の高さに持ち上げる。腕が疲れる場合は、スタンドなどを活用しましょう。
  • デスクワーク: パソコンのモニターは目線の高さに調整する。椅子に深く座り、骨盤を立てて背筋を伸ばし、両肩と頭を引いて背もたれに寄りかかる姿勢が理想です。
  • 休憩: 長時間同じ姿勢でいないように、30分〜1時間に1度は立ち上がって体を動かすようにしましょう。

2. ストレッチと体操

硬くなった筋肉をほぐし、正しい動きを取り戻すためのストレッチです。

  • 首の前後運動(チンインエクササイズ): 顎を軽く引き、頭全体を後ろに引くように動かします。首の後ろの筋肉に力を入れるイメージで行い、首が前に出ないように注意しましょう。
  • 首の横倒しストレッチ: ゆっくりと首を真横に倒し、頭の重みを利用して首の側面を伸ばします。痛みが出ない範囲で、15〜30秒キープします。
  • タオルを使ったストレッチ: タオルの両端を持ち、首の後ろに当てます。タオルを斜め上に引っ張り、それに抵抗するように頭を後ろに倒します。これにより、首の自然なカーブを作るのを助けます。
  • 胸鎖乳突筋ストレッチ: 首を横に向け、反対側の手で胸を押さえながら、首をゆっくりと後ろに倒します。耳の後ろから鎖骨にかけて斜めについている筋肉を伸ばすことができます。

3. 温める

血行を促進し、筋肉の緊張を和らげるのに効果的です。

  • 蒸しタオル: 温かい蒸しタオルを首に当てて温める。
  • 入浴: ぬるめのお湯にゆっくりと首まで浸かることで、全身の血行が良くなり、リラックス効果も得られます。
  • 首周りを温める: 季節を問わず、ストールなどで首を冷やさないようにしましょう。

4. 枕を見直す

睡眠中の首への負担を減らすため、自分に合った枕を選ぶことが重要です。

  • 枕の高さ: 高すぎる枕や柔らかすぎる枕は首に負担をかけることがあります。仰向けに寝たときに首に負担がかからない高さのものを選びましょう。

 

ストレートネックを改善する正しいケア方法

ストレートネックのセルフケアについて日常生活で取り入れられる方法をいくつかご紹介します。

1. 正しい姿勢を意識する

これが最も基本的な対策です。

  • スマホやタブレット: 画面を目線の高さに持ち上げる。腕が疲れる場合は、スタンドなどを活用しましょう。自宅では膝上にクッションなどを置いてその上で操作する。
  • デスクワーク: パソコンのモニターは目線の高さに調整する。椅子に深く座り、骨盤を立てて背筋を伸ばし、両肩と頭を引いて背もたれに寄りかかる姿勢が理想です。肘の下にクッションなどを置いて肩にかかる負担を軽減させましょう。
  • 休憩: 長時間同じ姿勢でいないように、30分〜1時間に1度は立ち上がって体を動かすようにしましょう。

2. ストレッチと体操

硬くなった筋肉をほぐし、正しい動きを取り戻すためのストレッチです。

  • 首の前後運動(チンインエクササイズ): 顎を軽く引き、頭全体を後ろに引くように動かします。首の前の筋肉に力を入れるイメージで行い、首が前に出ないように注意しましょう。
  • 首の横倒しストレッチ: ゆっくりと首を真横に倒し、頭の重みを利用して首の側面を伸ばします。痛みが出ない範囲で、15〜30秒キープします。
  • タオルを使ったストレッチ: タオルの両端を持ち、首の後ろに当てます。タオルを斜め上に引っ張り、それに抵抗するように頭を後ろに倒します。これにより、首の自然なカーブを作るのを助けます。
  • 胸鎖乳突筋ストレッチ: 首を横に向け、反対側の手で胸を押さえながら、首をゆっくりと後ろに倒します。耳の後ろから鎖骨にかけて斜めについている筋肉を伸ばすことができます。
  • ドローインエクササイズ:腹筋を引き締めながら深呼吸を行い、体幹を鍛えます。
  • プランク:前腕(腕)とつま先で体を支える動作で、全身の筋力を強化します。

3. 温める

血行を促進し、筋肉の緊張を和らげるのに効果的です。

  • 蒸しタオル: 温かい蒸しタオルを首に当てて温める。
  • 入浴: ぬるめのお湯にゆっくりと首まで浸かることで、全身の血行が良くなり、リラックス効果も得られます。
  • 首周りを温める: 季節を問わず、ストールなどで首を冷やさないようにしましょう。

4. 枕を見直す

睡眠中の首への負担を減らすため、自分に合った枕を選ぶことが重要です。

  • 枕の高さ: 高すぎる枕や柔らかすぎる枕は首に負担をかけることがあります。仰向けに寝たときに首に負担がかからない高さのものを選びましょう。

これらのセルフケアは、症状の緩和や予防に役立ちますが、痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、無理せず専門家に相談することをお勧めします。

ストレートネックを改善し、症状を軽減するためには、日常生活の中での意識の改革と、適切なセルフケアが重要です。

 

まとめ

施術ストレートネックは、放置すると全身に影響を及ぼす可能性がありますが、整体とセルフケアを実践することで改善が期待できます。特に、日常生活動作の改善やストレッチ、筋力トレーニングを取り入れることが重要になります。

ななつほし整体院では、ストレートネックの根本的な原因にアプローチし、一人ひとりの状態に合わせた施術を提供しています。「首や肩の痛みが取れない」「姿勢を改善したい」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。健康的で快適な生活をサポートいたします。

 

 

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