■ はじめに:肘の内側が痛むあなたへ
こんにちは、さいたま市浦和の「ななつほし整体院」です。
「ゴルフのスイングで肘の内側がズキッと痛む」
「物を握るときに違和感がある」
「ストレッチや湿布をしてもなかなか良くならない」
そんなお悩みを抱えていませんか?
その痛み、**「ゴルフ肘(内側上顆炎)」の可能性があります。
そして、実は股関節の回旋不足(動きの悪さ)**が、その肘の痛みを引き起こしているケースが多いのです。
肘だけを施術しても改善しにくいゴルフ肘――。
その根本には、「全身の運動連鎖の乱れ」という問題が隠れています。
ななつほし整体院では、ゴルフ肘を**「肘のトラブル」ではなく「全身の使い方の問題」と捉え、
整体・鍼灸・運動療法を組み合わせた根本改善アプローチ**を行っています。
このページでは、ゴルフ肘の原因・メカニズムから、
当院の施術でどのように改善へ導くのかをわかりやすく解説します。
■ ゴルフ肘(内側上顆炎)とは?
ゴルフ肘とは、肘の内側(内側上顆)に付着する前腕屈筋群の腱に炎症や微細な損傷が起きる状態です。
名前の通りゴルフで多く見られますが、実際には日常生活や仕事動作でも起こります。
主な症状
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握る、振る、ねじるなどの動作で肘の内側が痛む
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前腕(手のひら側)の張り・こわばり
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握力の低下
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物を持ち上げたときの不快感や痛み
ゴルフでは特にダウンスイングやインパクトの瞬間に痛みが出やすく、
肘だけでなく、肩・腰・股関節にも影響が波及します。
■ 股関節の回旋不足がゴルフ肘を引き起こす理由
多くの方が見落としがちなのが、**「股関節の回旋制限」**です。
スイングのパワーや方向性を生み出す中心は「股関節」。
ここがうまく動かないと、腕や肘で無理にスイングを補うようになります。
1. 股関節の回旋の役割
ゴルフスイングでは、
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バックスイング時:右股関節の外旋
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フォロースルー時:左股関節の内旋
という動作が必要です。
この回旋が十分でないと、骨盤や体幹が動かず、
代わりに腕や肘が過剰に働いてしまいます。
その結果、前腕屈筋群に過剰な負荷がかかり、炎症や痛みが生じるのです。
2. 運動連鎖(キネマティックチェーン)の乱れ
スイングは「股関節 → 骨盤 → 体幹 → 肩 → 肘 → 手首 → クラブ」という流れで力が伝わります。
この流れのどこか(特に股関節)が滞ると、次の関節が代償的に動くようになります。
その負担が最終的に肘に集中してしまうのです。
3. 回旋不足による典型的な動作例
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バックスイングで右股関節が外旋しにくく、上半身で無理にひねる
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ダウンスイングで左股関節が内旋せず、手先でボールを合わせにいく
→ これが「手打ちスイング」と呼ばれ、肘への強い負担を生みます。
4. 骨盤・姿勢との関係
骨盤の前傾や後傾、左右の傾きがあると股関節の動きが制限され、
その結果、スイング軌道も乱れて肘のストレスが増大します。
猫背姿勢や反り腰も、ゴルフ肘を悪化させる要因です。
■ ゴルフ肘を悪化させるその他の要因
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前腕屈筋群の過労・緊張(長時間の練習・握り動作の繰り返し)
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手首の過剰なコック動作・強すぎるグリップ
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反対側(伸筋群)の弱化による筋バランスの崩れ
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デスクワークによる前腕や肩の慢性的な緊張
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股関節や骨盤の可動域低下による体幹機能の低下
■ ななつほし整体院の根本改善アプローチ
ななつほし整体院では、ゴルフ肘を「肘単独の問題」とは見ません。
股関節・骨盤・体幹・上肢の連動性に注目し、
「なぜその部位に負担がかかっているのか」を徹底的に解析します。
① 丁寧な問診・検査で原因を特定
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どのタイミングで痛むのか(バックスイング・インパクト・握る動作など)
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ゴルフのプレースタイル・フォーム・頻度
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姿勢・骨盤バランス・筋力の左右差
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股関節の内旋・外旋可動域の評価
→ 痛みの直接的な原因(前腕屈筋群)だけでなく、
