(脊柱管狭窄症)歩いていると足がしびれて屈みこんでしまう方への整体

こんにちは、ななつほし整体院です。今回は『脊柱管狭窄症』への施術の紹介です。当院では整形外科で診断を受けて、リハビリをするもなかなか改善しないというご相談を多く頂きます。当院での実際の施術について解説をしていきます。 

長時間歩くと足がしびれてかがみこんでしまう

60代女性 2年ほど前から臀部から足にかけてしびれるようになってきた。起床時に腰が痛むがしばらくすると落ち着いてくる。

ここ半年ほど20~30分歩くとしびれが強くなり前屈みの姿勢を取ると5分ほどで痛みが軽くなってくるようになった。

 

整形外科で脊柱管狭窄症と診断を受け、リハビリに通院するもなかなか改善せず、当院のHPを見てご来院頂きました。 

この方のお身体の状態

まず初めに、この方の姿勢をみていきます。

お勤めをされていた時はハイヒールで立ち仕事をされていたそうで、かなりの反り腰です。

猫背ではなく、一見姿勢がよさそうに見えますが首、肩、腰、前腿と筋肉はガチガチに張っていました。

逆に腹部の筋力は弱く、抵抗をかけた動作は出来ませんでした。

股関節は後ろに反らせることが出来ませんでした。

この方の痛みの原因は何か?

この方の症状をまとめます。

・朝起きてからしばらく腰が痛む

・20~30分歩くと痛むが前屈みになると落ち着く

今回の症状から考えられる痛みの原因は、前腿の大腿四頭筋の過緊張と腹筋の筋力低下からくる脊柱管の狭窄と判断しました。

背骨の中には脊髄を通す脊柱管があります。

こちらの方は、ハイヒールを履いて長年仕事をされていたことから、反り腰になってしまわれました。

腰が反っている状態だと、腹筋は延ばされているので力が入り辛くなります。

腹筋がしっかり効いていれば、背骨に対して前側の壁になるので反りすぎないように止めてくれます。

腹筋が効いていない状態で歩行すると、お腹を前に突き出した反り腰が強調されてしまいます。

また、大腿四頭筋が短縮して硬くなってしまうと、骨盤を前に引いて反り腰を作ります。

股関節が動かない分を腰部が余計に動いて、不良姿勢を作っています。

反り腰が強調されると、中の脊柱管が狭窄されて症状が強く出てしまいます。逆に前屈みになると反り腰が解消され、痛みが落ち着いてきます。

 

施術と経過

大腿四頭筋の過緊張と腹筋の筋力不足によって引き起こされているので、施術のポイントとしては大腿四頭筋の短縮や癒着を整体手技や鍼で施術して、腹筋を鍛えていきます。

2週間で4回ほどの施術を行い、股関節の可動域を改善させて、腹筋に力が入るように誘導していきました。最初は抵抗運動ができませんでしたが、改善するにしたがって来院ペースを落として、痛みがでてしまった根本的な原因として不足していた筋力のトレーニングを行い、可動域の改善のため、足首や股関節のストレッチを指導しました。

1年ほどかかりましたが、2~3時間歩いても問題なくショッピングや旅行を楽しまれています。

さいたま市で膝の痛みでお困りなら当院にご相談ください!

 

当院では整形外科や整骨院、整体院でも改善が難しかった症状のご相談を多く頂きます。

もし脊柱管狭窄症でお困りなら、当院にご相談ください。

症状について詳しくはこちら

脊柱管狭窄症

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浦和整体院 ななつほし

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