「デスクワークで肩がガチガチ」
「慢性的に首から背中まで重い」
「マッサージしても、すぐ戻ってしまう」
多くの方が悩む肩こり。
さいたま市浦和エリアでも、男女問わず幅広い年代で訴える方が増えています。
しかし、「肩こり」とは単なる筋肉の疲れではなく、
姿勢・神経・筋肉・呼吸・体全体の使い方のバランスが崩れた結果として現れる複合的なサインです。
本ページでは、肩こりの種類・メカニズム・筋肉の関係・運動連鎖などを解説しながら、整体的視点からのサポートの考え方をお伝えします。
第1章 肩こりとは? その定義と背景
「肩こり」は医学的には頸肩腕症候群の一部として分類され、
首〜肩〜背中にかけての筋肉が緊張し、血流が滞ることで重だるさや痛み、こわばりなどを感じる状態を指します。
主な症状
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肩・首のこわばり、重さ、痛み
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頭痛や目の疲れを伴う
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肩甲骨の動きが悪く、息苦しさを感じる
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腕や手のしびれ(神経的影響によることも)
第2章 肩こりの主な原因と体の仕組み
肩こりの背景には「筋肉・神経・姿勢」の三要素が関わっています。
🧠 1. 筋肉の過緊張
長時間の同一姿勢や反復動作により、筋肉が収縮したまま弛緩できなくなる。
特に首〜肩上部の僧帽筋、肩甲挙筋、後頸筋群に強く出ます。
🫀 2. 血流の停滞
筋肉の硬直によって血管が圧迫され、酸素や栄養が届きにくくなる。
これが「重い」「張る」「冷える」といった感覚につながります。
⚡ 3. 神経反射の乱れ
姿勢や呼吸が崩れることで、筋肉の働きを調整する神経(相反神経抑制)が乱れ、
常に力が抜けない「力み状態」が続くようになります。
第3章 肩こりを生む筋肉のアンバランス
肩こりは、筋肉が「働きすぎのグループ(過労筋)」と
「働かないグループ(さぼり筋)」に分かれることで悪循環が起こります。
💠 過労筋(働きすぎて硬くなっている筋肉)
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僧帽筋上部(肩のすぐ上)
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肩甲挙筋(首の後ろ)
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胸鎖乳突筋(首の前面)
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大胸筋(胸の前)
これらは、頭を支えたり腕を持ち上げたりする際に常に働いており、
姿勢が崩れると過緊張を起こしやすくなります。
💠 さぼり筋(使われず弱くなっている筋肉)
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前鋸筋(肩甲骨を胸郭に固定)
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下部僧帽筋(肩甲骨を下げる)
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菱形筋(肩甲骨を背骨側に寄せる)
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小胸筋(胸の奥の安定筋)
これらが機能しないと、肩甲骨が正しい位置を保てず、
肩の筋肉が代償的に働きすぎてこりが悪化します。
第4章 相反神経抑制と肩のこわばり
筋肉はペアで働く「相反関係」にあります。
片方が縮むと、もう一方は自然にゆるむ。
この神経反射の仕組みを「相反神経抑制」といいます。
しかし、ストレスや姿勢の崩れでこの制御がうまくいかなくなると、
両方の筋肉が同時に緊張する状態に陥ります。
たとえば、
僧帽筋上部と下部僧帽筋が同時に張る → 肩甲骨がロック
肩甲骨が動かない → 首の筋肉が過剰に緊張
という連鎖が起こります。
この悪循環が、肩こりを長引かせる要因のひとつです。
第5章 運動連鎖と肩こりの関係
「運動連鎖」とは、
一つの関節の動きが他の関節に連動して影響を与える仕組みのことです。
肩こりの場合、実は肩だけでなく、
骨盤・背骨・肋骨・頭部まで連鎖して影響を受けます。
💡 代表的な運動連鎖の乱れ
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骨盤が後傾すると → 背中が丸まり → 肩甲骨が外側に広がる
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胸椎が硬くなると → 肩甲骨が動かず → 肩がすくむ姿勢に
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頭が前に出ると → 僧帽筋上部が常に引っ張られる
つまり、肩こりは「肩の問題」だけではなく、
体全体の姿勢連動の結果として起きているのです。
第6章 整体的なアプローチの考え方
整体では、肩だけをもむのではなく、
「なぜ肩が緊張せざるを得ないのか?」という原因の連鎖に注目します。
🌿 アプローチの一例
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肩甲骨を支えるインナーマッスル(さぼり筋)を目覚めさせる
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胸椎や肋骨の動きを回復し、呼吸を深める
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骨盤や足元の重心バランスを整える
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過労筋の緊張をやさしく解放する
このように、体全体の連動性を整えることが、
肩こりを軽く感じやすい状態へ導く第一歩になります。
第8章 筋膜のつながりと肩こり
筋膜とは、筋肉を包み全身をひとつにつなぐ膜状の組織。
筋膜は「全身タイツ」のように、足先から頭まで連続しています。
そのため、腰や骨盤、足首の硬さが肩こりに波及することもあります。
特にデスクワークなどで前傾姿勢が続くと、
胸の筋膜が縮み、背中側が引き伸ばされて常に張った状態になります。
整体では、この「筋膜の滑り」を回復させるようなソフトな手技を通して、
動きやすい体づくりをサポートします。
第8章 ストレス・呼吸と肩こりの関係
意外に見落とされがちなのが「呼吸」と「自律神経」。
ストレスを感じると、人は無意識に呼吸が浅くなり、
胸や肩で息をする“胸式呼吸”が強くなります。
これにより、僧帽筋上部や胸鎖乳突筋などが常に働き続け、
「休まらない筋肉」状態になります。
呼吸を整えることは、肩の力を抜きやすくするための重要な要素です。
整体では、胸郭(肋骨まわり)の柔軟性を高め、
自然に深い呼吸ができるよう導いていくことも意識されています。
第9章 肩こりの放置による影響
肩こりを放置すると、単なる筋肉の張りだけでなく、
次のような全身的な不調につながることがあります。
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頭痛・めまい・眼精疲労
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背中の張りや腰痛
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自律神経の乱れによる疲労感
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呼吸の浅さ・集中力の低下
慢性的な肩こりは、全身の「動き」と「神経リズム」の乱れを意味します。
日常生活に支障が出る前に、体のサインを見逃さないことが大切です。
第10章 浦和ななつほし整体院の考え方
浦和ななつほし整体院では、
肩こりを「体からのメッセージ」として捉え、
姿勢・筋肉・呼吸・動作のバランスを一緒に見直していくことを大切にしています。
🤝 当院のこだわり:「一緒に整える整体」
ななつほし整体院のモットーは、
「施術者とお客様がチームとなり、体を整えていくこと」
施術を“受けるだけ”で終わらせず、
日常の姿勢・クセ・生活リズムまで一緒に見直すことで、
肩がこりにくい体づくりを目指します。
「通い続ける整体」ではなく、
「自分の体を自分で守れるようになる整体」を理想としています。
それが、浦和ななつほし整体院が掲げる「卒業できる整体」の想いです。
