ランナーズニー(腸脛靭帯炎)の歩行・ランニングフォームについて

ななつほし整体院のアプローチ

ランナーズニー(腸脛靭帯炎)は、膝の外側の痛みが特徴で、不適切な歩行やランニングフォームが腸脛靭帯に過剰な負担をかける主要な原因の一つです。

さいたま市浦和のななつほし整体院では、フォームの問題を根本から改善し、痛みの再発を防ぐために、整体手技と運動療法を組み合わせたアドバイスを提供します

このページでは、不適切なフォームが腸脛靭帯に与える影響を解説し、ななつほし整体院の整体手技運動療法サポートによるフォームのアドバイスを、具体的な例とともに詳しく紹介します。

快適なランニングライフを取り戻しましょう!

不適切なフォームがランナーズニーを引き起こす仕組み

腸脛靭帯は、太ももの外側(大腿筋膜張筋や中殿筋に起始)から膝下(脛骨のGerdy結節)まで走る強靭な組織で、股関節と膝の安定性を保ちます。
ランニングや歩行時に膝が屈伸する際、腸脛靭帯が大腿骨外側上顆と擦れます。
不適切なフォームは、この摩擦を増大させ、炎症や痛みを引き起こします。
以下は、腸脛靭帯に負担をかける代表的なフォームの問題です:

  • 膝中心の走り:股関節や足首の動きが少なく、膝だけで推進するフォーム。膝の外側に過剰な負荷がかかる。
  • 過度なかかと着地:かかとで強く着地し、つま先の蹴り出しが弱い。衝撃が膝に集中し、腸脛靭帯にストレス。
  • 骨盤の不安定性:中殿筋や大殿筋(さぼり筋)が弱いと、走行中に骨盤が左右に揺れ、膝にねじれが生じる。
  • 内側または外側への着地偏り:足の着地が内側(過回内)や外側(過回外)に偏ると、腸脛靭帯に不均衡な負荷。
  • 前傾姿勢の乱れ:骨盤の前傾・後傾や猫背により、股関節の動きが制限され、膝への負担が増加。
影響:これらのフォームの問題は、大腿筋膜張筋(過労筋)の緊張を高め、腸脛靭帯の摩擦を増やし、膝の外側痛を悪化させます。
相反神経支配(例:大腿筋膜張筋と内転筋の協調性)の乱れも、負担をさらに助長します。

ななつほし整体院の歩行・ランニングフォームアドバイス

ななつほし整体院では、不適切なフォームを改善し、腸脛靭帯への負担を軽減するために、整体手技運動療法サポートを組み合わせた指導を行います。
股関節や足関節の可動域を広げ、全身の連動を最適化することで、スムーズで効率的なフォームを構築します。
以下は、具体的なアプローチと例です。

1. 整体手技

股関節や足関節の可動域を広げ、スムーズなフォームをサポート

不適切なフォームは、股関節や足関節の可動域制限や筋肉のアンバランス(過労筋・さぼり筋)から生じることが多いです。
整体手技でこれらの問題を解消し、効率的な動きをサポートします。

  • 股関節の可動域調整
    • 方法:筋膜リリースや関節モビライゼーションで、股関節周囲(大腿筋膜張筋、中殿筋、内転筋)の緊張を緩め、可動域を広げる。股関節の内外旋や屈伸をスムーズに。
    • 効果:股関節が主導する走行フォームを構築し、膝への負担を軽減。
      • 症例:30代男性ランナー、10km走行後に膝外側痛。検査で股関節の外旋制限と大腿筋膜張筋の過緊張を確認。
      • 施術:整体で大腿筋膜張筋をリリースし、股関節の外旋可動域を改善。施術後、股関節を使ったスムーズな着地を指導し、膝痛が軽減。
  • 足関節の可動域調整
    • 方法:足関節(特に距腿関節)のモビライゼーションで、足首の背屈・底屈を改善。ふくらはぎ(腓腹筋)や前脛骨筋の緊張を緩和。
    • 効果:足首の柔軟性を高め、ミッドフット着地を促進。腸脛靭帯への衝撃を分散。
      • 症例:40代女性ランナー、坂道走行で膝外側痛。足首の背屈制限とかかと着地の癖を確認。
      • 施術:整体で足関節の背屈を改善し、ふくらはぎをリリース。足首の動きを活用したフォーム指導で、膝への負担を軽減。
  • 骨盤と体幹の調整
    • 方法:骨盤の前傾・後傾を矯正し、背骨(特に腰椎)の可動性を向上。体幹筋(腹横筋、多裂筋)を活性化し、骨盤の安定性を強化。
    • 効果:骨盤の左右揺れを抑え、膝へのねじれを軽減。全身の連動を最適化。
      • 症例:20代男性ランナー、骨盤前傾と猫背による膝痛。走行時に骨盤が不安定。
      • 施術:骨盤矯正と体幹筋の活性化を行い、ニュートラルな姿勢を指導。走行時の骨盤安定性が向上し、腸脛靭帯への負担が減少。