その負担を生んでいる「体の使い方」を明確にします。
② リリース(過労筋をゆるめる)
使いすぎて硬くなった筋肉を丁寧に解放します。
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前腕屈筋群、腸腰筋、梨状筋、大殿筋などを筋膜リリース
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鍼灸で深層の緊張を和らげ、血流・代謝を改善
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肘・骨盤・股関節を同時に調整し、全身の連動を整える
➡ 肘へのストレスを減らし、自然なスイング動作を取り戻します。
③ 活性化(さぼり筋を働かせる)
動かなくなっている筋肉(大殿筋・中殿筋・腹横筋など)を再教育し、
股関節と体幹の安定性を高めます。
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手技による神経促通アプローチ
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股関節回旋を改善するエクササイズ
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骨盤の安定性を引き出すトレーニング指導
➡ 股関節が正しく動くようになり、腕・肘の負担が大幅に減少します。
④ 相反神経支配の調整
緊張しすぎた筋肉をゆるめ、働いていない筋肉を活性化する「神経のバランス調整」。
手技で筋収縮と弛緩のリズムを再教育し、股関節〜上肢の協調性を回復します。
➡ 体の連動性(運動連鎖)を整えることで、肘にかかる負担を分散させます。
⑤ 姿勢・全身バランスの調整
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骨盤矯正(仙腸関節の調整)
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背骨の可動域改善
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肩甲骨の動きをスムーズにする手技
運動療法と併用し、スイング時の姿勢・軸を整えます。
猫背・反り腰・左右の傾きが改善し、安定したフォームへ導きます。
⑥ オーダーメイドの継続ケア
生活スタイル・年齢・競技レベルに合わせた個別プログラムを提案。
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ゴルファーにはフォーム・クラブワーク指導
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デスクワーカーには座位姿勢・腕の使い方指導
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改善後も定期的なメンテナンスで再発予防
➡ あなたに最適なペースで、無理なく回復へ導きます。
■ ななつほし整体院が選ばれる理由
✅ 全身連動の視点で根本改善を図る
肘だけではなく、股関節や体幹から痛みの原因を探ります。
✅ 国家資格をもつ施術者による安全なアプローチ
筋膜・神経・姿勢を総合的に整える安心の技術。
✅ 再発防止までサポート
姿勢・フォーム・セルフケアまで丁寧に指導。
✅ 浦和駅からアクセス便利&落ち着いた空間
完全予約制で待ち時間なし。リラックスして施術を受けられます。
■ ななつほし整体院からのメッセージ
ゴルフ肘は「肘の炎症」だけの問題ではありません。
実際には、股関節の回旋不足や骨盤の歪み、体幹の使い方のクセなどが重なって起こる「全身の連動障害」です。
ななつほし整体院では、
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筋膜リリースで前腕屈筋群や股関節周囲を緩め、
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大殿筋・中殿筋を活性化して股関節の回旋を改善し、
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骨盤・体幹・姿勢を整えて動作効率を高め、
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正しいスイング動作を再教育する
という一連の流れで、肘の痛みを根本から改善します。
■ こんなサインがあれば、早めのケアをおすすめします
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スイング時に肘の内側がズキッと痛む
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握る・物を持つ動作で肘が重く感じる
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股関節や腰が硬く、スイングに制限感がある
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肘の痛みが2週間以上続いている
放置すると慢性化し、フォームの崩れやパフォーマンス低下につながります。
早めに全身バランスを整えることで、再発を防ぎながら快適なスイングを取り戻せます。
■ まとめ:股関節から整えることで、肘は変わる
肘の痛みを「肘だけの問題」として捉えず、
全身の動作連鎖・筋バランス・姿勢から整えていくこと。
これが、ななつほし整体院の考える「根本改善」です。
さいたま市浦和の「ななつほし整体院」では、
あなたの体の使い方を見極め、痛みの原因を一緒に解決していきます。
もう我慢しないでください。
快適なスイングと、痛みのない肘を取り戻しましょう。