第11章 まとめ:肩こりは“体全体のバランスの結果”
肩こりは、ただの筋肉疲労ではなく、
全身の姿勢・神経・筋肉のバランスの乱れが積み重なって生じるものです。
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過労筋とさぼり筋のアンバランス
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相反神経抑制の乱れ
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運動連鎖の崩れ
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呼吸や自律神経の緊張
これらを理解し、体全体を整えていくことが、
肩こりを和らげ、動きやすい体づくりへの第一歩となります。
もし今、肩こりでお困りであれば、
それは「体のバランスを整えるタイミング」かもしれません。
浦和のななつほし整体院では、
一人ひとりの体の状態を丁寧に確認しながら、
無理のない範囲でバランスを整えるサポートを行っています。
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① オステオパシー
② 筋膜整体
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④ 運動療法(リハビリ&セルフケア指導)
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① オステオパシー 〜体が本来持つ“治る力”を引き出す〜
オステオパシーとは?
アメリカ発祥の手技療法で、「体はひとつながりのシステムである」という考えに基づいています。
骨・筋肉・関節・内臓・神経などの全身バランスを整えることで、自然治癒力を高めます。
効果
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腰痛・肩こり:骨格の歪みを整えてスッと軽く。
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頭痛・慢性疲労:血流と神経の通りを良くしてスッキリ。
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関節痛・姿勢の歪み:滑らかな動きと美しい姿勢に。
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内臓の不調:お腹の緊張をほぐし、自律神経を安定。
特徴
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骨格だけでなく、頭蓋骨や内臓の調整まで行う。
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長引く痛みやコリに悩んでいる方
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自然な方法で体を整えたい方
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② 筋膜整体 〜全身をつなぐ“筋膜”を整えてスッキリ〜
筋膜整体とは?
筋膜とは、全身を覆う薄い膜のこと。
筋肉や内臓を支え、全身をネットワークのようにつなぐ存在です。
この筋膜がねじれたり硬くなると、痛み・こり・姿勢不良・しびれなどを引き起こします。
筋膜整体では、この硬くなった部分をやさしく解きほぐし、体の滑らかな動きを取り戻します。
効果
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慢性的な肩こり・腰痛をやわらげる
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姿勢改善・猫背矯正
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関節の可動性アップ
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全身の軽さ・柔軟性の向上
特徴
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バキボキしない安心の施術
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硬くなった筋膜をピンポイントでリリース
筋膜が硬くなる原因
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長時間のデスクワークやスマホ姿勢
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運動不足、または特定動作の繰り返し
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過去のケガや手術の影響
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ストレスや冷え
こんな方におすすめ
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慢性的なこり・痛みを抱えている方
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姿勢を整えて見た目もスッキリしたい方
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専門家があなたの体に合わせたオーダーメイド施術を行います。
③ 鍼灸(しんきゅう)〜ツボを整え、体の芯から回復をサポート〜
鍼灸とは?
東洋医学の伝統療法で、「経絡(けいらく)」という体のエネルギーの通り道に鍼や灸で刺激を与えます。
乱れたエネルギーの流れを整え、自然治癒力を高めるのが目的です。
効果
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肩こり・腰痛:筋肉のこわばりをやわらげ血流改善。
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神経痛・しびれ:神経の働きを正常化。
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ストレス・疲労:リラックス効果で自律神経を整える。
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不眠・頭痛・冷え:体の内側からバランスを回復。
特徴
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指やひじでは届かない身体の深部まで刺激を届ける。
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灸は温かく心地よく、血流を促進。
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慢性的な痛み・疲労を抱える方
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④ 運動療法 〜“動かして整える”体の再教育〜
運動療法とは?
体を動かして、筋肉と神経のバランスを整える方法です。
ストレッチや軽いトレーニングを通して、**過労筋(働きすぎの筋肉)とさぼり筋(休みすぎの筋肉)**のバランスを回復します。
さらに、相反神経支配という「筋肉のオン・オフの切り替え」を再学習させることで、動きの効率を高めます。
効果
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腰痛・膝痛・肩こりなどの痛みを軽減
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姿勢改善・猫背矯正
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再発防止・運動パフォーマンス向上
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血流・代謝アップ
特徴
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一人ひとりに合った運動メニューを作成
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痛みを出さない安全なトレーニング
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