2. 運動療法サポート

股関節と足首を連動させるフォーム指導

整体で可動域を広げた後、運動療法で股関節と足首の連動を強化し、効率的なフォームを習得します。
スクワットやその他の動作を通じて、全身を使ったスムーズな動きをサポートします。

  • 股関節主導のフォーム指導
    • 方法:股関節の屈曲・伸展・外旋を活用した走行フォームを指導。スクワットやランジの動きを取り入れ、股関節の動きを意識化。
    • 効果:膝だけで走る癖を解消し、腸脛靭帯への負担を軽減。推進力が増し、ランニング効率が向上。
      • 症例:30代女性ランナー、膝中心の走りで腸脛靭帯炎を繰り返す。
      • 指導:スクワットで股関節の屈曲を意識させ、走行時に「股関節から脚を動かす」感覚を指導。着地の衝撃が分散し、膝痛が軽減。
  • 足首の連動指導
    • 方法:足首の背屈・底屈を活用したミッドフット着地を指導(下腿三頭筋(ふくらはぎ)、足底腱膜、アキレス腱に負担が増える → シンスプリントやアキレス腱炎のリスク)。軽い足踏みやカーフレイズで足首の動きを強化。
    • 効果:過度なかかと着地を減らし、腸脛靭帯への衝撃を軽減。スムーズな足運びを実現。
      • 症例:40代男性ランナー、かかと着地が強く膝外側痛。
      • 指導:足首の背屈を意識した軽いスクワットを行い、ミッドフット着地の感覚を習得。ランニング時の膝負担が減り、痛みが改善。
  • 体幹と骨盤の安定性指導
    • 方法:体幹筋を活性化する動作(例:プランクの軽いバリエーション)を取り入れ、走行中の骨盤の安定性を強化。スクワットで体幹と股関節の連動を指導。
    • 効果:骨盤の左右揺れを抑え、膝へのねじれを軽減。全身の連動を最適化。
      • 症例:20代女性ランナー、骨盤の左右揺れが大きく膝痛。
      • 指導:スクワットで体幹を意識させ、骨盤を安定させたフォームを指導。膝外側の摩擦が減り、快適に走れるように。

具体的なフォーム指導の例

以下は、ななつほし整体院での歩行・ランニングフォーム指導の具体例です。
実際の施術や指導では、個々の症状や生活習慣に応じてカスタマイズします。

例1:長距離ランナーの膝外側痛

  • 患者:42歳男性、週3回6kmランニング、膝外側痛が3か月続く。
  • 問題:過度なかかと着地と股関節の動き不足。骨盤前傾と大腿筋膜張筋の過緊張を確認。
  • 整体手技
    • 大腿筋膜張筋と腸脛靭帯を筋膜リリースで緩める。
    • 股関節の外旋可動域を広げるモビライゼーション。
    • 骨盤前傾を矯正し、体幹筋を活性化。
  • 運動療法サポート
    • スクワットで股関節の屈曲・伸展を意識(膝を突き出さず、臀部を下げる)。
    • 足首のアライメント調整のため、長腓骨筋や後脛骨筋の筋力強化。
    • 体幹を安定させる軽いプランクで骨盤の揺れを抑制。
  • 結果:2週間の施術とフォーム指導で、膝外側痛が軽減。10km走行時の快適さが向上。

例2:初心者ランナーのフォーム崩れ

  • 患者:26歳女性、週2回5kmランニング開始後、膝外側に違和感。
  • 問題:膝中心の走りと中殿筋の弱さ。足の着地が内側に偏る(過回内)。
  • 整体手技
    • 中殿筋と内転筋を活性化する軽い圧迫施術。
    • 足関節の背屈可動域を改善し、ふくらはぎの緊張をリリース。
    • 骨盤の左右バランスを整える矯正。
  • 運動療法サポート
    • スクワットで中殿筋を意識(膝が内側に入らないよう指導)。
    • 足首の底・背屈を強化するために、カーフレイズ,トゥーレイズ(爪先を前方に意識)。
    • 体幹筋を強化する軽い動作で、走行中の骨盤安定性を向上。
  • 結果:1か月の指導でフォームが安定し、違和感が消失。5km走行を快適に継続。

