腸腰筋(腸骨筋・大腰筋)の働きと腰痛

ななつほし整体院がお伝えする原因とアプローチ

こんにちは、さいたま市浦和のななつほし整体院です。
「長時間座ると腰が重だるい。」
「歩くときや立ち上がるときに腰に違和感がある。」
「体を反らすと腰に痛みが走る。」
そんな腰の悩みを抱えていませんか?

腰痛の原因は多岐にわたりますが、腸腰筋(ちょうようきん)、特にその構成要素である腸骨筋(ちょうこつきん)と大腰筋(だいようきん)の機能低下や過剰な緊張が関与している場合があります。
腸腰筋は股関節と腰椎の動きや安定性に重要な役割を果たしますが、その不調が腰痛を引き起こしたり悪化させたりします。
ななつほし整体院では、腰痛を筋肉バランス、姿勢、動作の問題と捉え、整体、鍼灸、運動療法で根本改善を目指します。
このページでは、腸骨筋と大腰筋の働き、腰痛との関係、整体でのアプローチを詳細にお伝えします。
快適な腰の動きを取り戻すために、ぜひ最後までお読みください!

腰痛の主な原因

腰痛は、筋肉、関節、骨盤、姿勢の複合的な問題で発生します。
腸腰筋(腸骨筋・大腰筋)が関わる主な原因を以下に挙げます。

  • 筋肉のアンバランス
    腸骨筋や大腰筋の弱さや過剰な緊張が、骨盤や腰椎の安定性を乱し、腰に負担をかける。
    関連筋(腹横筋、腰方形筋、大殿筋など)とのバランスの乱れも影響。
  • 繰り返しの負荷
    長時間の座位、前かがみの作業、股関節を屈曲する動作(例:階段の上り下り)で、腸腰筋にストレスが蓄積。
  • 不良姿勢
    猫背、骨盤の前傾・後傾、足のアライメント不良(O脚、扁平足)が、腸腰筋に不均衡な負荷をかけ、腰痛を悪化させる。
  • 生活習慣
    長時間のデスクワーク、不適切な椅子や靴、運動不足、体重過多が、腸腰筋の機能低下を招き、腰痛を慢性化させる。
  • 動作のクセ
    不適切な動作(例:重い物を持ち上げる際の前かがみ)が、腸腰筋の負担を増やし、腰にストレスを与える。

ななつほし整体院では、これらの原因を問診と検査で特定し、整体でアプローチします。

腸腰筋(腸骨筋・大腰筋)の働きと役割

腸腰筋は、腸骨筋大腰筋の2つの筋肉からなる複合的な筋肉群で、股関節と腰椎の動きや安定性に重要な役割を果たします。
以下に、それぞれの筋肉の働きと腰痛との関わりを詳しくお伝えします。

1. 腸骨筋(Iliacus)の働き

  • 位置:骨盤の内側(腸骨窩)から大腿骨(小転子)に付着。
    大腰筋と合わさって腸腰筋を形成し、股関節の前面に位置。
  • 主な機能
    • 股関節の屈曲:太ももを上げる(例:膝を胸に近づける、階段を上る)。
    • 骨盤の安定:骨盤を前方に引き、腰椎の動きを補助。
    • 股関節の外旋補助:太ももを外側に軽く捻る(軽度な役割)。
  • 動作での役割
    歩行、階段の昇降、座る・立つ動作で股関節を動かし、骨盤の安定性を保つ。
    特に、脚を上げる動作で活躍。

