ななつほし整体院がお伝えするメカニズムとアプローチ
こんにちは、さいたま市浦和のななつほし整体院です。
「テニスのバックハンドで肘の外側が痛む。」
「物を握ったりねじると肘に違和感がある。」
「肘の痛みが長引いて改善しない。」
そんな肘の悩みを抱えていませんか?
テニス肘(外側上顆炎)は、肘の外側に痛みを引き起こす状態で、テニスのバックハンドや繰り返しの動作による過負荷が主な原因です。
しかし、股関節の回旋不足がテニス肘の発症や悪化に大きく関与していることがあります。
股関節の動きが制限されると、運動連鎖(キネマティックチェーン)が乱れ、肘に過剰な負担がかかるからです。
ななつほし整体院では、テニス肘を全身の筋肉バランス、姿勢、動作の問題と捉え、整体、鍼灸、運動療法で根本改善を目指します。
このページでは、テニス肘と股関節の回旋不足のメカニズム、運動連鎖の視点、原因、整体でのアプローチを詳細にお伝えします。
スムーズなテニスプレーと快適な肘の動きを取り戻すために、ぜひ最後までお読みください!
テニス肘(外側上顆炎)とは?
テニス肘は、肘の外側(外側上顆)にある前腕伸筋群の腱が炎症や微細な損傷を起こす状態です。
主に以下の症状が現れます:
主に以下の症状が現れます:
- 肘の外側の圧痛や鋭い痛み(特に握る動作、バックハンド、ねじる動作で悪化)。
- 前腕の張りやこわばり。
- 握力の低下や物を持ち上げる際の不快感。
テニスのバックハンドだけでなく、日常生活(例:ドアノブを回す、重い物を持つ)、他のスポーツ(ゴルフ、野球)、仕事での繰り返し動作でも発症します。
股関節の回旋不足がこの症状を悪化させる要因として見逃されがちです。
股関節の回旋不足がテニス肘に繋がるメカニズム
股関節の回旋(内旋・外旋)の可動域が不足すると、テニスの動作連鎖が乱れ、肘に過剰な負担がかかります。
以下に、運動連鎖の視点からそのメカニズムを詳しくお伝えします。
以下に、運動連鎖の視点からそのメカニズムを詳しくお伝えします。
1. 股関節の回旋不足の影響
- 股関節の役割:
股関節はテニスショット(特にフォアハンド、バックハンド、サーブ)の基盤であり、回旋(内旋・外旋)がスイングの力と安定性を生み出します。
例:バックハンドで右股関節が外旋し、フォロースルーで左股関節が内旋する。 - 回旋不足の影響:
股関節の可動域が制限されると、骨盤や体幹の回転が不十分になり、ショットの力が上半身や腕に過度に依存する。
これにより、前腕伸筋群(特に短橈側手根伸筋)に過剰な負荷がかかり、肘の外側上顆にストレスが集中。
2. 運動連鎖(キネマティックチェーン)の乱れ
- テニスのショットは、股関節 → 骨盤 → 体幹 → 肩 → 腕 → ラケットという運動連鎖で力が伝わります。
- 股関節の回旋不足(例:右股関節の外旋不足)は、骨盤の回転を制限し、体幹のひねりが不十分になる。
- その結果、肩や腕が過剰に動いてショットを補おうとし、前腕伸筋群が過労。
- 前腕伸筋群の腱が繰り返し引っ張られ、外側上顆で炎症や微細な損傷(テニス肘)が発生。
3. 具体的なメカニズム
- バックハンド時:
右股関節の外旋不足により、骨盤と体幹の回転が制限される。
腕や手首が過剰に動いてスイングを補い、前腕伸筋群(特に短橈側手根伸筋)にストレスがかかる。
例:バックハンドで手首を過度に伸ばし、肘の外側に痛みが生じる。 - フォアハンド・サーブ時:
左股関節の内旋不足により、骨盤の回転が不十分。
肩や肘が過剰に加速し、前腕伸筋群の腱が強く引っ張られ、炎症を誘発。
例:サーブで肩を過度に使い、肘の外側に負担がかかる。 - 筋肉のアンバランス:
股関節の回旋を司る筋肉(大殿筋、中殿筋、腸腰筋、梨状筋)の弱さや過緊張が回旋不足を助長。
例:大殿筋や中殿筋が弱いと、股関節の安定性が低下し、回旋が制限される。 - 骨盤と姿勢の影響:
骨盤の前傾・後傾や左右差、猫背が股関節の回旋をさらに制限し、肘への負担を増大させる。
4. 関連症状
- 肘の外側の痛み(バックハンド、握る動作、ねじる動作で悪化)。
- 股関節のこわばりや動きにくさ(特にスイング時の制限感)。
- 腰や骨盤の違和感(股関節の負担が腰に波及)。
- 肩や首の張り(上半身の過剰な代償動作)。
テニス肘の主な原因(股関節以外の要因も含む)
股関節の回旋不足以外にも、テニス肘の原因として以下が関与します:
- 前腕伸筋群の過負荷:
繰り返しの手首伸展動作(例:バックハンド、ねじる動作)で、前腕伸筋群が過労し、腱に炎症が生じる。 - 不良なショットフォーム:
