自宅でできる簡単ケアで膝痛を軽減!
こんにちは!さいたま市浦和のななつほし整体院です。
「ランニング中に膝の外側がズキズキする」「階段や坂道で膝に違和感がある」「走った後に膝が重い」…そんな症状に悩まされていませんか?
それはランナーズニー(腸脛靭帯炎)かもしれません。
適切なセルフケアを取り入れることで、筋肉の緊張を和らげ、血流を改善し、ランナーズニーの痛みを軽減・予防できます。
浦和のななつほし整体院では、ランナーズニーのセルフケアとして、姿勢、筋肉バランス(過労筋・さぼり筋)、相反神経支配を考慮した安全で効果的なストレッチとエクササイズをご提案します。
このブログでは、ランナーズニーのセルフケアに最適な方法を、リリース(筋肉をゆるめる)とエクササイズ(筋肉を強化)に分けて、具体的なやり方を詳しく紹介します。
初心者でも無理なく行える方法で、痛みのない快適なランニングライフを取り戻しましょう!
痛みが強い場合や続く場合は、ななつほし整体院にご相談を!
膝の痛みの主な原因
腸脛靭帯が関わる主な原因を以下に挙げます。
- 腸脛靭帯の硬さ:
腸脛靭帯が硬くなると、膝の外側に過剰な圧迫が生じ、痛みや炎症が起こる。
特にランニングやサイクリングで悪化しやすい。 - 筋肉のアンバランス:
腸脛靭帯と関連する筋肉(大腿筋膜張筋、大殿筋、外側広筋)の過剰な緊張や弱さが、膝に負担をかける。
大腿四頭筋やハムストリングとのバランスの乱れも影響。 - 繰り返しの負荷:
ランニング、階段の昇り降り、しゃがむ動作など、膝を繰り返し使う動作で腸脛靭帯にストレスが蓄積。
微細な損傷が炎症を引き起こす。 - 不良姿勢:
骨盤の前傾・後傾、猫背、足のアライメント不良(O脚、X脚)が、腸脛靭帯に不均衡な負荷をかける。
膝のねじれ(Knee-in Toe-out)を助長。 - 生活習慣:
硬い靴、不適切な靴のサイズ、ウォームアップ不足、体重過多、長時間の座位が、腸脛靭帯に負担をかけ、膝痛を悪化させる。
ななつほし整体院では、これらの原因を問診と検査で特定し、整体でアプローチします。
腸脛靭帯の働きと役割
大腿筋膜張筋(太ももの外側の筋肉)や大殿筋とつながり、膝関節と股関節の安定性に貢献します。
以下に、腸脛靭帯の働きと膝痛との関わりを解説します。
1. 腸脛靭帯の働き
- 膝関節の安定性:
腸脛靭帯は、膝の外側を支え、過剰な内側への動き(内反)を防ぐ。
ランニングやジャンプで膝が安定するよう補助。 - 股関節の動きの補助:
大腿筋膜張筋や大殿筋と連動し、股関節の外転(足を外に開く)や屈曲をサポート。
歩行や走行時のスムーズな動きを可能にする。 - 力の伝達:
骨盤から膝まで力を伝え、歩行やスポーツ動作で効率的な動きを支える。
筋肉と骨を連結する「橋」の役割。
2. 膝痛との関わり
- 硬さによる圧迫:
腸脛靭帯が硬くなると、膝の外側(脛骨外側や膝蓋骨外側)に過剰な圧迫がかかる。
腸脛靭帯摩擦症候群(ランナー膝)や膝蓋下脂肪体炎を誘発。
例:ランニングで腸脛靭帯が硬くなり、膝の外側が痛む。 - 筋肉との連動不良:
大腿筋膜張筋や大殿筋が硬い、または弱いと、腸脛靭帯に過剰な負荷がかかる。
膝蓋骨を外側に引っ張り、関節や脂肪体に負担。
例:大腿筋膜張筋が硬く、しゃがむ時に膝が痛む。 - 相反神経支配の乱れ:
腸脛靭帯は大腿四頭筋やハムストリングと間接的に協調する。
大腿四頭筋(特に外側広筋)が過労し、内側広筋が弱ると、腸脛靭帯が過剰に緊張。
例:階段で大腿四頭筋のバランスが崩れ、腸脛靭帯が膝を圧迫。 - 膝のねじれ(Knee-in Toe-out):
大腿骨の内旋と脛骨の外旋により、腸脛靭帯が過剰に引っ張られる。
膝の外側にストレスが集中し、痛みや炎症が起こる。
膝痛が起こるメカニズム
腸脛靭帯の働きが乱れると、以下のような連鎖で膝痛が発生します。
- 大腿筋膜張筋や外側広筋が硬くなり、腸脛靭帯を過剰に緊張させる。
- 腸脛靭帯が硬くなり、膝の外側(脛骨外側や膝蓋骨)を圧迫。
- 膝のねじれ(Knee-in Toe-out)で、腸脛靭帯がさらに引っ張られ、膝蓋骨が外側にずれる。
- 大腿四頭筋やハムストリングとのバランスが崩れ、膝関節や膝蓋下脂肪体に炎症が起こる。
- 不良姿勢(骨盤前傾、O脚)が腸脛靭帯の緊張を増やし、膝への負担を悪化。
この連鎖が続くと、腸脛靭帯摩擦症候群、膝蓋下脂肪体炎、膝蓋大腿関節症などが悪化します。
ななつほし整体院では、このメカニズムを分析し、整体で連鎖を断ち切ります。
ランナーズニーのセルフケア
リリースとエクササイズでアプローチ
