その頭痛、「姿勢」が原因かもしれません

朝起きても頭が重い。
デスクワークの途中でこめかみがズキズキする。
肩や首が凝って、痛みが頭まで響く――。

こうした頭痛の多くは、「筋肉と姿勢の乱れ」 が引き金になっています。
鎮痛剤を飲んでも一時的にしか良くならないのは、根本原因が筋肉や関節、姿勢バランスの崩れにあるからです。

さいたま市浦和の ななつほし整体院 では、頭痛を「頭だけの問題」と捉えず、
全身の構造・運動連鎖（キネマティックチェーン） を整えることで、
根本的な改善を目指しています。

1. 頭痛の種類と原因を理解する

一次頭痛と二次頭痛

頭痛は大きく2種類に分かれます。

整体で対応できるのは主に「一次頭痛」、特に 緊張型頭痛 と呼ばれるタイプです。
これは、首・肩・背中の筋肉が過度に緊張し、血流や神経を圧迫することで起こります。

緊張型頭痛のメカニズム

• 長時間のデスクワークやスマホ操作

• 猫背・ストレートネックなどの姿勢不良

• 精神的ストレス

• 咬筋（あごの筋肉）の過緊張

これらが複合的に作用し、筋肉の“過労状態”を作り出します。
つまり、「頭痛＝筋肉と姿勢のSOS信号」と言えるのです。

2. 姿勢が頭痛をつくるメカニズム

頭の重さとバランス

人間の頭部はボウリング球ほどの重さ（約5〜6kg）。
これを細い首が支えています。
頭が前に2cm出ると、首への負荷は約2倍に。
いわゆる「スマホ首（ストレートネック）」状態では、常に首の筋肉が引っ張られ続けています。

この状態が長く続くと、

• 首や肩の筋肉（僧帽筋・肩甲挙筋・後頭下筋群）が常に緊張

• 血流が悪化

• 神経が圧迫される

その結果、締めつけるような頭痛 が発生します。

背骨と骨盤の歪みの連鎖

姿勢は首だけでなく、骨盤や背骨の配列にも大きく関係します。
たとえば、骨盤が後傾すると背骨のカーブが崩れ、頭が前に出やすくなります。
これにより、首まわりの筋肉が常に“過労状態”となり、慢性的な頭痛の温床に。

つまり、

「骨盤の歪み」→「背骨の歪み」→「首の負担増」→「頭痛」
という運動連鎖が生まれるのです。

3. 過労筋とさぼり筋：バランスの崩壊が頭痛を呼ぶ

過労筋とは？

長時間の姿勢保持や偏った動作で、働きすぎ・緊張しすぎている筋肉。
首まわりでは、僧帽筋上部・肩甲挙筋・後頭下筋などが代表的です。
常にオン状態のため、硬直して血流が滞ります。

さぼり筋とは？

本来は姿勢を支えるべき筋肉が、働かなくなっている状態。
たとえば、深層にある頸長筋や肩甲骨下部の安定筋群。
これらが使われないと、代わりに過労筋が頑張りすぎるため、さらにバランスが悪化します。

4. 相反神経支配の乱れ：筋肉のスイッチが切り替わらない

人間の体には「相反神経支配」という仕組みがあります。
これは、ある筋肉が収縮すると反対側の筋肉が自動的に弛緩する神経制御のこと。

たとえば、首を後ろに反らすとき（伸展）は、前側の筋肉（屈筋群）がゆるむことでスムーズに動きます。
しかし、姿勢が崩れ、筋肉が過剰に緊張した状態では、この神経の切り替えスイッチが正常に働かなくなります。