腰痛との関わり

  • 過剰な緊張(過労)
    長時間の座位や前かがみ姿勢で腸骨筋が硬くなると、骨盤が前傾し、腰椎の反り(過度な前弯)が強まる。
    これにより、腰方形筋や脊柱起立筋に負担がかかり、腰痛が誘発される。
    例:デスクワークで腸骨筋が硬くなり、腰の下部が重だるい。
  • 筋力の弱さ
    腸骨筋が弱いと、股関節の安定性が低下し、骨盤の動きが不安定になる。
    腰椎に過剰な負荷がかかり、腰痛が生じる。
    例:運動不足で腸骨筋が弱り、歩行時に腰が不安定に感じる。
  • 骨盤の歪み
    腸骨筋の不調は骨盤の前傾や左右差を引き起こし、腰椎に不均衡な負荷をかける。
    例:骨盤前傾で腸骨筋が硬くなり、腰の下部が痛む。
  • 関連症状
    腸骨筋の不調は、腰の下部(腰仙部)の痛み、股関節前面の違和感、骨盤の不安定感、姿勢の悪化(反り腰)につながる。
2. 大腰筋(Psoas Major)の働き
  • 位置:腰椎(T12~L5)から大腿骨(小転子)に付着。
    腸骨筋と合わさって腸腰筋を形成し、体幹と下肢をつなぐ。
  • 主な機能
    • 股関節の屈曲:太ももを上げる(例:ランニング、階段を上る)。
    • 腰椎の安定:腰椎を前方に引き、脊柱の動きを調整。
    • 骨盤の制御:骨盤の前傾を補助し、体幹の安定性を保つ。
  • 動作での役割
    歩行、ランニング、座る・立つ動作、体を反らす動作で股関節と腰椎を連動させる。
    特に、動的な動作(例:スポーツや重い物を持ち上げる)で重要。

腰痛との関わり

  • 過剰な緊張(過労)
    長時間の座位や前かがみ姿勢で大腰筋が硬くなると、腰椎が過度に前弯し、腰方形筋や椎間関節に負担がかかる。
    例:長時間運転で大腰筋が硬くなり、腰が重だるい。
  • 筋力の弱さ
    大腰筋が弱いと、腰椎や骨盤の安定性が低下し、脊柱起立筋や腹横筋に過剰な負荷がかかる。
    例:運動不足で大腰筋が弱り、立ち上がる時に腰が不安定。
  • 相反神経支配の乱れ
    大腰筋は、腹横筋、腰方形筋、大殿筋と協調して働く。
    これらの筋肉とのバランスが崩れると、大腰筋に過剰な負荷がかかり、腰痛が生じる。
    例:大殿筋が弱いと、大腰筋が過労し、腰に違和感。
  • 骨盤の歪み
    大腰筋の不調は骨盤の前傾や後傾を引き起こし、腰椎に不均衡な負荷をかける。
    例:骨盤前傾で大腰筋が硬くなり、腰の下部が痛む。
  • 関連症状
    大腰筋の不調は、腰の下部(腰仙部)の痛み、股関節の深部の違和感、骨盤の不安定感、姿勢の悪化(反り腰、猫背)につながる。

腰痛が起こるメカニズム

腸腰筋(腸骨筋・大腰筋)の働きが乱れると、以下のような連鎖で腰痛が発生します。

  • 腸骨筋や大腰筋が硬くなると、骨盤が前傾し、腰椎の過度な前弯(反り腰)が発生。
  • 腰方形筋や脊柱起立筋が過労し、筋肉の緊張や微細な損傷が蓄積。
  • 腸腰筋が弱いと、腰椎や骨盤の安定性が低下し、椎間関節や椎間板に負担がかかる。
  • 骨盤の歪み(前傾・後傾、左右差)が腸腰筋に不均衡な負荷をかけ、腰痛が慢性化。
  • 不良姿勢(猫背、反り腰)や不適切な動作(例:前かがみで物を持ち上げる)が、腸腰筋の負担を増やし、腰へのストレスを悪化。

この連鎖が続くと、以下のような腰痛が生じます。

  • 急性腰痛:突然の動作(例:重い物を持ち上げる)で腸腰筋が過剰に緊張。
  • 慢性腰痛:長時間の座位や不良姿勢で、腸腰筋の弱さや硬さが持続。
  • 関連痛:腸腰筋の不調が腰、股関節、臀部に波及。
    ななつほし整体院では、このメカニズムを分析し、整体で連鎖を断ち切ります。

ななつほし整体院のアプローチ

ななつほし整体院では、腸腰筋(腸骨筋・大腰筋)のバランスを整え、腰痛の根本原因にアプローチします。
以下は当院の詳細なアプローチです。

1. 丁寧な問診と検査

  • 内容:痛みのタイミング(座位、立ち上がり、体を反らす)、動作のクセ(座り方、歩行)、生活習慣(デスクワーク、運動量)、過去の腰痛歴を伺う。
  • 検査:腸骨筋・大腰筋の硬さや弱さ、骨盤の歪み(前傾・後傾、左右差)、腰椎の可動域、筋力評価(腸腰筋、腹横筋、大殿筋)、姿勢分析(猫背、反り腰)。
  • :座位で痛む方は腸腰筋の硬さを、立ち上がりで痛む方は腸腰筋の弱さを重点評価。