例3:サイクリストの膝痛

  • 患者:45歳男性、週末サイクリング、膝外側痛と股関節のこわばり。
  • 問題:サドル高が低く、股関節の動きが制限。体幹筋の弱さで骨盤が不安定。
  • 整体手技
    • 股関節の屈曲・外旋を改善するモビライゼーション。
    • 大腿筋膜張筋とふくらはぎを筋膜リリース。
    • 体幹筋(腹横筋)を活性化し、骨盤の安定性を強化。
  • 運動療法サポート
    • スクワットで股関節と体幹の連動を意識(ペダリングの動きを模倣)。
    • 足首の底屈を強化し、スムーズなペダリングをサポート。
    • サドル高の調整指導と、骨盤を安定させたフォームを練習。
  • 結果:3週間の施術と指導で、膝痛が軽減。長時間のサイクリングが快適に。

日常生活での工夫

フォーム改善をサポート

フォーム指導を効果的に活かすには、日常生活での工夫が重要です:

  • 休息:痛みが強い時はランニングやサイクリングを1~2週間控え、膝を休める。プールでの軽い運動に切り替え。
  • ストレッチ習慣:朝晩5分、太ももの外側(大腿筋膜張筋)やふくらはぎを伸ばす。フォームローラーを使うと効果的。
  • 靴の選択:クッション性のあるランニングシューズを選び、3~6か月ごとに交換。アーチサポート付きインソールで安定性を向上。
  • フォーム意識:日常の歩行で股関節と足首を意識。

注意点

  • 痛みが出たらストップ:フォーム練習中に痛みが強まる場合は、負荷が強い可能性。1~2日休養し、様子を見る。
  • 継続が大事:毎日5~10分のフォーム練習やストレッチを習慣化。1~2週間で動きがスムーズに。
  • 専門家に相談:2週間以上痛みが続く、膝が腫れる、歩行困難な場合は、整形外科や整体師に相談。
  • 他の疾患をチェック:膝蓋大腿靭帯炎や半月板損傷が隠れている場合もあるので、症状が複雑なら診断を。

ななつほし整体院からの一言

不適切なフォームはランナーズニーの大きな原因ですが、整体手技と運動療法で改善可能です。
股関節と足関節の連動骨盤と体幹の安定性を高めることで、腸脛靭帯への負担を軽減し、快適なランニングを実現します。
ななつほし整体院では、以下のようなアプローチであなたを応援します。

  • 整体手技:股関節・足関節の可動域を広げ、筋肉バランスを整える。
  • 運動療法:スクワットや軽い動作で、股関節と足首の連動を強化。
  • フォーム指導:効率的な走行フォームで膝への負担を軽減。

こんなサインがあったら、ぜひご相談を

  • 「ランニング中に膝の外側がズキズキする」
  • 「階段や坂道で膝に違和感がある」
  • 「フォームの崩れで痛みが続く」

浦和のななつほし整体院では、あなたのランニングスタイルや症状に合わせたオーダーメイド施術で、ランナーズニーを根本改善。痛みのないランニングライフを取り戻しましょう!

フォーム指導でランナーズニーを改善!

ランナーズニーのフォーム指導では、以下を重視:

  • 整体手技:股関節・足関節の可動域を広げ、筋肉バランス(過労筋・さぼり筋)を整える。
  • 運動療法:股関節と足首を連動させたスクワットや動作で、スムーズなフォームを習得。
  • 個別指導:骨盤の安定性やマッスルインバランスを意識し、膝への負担を軽減。

毎日5~10分のフォーム練習と整体で、痛みのないランニングを楽しみましょう!

症状が続くなら、ななつほし整体院にご相談ください。
さいたま市浦和で、あなたの健康を全力サポート!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

浦和整体院 ななつほし

浦和整体院 ななつほし

住所
〒330-0055
埼玉県さいたま市浦和区東高砂町4-14エソ-ルビル3-101
交通
浦和駅から徒歩5分
TEL

お問い合わせ、ご相談はお気軽にお電話ください

048-762-6246

日・月曜日は休診。土曜日は17時までの受付です。 

営業時間
9:00〜20:00 × ×
  • ■ 当院は予約優先制です。
    初めての方は事前にご予約のうえご来院ください。