手首の過剰な伸展やグリップの強さが、肘に負担をかける。
例:バックハンドで手首を過度に反らす。 - 筋肉のアンバランス:
前腕伸筋群の過緊張や、対抗する屈筋群の弱さが肘の負担を増やす。 - 姿勢の問題:
猫背や肩の前傾が動作連鎖を乱し、肘にストレスを集中させる。 - 生活習慣:
長時間のデスクワーク、不適切なラケットやグリップ、運動不足がテニス肘を悪化させる。
ななつほし整体院のアプローチ
ななつほし整体院では、テニス肘を股関節の回旋不足や全身の筋肉バランスの問題と捉え、以下のようなアプローチで根本改善を目指します。
1. 丁寧な問診と検査
- 内容:痛みのタイミング(バックハンド、握る動作、ねじる動作)、ショットフォーム、生活習慣(テニス頻度、デスクワーク)、過去のケガ歴を伺う。
- 検査:前腕伸筋群の硬さや圧痛、股関節の回旋可動域(内旋・外旋)、骨盤の歪み、筋力評価(大殿筋、中殿筋、腸腰筋)、姿勢分析(猫背、肩の前傾)。
- 例:バックハンド時に痛む方は股関節の回旋不足を、握る動作で痛む方は前腕伸筋群を重点評価。
2. リリース(過労筋をゆるめる)
硬い筋肉をほぐし、肘や股関節の負担を軽減。
- 整体手技:筋膜リリースで前腕伸筋群(短橈側手根伸筋)、腸腰筋、梨状筋、大殿筋を緩める。
血流を改善し、炎症を抑制。 - 鍼灸の併用:硬い前腕伸筋群や股関節周囲に鍼を施し、深い緊張を解消。
- 例:テニスバックハンドで硬くなった前腕伸筋群をリリースし、肘の痛みを軽減。
- 効果:肘と股関節の動きをスムーズにし、痛みを和らげる。
3. 活性化(さぼり筋を働かせる)
弱い筋肉を強化し、股関節と体幹の安定性を向上。
- 整体手技:軽い圧迫や運動誘導で大殿筋、中殿筋、腹横筋を活性化。
- 運動療法サポート:股関節の回旋を改善するエクササイズや体幹の安定性を高めるトレーニングを指導。
- 例:大殿筋が弱い方に、股関節を安定させる動作を誘導。
- 効果:股関節の回旋不足を改善し、肘への負担を軽減。
4. 相反神経支配の調整
股関節と上肢の筋肉の協調性を回復。
- 整体手技:手技で、収縮・弛緩のリズムを再教育。神経伝達を改善。
- 運動療法サポート:股関節と体幹の動きを連動させるトレーニング。
- 例:股関節の回旋と前腕伸筋群のバランスを調整し、ショットの効率を向上。
- 効果:運動連鎖を最適化し、肘への負担を分散。
5. 姿勢と全身の調整
不良姿勢を矯正し、肘と股関節への負担を軽減。
- 整体手技:骨盤矯正(仙腸関節調整)、脊柱の可動域改善、肩甲骨の動きをスムーズに。
- 運動療法サポート:骨盤をニュートラルに保つ姿勢指導、ショットフォーム指導。
- 例:猫背や骨盤前傾の方に、全身の連動を整える施術を行う。
- 効果:股関節の回旋を改善し、肘へのストレスを軽減。
6. 個別対応と継続ケア
生活習慣(テニス頻度、デスクワーク、靴)、年齢、症状の程度を考慮したオーダーメイド施術。
- 例:テニスプレイヤーにはバックハンドやサーブのフォーム指導、デスクワークの方には座位姿勢指導を組み合わせる。
- 継続ケア:症状の改善度に応じ、施術頻度や動作指導を調整。
定期メンテナンスで肘と股関節の健康を維持。 - 効果:個々の状態に合わせたケアで、長期的な改善をサポート。
ななつほし整体院の強み:
- 個別対応:生活スタイルや症状に合わせた施術。
- 全身アプローチ:肘から股関節、骨盤までトータルケア。
- 丁寧な説明:原因と改善プロセスをわかりやすくお伝え。
- 通いやすい環境:浦和でアクセス便利、リラックス空間。
ななつほし整体院からの一言
股関節の回旋不足は、テニスの運動連鎖を乱し、テニス肘(外側上顆炎)を引き起こす要因となります。
ななつほし整体院では、以下のようなアプローチでサポート:
ななつほし整体院では、以下のようなアプローチでサポート:
- 筋膜リリース:前腕伸筋群や股関節周囲の筋肉をほぐし、肘への負担を軽減。
- 筋力強化:大殿筋や中殿筋を活性化し、股関節の回旋を改善。
- 姿勢矯正:骨盤や体幹を整え、ショットの効率を向上。
- 動作指導:正しいショットフォームで再発を予防。
こんなサインがあれば、ぜひご相談を:
- 「バックハンドやサーブで肘の外側が痛む。」
- 「股関節の動きが硬く、ショットに制限感がある。」
- 「肘の痛みが2週間以上続く。」
浦和のななつほし整体院では、あなたの症状に合わせたオーダーメイド施術で、テニス肘の根本改善を目指します。
快適なショットと肘の動きを取り戻しましょう!