肘の外側が痛むテニス肘(上腕骨外側上顆炎)。日常生活やパソコン作業でも痛みが出やすく、前腕の筋肉バランスが崩れていることが原因です。
1. 症状の特徴
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ドアノブや瓶の蓋が回せない
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重いものを持つと肘が痛い
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マウスやスマホ操作で前腕が疲れる
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肘を伸ばしたり曲げたりすると痛み
放置すると慢性化し、日常生活に支障をきたすこともあります。
2. ストレッチで「過労筋」をほぐす
A. 前腕伸筋ストレッチ(外側テニス肘向け)
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片手で肘を軽く支える
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手首をゆっくり掌側に曲げる
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前腕外側が伸びているのを感じながら15秒キープ
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3セット繰り返す
過労筋(肘の外側の伸筋群)が硬くなると、肘の炎症が悪化します。
B. 肩甲骨回旋運動
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背筋を伸ばし肩を前後に回す
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肩甲骨を寄せる動作を意識
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10回×2セット
さぼり筋(前鋸筋・下部僧帽筋)が目覚め、肘への負担を分散できます。
C. 前鋸筋エクササイズ(肩甲骨安定化)
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壁に手をつき、肘を軽く曲げる
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肩甲骨を前に押し出すように体を前方にスライド
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10回×2セット
拮抗筋との相反神経支配を整え、肘の動きをスムーズにします。
3. セルフケア+整体アプローチの効果
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過労筋をほぐして血流改善
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さぼり筋を活性化して肘の安定性を回復
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肩・肩甲骨・骨盤のバランスを整え、肘の負担を軽減
「セルフケアだけでは不十分」と感じる場合は、整体を併用すると効果的です。
4. まとめ
テニス肘の痛みは無理に我慢すると慢性化するリスクがあります。
軽い痛みでも、セルフケアと姿勢・肩甲骨の調整を意識することが回復への近道です。
浦和のななつほし整体院では、筋肉バランス・姿勢・肘周りの動きを総合的にチェックして、痛みの根本原因にアプローチ。
痛みの改善から再発予防まで、あなたに合わせたオーダーメイド施術を行っています。
肘の痛みが気になる方は、今すぐセルフケアを始めつつ、必要に応じて整体で体全体のバランスを整えましょう。