1. リリース(筋肉をゆるめる)
血流を改善し、炎症を抑える効果も期待できます。
- 大腿筋膜張筋・腸脛靭帯ストレッチ:
- 方法:
- 立った状態で、患側の足を反対側の膝の後ろにクロスさせる(例:右足を左膝の後ろに)。
- 体を反対側(左側)にゆっくり倒し、太ももの外側に伸びを感じる(30秒キープ)。
- 左右各3セット、朝晩2回(計1日6セット)。
- 効果:大腿筋膜張筋と腸脛靭帯の緊張を緩め、膝外側の摩擦を軽減。血流を促進。
- 注意:痛みが出る場合は体を倒す角度を浅く。壁や椅子でバランスを確保。
- 方法:
- フォームローラーで腸脛靭帯マッサージ:
- 方法:
- 側臥位で、フォームローラーを患側の太ももの外側(腸脛靭帯)に置く。
- 体を支えながら、膝上から股関節までゆっくり転がす(1~2分)。
- 1日2~3回(起床時、昼、就寝前が理想)。
- 効果:硬直した腸脛靭帯をリラックスさせ、血流を改善。膝の外側痛を軽減。
- 注意:強すぎる圧は炎症を悪化させるので、心地よい刺激を。ローラーがない場合は手で軽く揉む。
- 方法:
- ふくらはぎストレッチ:
- 方法:
- 壁に両手をつき、患側の足を後ろに引く(膝を伸ばし、かかとを床に)。
- 前側の膝を軽く曲げ、ふくらはぎに心地よい伸びを感じる(30秒キープ)。
- 左右各3セット、朝晩2回(計1日6セット)。
- 効果:腓腹筋・ヒラメ筋を伸ばし、膝と股関節の連動を改善。
- 注意:痛みが出る場合は膝を少し曲げ、伸ばす角度を浅く。滑り止めマットを使用。
- 方法:
- アイシング(炎症が強い場合):
- 方法:
- 500mlのペットボトルに水を入れ、冷凍庫で凍らせる(または氷のうを用意)。
- タオルを1枚巻いて、膝の外側(痛む部位)に当てる。
- 10~15分キープ、1日2~3回(朝、昼、夜がおすすめ)。
- 効果:炎症を抑え、膝外側の痛みや腫れを軽減。急性期に特に有効。
- 注意:20分以上は避け、凍傷予防にタオルを必ず使用。痛みが強い場合は時間を短縮(5~10分)。
- 方法:
2. エクササイズ(筋肉を強化)
相反神経支配を整え、腸脛靭帯への負担を分散します。
- 中殿筋強化(サイドレッグレイズ):
- 方法:
- 側臥位で、患側の足を上にする(下の膝は軽く曲げて安定)。
- 上の足をゆっくり45度まで上げ、2秒キープして下ろす(10回×2セット)。
- 1日1~2回、ヨガマット上で行うと快適。
- 効果:中殿筋を強化し、骨盤の左右揺れを抑える。膝へのねじれを軽減。
- 注意:痛みが出る場合は上げ幅を小さく(20~30度)。ゴムバンドで抵抗を加えると効果アップ。
- 方法:
- 大殿筋強化(ブリッジ):
- 方法:
- 仰向けで膝を90度に曲げ、足を肩幅に開く。
- 臀部をゆっくり上げ、肩から膝まで一直線に(10回×2セット)。
- 1日1~2回、ヨガマット上で。
- 効果:骨盤の安定性を高め、腸脛靭帯への負担を分散。姿勢の改善にも寄与。
- 注意:腰を反らしすぎない。臀部に力を入れる意識を。
- 方法:
- 体幹強化(プランク):
- 方法:
- うつ伏せから肘とつま先で体を支え、背筋をまっすぐに。
- 20秒キープ×3セット、1日1回(朝または夕方)。
- 効果:体幹筋(腹横筋、多裂筋)を強化し、走行時の骨盤安定性を向上。
- 注意:腰が落ちないよう腹筋に力を入れる。初心者は膝をついて10秒から。
- 方法:
- 股関節モビリティ(相反神経支配を整える):
- 方法:
- 椅子に座り、患側の足を膝の上に置く(または床に)。
- 股関節をゆっくり外側に開き(外旋)、次に内側に閉じる(内旋)(10回×2セット)。
- 1日1~2回、滑らかな動きを意識。
- 効果:大腿筋膜張筋と内転筋の収縮・弛緩リズムを整え、腸脛靭帯への負担を軽減。
- 注意:急な動きは避け、リズミカルに。痛みが出る場合は回数を5回に。
- 方法:
- スクワット(股関節と足首の連動):
- 方法:
- 足を肩幅に開き、つま先を軽く外に(10~15度)。
- 股関節から下げ、膝が爪先より前に出ないよう注意(10回×2セット)。
- 1日1~2回、鏡の前でフォームを確認。
- 効果:股関節と足首の連動を強化し、膝への負担を軽減。ランニングフォームを改善。
- 注意:膝が内側に入らないよう注意。痛みが出る場合は深さを浅く(ハーフスクワット)。
- 方法:
3. 日常生活での工夫:再発を防ぐコツ
不良姿勢や生活習慣がランナーズニーを悪化させます。日常の工夫で予防!
