胸や背中の痛み・しびれを和らげる、自宅でできるセルフケア・ストレッチを紹介します。
整体での調整と組み合わせると効果が高まります。
1. 胸郭・肩甲骨周りの過労筋をゆるめるストレッチ
対象:働きすぎた筋肉(過労筋)を緩める
背中丸めストレッチ(猫背解消)
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椅子に腰かけ、背もたれに背中をつける
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両肩を軽く下げ、肩甲骨を背中側に寄せる
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ゆっくり肩を前に丸めて10秒キープ
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肩を後ろに引いて10秒キープ
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5回繰り返す
肩や胸周囲の過緊張をほぐし、神経の圧迫を軽減します
胸開きストレッチ
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両手を後ろで組む
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胸を前に押し出すようにゆっくり伸ばす
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10~15秒キープ、呼吸を止めずに
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3回繰り返す
胸筋の過緊張を緩めて姿勢改善、神経の通り道を広げます
2. さぼり筋を目覚めさせるエクササイズ
対象:使われなくなった筋肉(さぼり筋)を活性化
肩甲骨寄せ運動
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椅子に座り、両肘を90°に曲げる
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肩甲骨を背中側に寄せるイメージで肘を後ろに引く
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5秒キープ
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ゆっくり戻す
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10回×2セット
背中の筋肉を使うことで肩前方への巻き込みを防ぎ、肋間神経の圧迫を軽減
背中伸ばしブリッジ
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床に仰向け、膝を立てる
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お尻を持ち上げて肩と膝で体を支える
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胸を前に押し出すイメージで10秒キープ
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ゆっくり下ろす
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5回繰り返す
背中・肩甲骨周囲のさぼり筋を刺激して姿勢保持力を高めます
3. 相反神経支配を整える簡単運動
対象:拮抗筋がうまく切り替わらない状態の改善
腕振り運動
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両腕を前後にゆっくり振る
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肩の力を抜き、腕の重みで自然に振る
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10回前後に振ったら、10回後ろに振る
肩周囲の筋肉のスイッチが入り、伸び縮みの切り替えがスムーズに
肋間神経を圧迫する過緊張を防止
4. 呼吸を使った胸郭ケア
腹式呼吸+肋間ストレッチ
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背筋を伸ばして椅子に座る
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鼻からゆっくり息を吸い、肋骨を左右に広げるイメージ
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口から息を吐き、胸を閉じる
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10回繰り返す
肋間筋を動かすことで胸郭の可動域を広げ、神経圧迫を減らす
実践のポイント
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痛みが出る場合は無理せず中止
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朝・晩の2回、1日5~10分でOK
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姿勢改善・整体施術と組み合わせると効果倍増
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過労筋を緩め、さぼり筋を活性化、相反神経支配を整える意識で行う
肋間神経痛の痛みやしびれは、セルフケアだけでは改善に時間がかかることもあります。
ななつほし整体院では、過労筋・さぼり筋・相反神経支配の乱れまで整えるオーダーメイド施術 を提供しています。
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胸郭・肩甲骨・背中のバランス調整
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姿勢に合わせた個別セルフケア指導
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痛みやしびれを根本から改善
痛みで日常生活や睡眠がつらい方、慢性的な胸や背中の違和感を抱えている方は、まずはお気軽にご相談ください。