2. リリース(過労筋をゆるめる

硬い腸骨筋・大腰筋や関連筋をほぐし、腰や骨盤の負担を軽減。
  • 整体手技:筋膜リリースで腸腰筋、腰方形筋、脊柱起立筋を緩める。
    血流を改善し、炎症を抑制。
  • 鍼灸の併用:硬い腸腰筋や股関節前面に鍼を施し、深い緊張を解消。
  • :デスクワークで硬くなった腸腰筋をリリースし、腰の重だるさを軽減。
  • 効果:腰と股関節の動きをスムーズにし、痛みを和らげる。

3. 活性化(さぼり筋を働かせる)

弱い関連筋を強化し、骨盤と腰椎の安定性を向上。

  • 整体手技:軽い圧迫や運動誘導で腸腰筋、腹横筋、大殿筋を活性化。
  • 運動療法サポート:体幹と股関節を安定させるエクササイズを指導。
  • :腸腰筋が弱い方に、股関節を意識した動作を誘導。
  • 効果:腸腰筋への過剰な負荷を軽減し、再発を予防。

4. 相反神経支配の調整

腸腰筋と腹横筋、腰方形筋、大殿筋の協調性を回復。

  • 整体手技:手技で、収縮・弛緩のリズムを再教育。神経伝達を改善。
  • 運動療法サポート:体幹と股関節の動きで筋肉のバランスを整える。
  • :腸腰筋と大殿筋のバランスを調整し、腰の安定性を向上。
  • 効果:筋肉のチームワークを回復し、腰への負担を軽減。

5. 姿勢と全身の調整

不良姿勢を矯正し、腰への間接的な負担を軽減。

  • 整体手技:骨盤矯正(仙腸関節調整)、脊柱の可動域改善、足関節の動きをスムーズに。
  • 運動療法サポート:骨盤をニュートラルに保つ姿勢指導、歩行指導。
  • :骨盤前傾や反り腰の方に、全身の連動を整える施術を行う。
  • 効果:腸腰筋への負担を分散し、腰の動きをスムーズに。

6. 個別対応と継続ケア

生活習慣(座位時間、運動、靴)、年齢、症状の程度を考慮したオーダーメイド施術。

  • :デスクワークの方には座位姿勢指導、ランナーには着地フォーム指導を組み合わせる。
  • 継続ケア:症状の改善度に応じ、施術頻度や動作指導を調整。
    定期メンテナンスで腰の健康を維持。
  • 効果:個々の状態に合わせたケアで、長期的な改善をサポート。

ななつほし整体院の強み

  • 個別対応:生活スタイルや症状に合わせた施術。
  • 全身アプローチ:腰から骨盤、股関節までトータルケア。
  • 丁寧な説明:原因と改善プロセスをわかりやすくお伝え。
  • 通いやすい環境:浦和でアクセス便利、リラックス空間。

ななつほし整体院からの一言

腸腰筋(腸骨筋・大腰筋)の機能低下やバランスの乱れは、骨盤や腰椎の安定性を損ない、腰痛を引き起こします。
ななつほし整体院では、以下のようなアプローチでサポート:

  • 筋膜リリース:腸腰筋や腰方形筋をほぐし、腰の張りを軽減。
  • 筋力強化:腸腰筋や大殿筋を活性化し、腰を安定。
  • 姿勢矯正:骨盤や脊柱を整え、全身の連動を改善。
  • 動作指導:正しい動きで再発を予防。
こんなサインがあれば、ぜひご相談を
  • 「長時間座ると腰が重だるい。」
  • 「立ち上がる時に腰に違和感がある。」
  • 「体を反らすと腰に痛みが走る。」

浦和のななつほし整体院では、あなたの症状に合わせたオーダーメイド施術で、腰痛の根本改善を目指します。
快適な腰の動きを取り戻しましょう!

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浦和整体院 ななつほし

浦和整体院 ななつほし

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〒330-0055
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