- 休息:
- 方法:
- 痛みが強い時はランニングやサイクリングを1~2週間控える。
- 1時間ごとに5分座り、膝をクッションに上げる(1日3~5回)。
- 効果:腸脛靭帯の炎症を抑え、回復を促進。
- 注意:座る際は足をぶら下げない(血流が悪化する)。
- 方法:
- 靴の選択:
- 方法:
- クッション性のあるランニングシューズを選ぶ(例:アシックス、ナイキのランニングモデル)。
- アーチサポート付きインソールを使用(市販品でOK)。
- 靴は3~6か月(500~800km走行)で交換。
- 効果:着地の衝撃を吸収し、腸脛靭帯への負担を軽減。
- 注意:靴のサイズはつま先に1cmの余裕を。試着して快適さを確認。
- 方法:
- 姿勢:
- 方法:
- 立つときは膝を軽く伸ばし、背筋を伸ばす(肩を後ろに)。
- 歩行時はミッドフット着地を意識し、股関節を動かす(1日数回意識)。
- デスクワーク中は骨盤を立て、背もたれを使う。
- 効果:膝への不均衡な負荷を軽減し、全身の連動を改善。
- 注意:猫背や反り腰を避け、鏡で姿勢をチェック。
- 方法:
- ストレッチ習慣:
- 方法:
- 朝(起床後)と夜(就寝前)に5分、太ももの外側やふくらはぎのストレッチを行う。
- 仕事の合間に1~2分のフォームローラーマッサージを。
- 効果:筋肉の柔軟性を維持し、再発を予防。
- 注意:無理なく継続できるよう、時間を固定(例:朝7時、夜10時)。
- 方法:
セルフケアの注意点
- 痛みが出たらストップ:ストレッチやエクササイズで痛みが強まる場合は、負荷が強い可能性。回数や強度を減らし、1~2日様子を見る。
- 継続が大事:毎日5~10分のケアを習慣化。1~2週間で効果を実感しやすくなる。
- 専門家に相談:2週間以上痛みが続く、歩行困難、膝が腫れる場合は、整形外科や整体師に相談。
- 他の疾患をチェック:膝蓋大腿靭帯炎、半月板損傷、膝関節炎が隠れている場合もあるので、症状が複雑なら診断を。
ななつほし整体院からの一言
ななつほし整体院では、以下のようなアプローチであなたを応援します。
- 筋膜リリース:大腿筋膜張筋や腸脛靭帯をほぐし、膝外側の摩擦を軽減。
- 運動療法:中殿筋や体幹を強化し、骨盤の安定性を向上。
- 姿勢矯正:骨盤や背骨の歪みを整え、全身の負担を軽減。
こんなサインがあったら、ぜひご相談を:
- 「ランニング中に膝の外側がズキズキする」
- 「階段や坂道で膝に違和感がある」
- 「痛みでランニングのパフォーマンスが落ちている」
浦和のななつほし整体院では、あなたの生活や症状に合わせたオーダーメイド施術で、ランナーズニーを根本改善。
ランナーズニーを自宅でケア!
以下を毎日実践しましょう。
- リリース:大腿筋膜張筋ストレッチ(30秒×3セット)、フォームローラー(1~2分)、ふくらはぎストレッチ(30秒×3セット)、アイシング(10~15分×2~3回)。
- エクササイズ:中殿筋強化(10回×2セット)、ブリッジ(10回×2セット)、プランク(20秒×3セット)、股関節モビリティ(10回×2セット)、スクワット(10回×2セット)。
- 生活習慣:休息、クッション性のある靴、姿勢の意識、朝晩のストレッチ習慣。
毎日5~10分のケアで、ランナーズニーの痛みを軽減!