結果として：

• 動作時に常に両側の筋肉が同時に力む

• 首・肩がカチカチになる

• 血流や神経伝達が悪くなる

このように、神経レベルでのアンバランスが頭痛を引き起こしているケースも多いのです。

5. 運動連鎖（キネマティックチェーン）からみる頭痛の発生構造

「頭痛は首のせい」と思われがちですが、実際には体全体のつながりの中で起こっています。
これを専門的には 運動連鎖（キネマティックチェーン） と呼びます。

5.1 下半身からの連鎖

• 骨盤の後傾 → 背骨の湾曲が崩れる

• 胸郭（肋骨周囲）の硬さ → 肩甲骨の動きが悪化

• 結果的に首・頭に負担が集中

5.2 肩甲骨・胸郭の連鎖

肩甲骨の可動性が失われると、腕の動きに伴って首が代償動作を起こします。
それが僧帽筋・後頭下筋群の過緊張につながり、頭痛へと発展します。

5.3 呼吸の影響

浅い胸式呼吸は、胸郭や頸部の筋肉（斜角筋・胸鎖乳突筋）を過剰に使うため、
これもまた筋緊張型頭痛の一因となります。

6. 頭痛を放置するリスクと全身への影響

「ただの肩こり」「疲れのせい」と思って頭痛を放置していませんか？
姿勢性頭痛を放置すると、次のような悪循環が起こります。

6-1. 慢性化による痛みの固定化

筋肉が常に緊張した状態が続くと、痛みの神経が“学習”してしまい、刺激がなくても痛みを感じやすくなります。
いわゆる「慢性疼痛」状態です。

6-2. 自律神経の乱れ

首の筋肉には交感神経が多く走っており、常にこわばると「緊張モード」が続きます。
これにより、睡眠の質低下・動悸・胃腸の不調など、全身への波及も。

6-3. 姿勢のさらなる崩れ

痛みを避けるための代償姿勢（首をすくめる、頭を前に出す）が固定化すると、さらに筋肉バランスが悪化。
まさに「痛みと姿勢の悪循環」に陥ります。

7. ななつほし整体院のアプローチ：頭痛を根本から整える

7-1. 姿勢＋筋肉＋神経バランスを総合的にみる

浦和のななつほし整体院では、単に「頭痛を取る」だけではなく、
「なぜその頭痛が起こっているのか」 を徹底的に分析します。

施術の基本は次の3ステップ：

1. 過労筋をゆるめる（リリース）

2. さぼり筋を活性化する（再教育）

3. 相反神経支配を整える（バランス調整）

これにより、筋肉の緊張を取り除くだけでなく、「正しい姿勢を維持できる身体」へ導きます。

7-2. 丁寧なカウンセリング・姿勢分析

初回では、頭痛のタイプ・出やすい時間帯・姿勢の特徴を細かくチェック。
姿勢分析アプリや動作テストで、骨盤・背骨・肩・首の動きを可視化します。

例：「猫背＋ストレートネック＋骨盤後傾」タイプでは、頭痛の原因が首ではなく骨盤にあるケースが多いです。

7-3. 過労筋を緩め、血流を促す施術

僧帽筋・後頭下筋・胸鎖乳突筋など、硬くなった過労筋をやさしく緩めていきます。
強い刺激ではなく、筋膜リリース・持続圧・呼吸連動テクニックを使うことで、
自律神経を整え、深いリラックス状態に導きます。

施術後には「頭が軽くなった」「視界が明るい」と感じる方も多くいらっしゃいます。

7-4. さぼり筋を活性化して再発防止

頭痛改善の鍵は、“正しい姿勢をキープできる筋肉”を使えるようにすることです。
ななつほし整体院では、体幹深層筋（腹横筋・多裂筋）や肩甲骨安定筋（前鋸筋・下部僧帽筋）を活性化。

簡単な運動療法や自宅でできる姿勢トレーニングも指導し、
「自分で整えられる体」 を目指します。

7-5. 相反神経支配の調整で首肩の負担をリセット

神経の切り替えスイッチが働くよう、首・胸郭・骨盤の動きを連動させる施術を行います。
オステオパシーや神経モビライゼーションなど、ソフトで安全な手技を採用。

これにより、「力が抜ける」「呼吸が深くなる」「頭の重さが消える」といった変化が期待できます。

8. 姿勢を整え、頭痛のない毎日へ

あなたの不調、その場しのぎになっていませんか？

「マッサージを受けてもすぐ戻る」「薬に頼りたくない」
そんな方のために、**ななつほし整体院（さいたま市浦和）**では、体の本来の回復力を引き出すための４つの施術法を用いています。

それが、
① オステオパシー
② 筋膜整体
③ 鍼灸
④ 運動療法（リハビリ＆セルフケア指導）

あなたの体に合った方法で、根本的な改善をめざします。

① オステオパシー 〜体が本来持つ“治る力”を引き出す〜

オステオパシーとは？

アメリカ発祥の手技療法で、「体はひとつながりのシステムである」という考えに基づいています。
骨・筋肉・関節・内臓・神経などの全身バランスを整えることで、自然治癒力を高めます。

効果

• 腰痛・肩こり：骨格の歪みを整えてスッと軽く。

• 頭痛・慢性疲労：血流と神経の通りを良くしてスッキリ。

• 関節痛・姿勢の歪み：滑らかな動きと美しい姿勢に。

• 内臓の不調：お腹の緊張をほぐし、自律神経を安定。

特徴

• 骨格だけでなく、頭蓋骨や内臓の調整まで行う。

• 必要な箇所だけに的確にアプローチ。

こんな方におすすめ

• 長引く痛みやコリに悩んでいる方

• 自然な方法で体を整えたい方

• ストレスや自律神経の乱れを感じる方

👉 浦和でオステオパシーを受けるなら、ななつほし整体院へ。
優しい施術で、体が軽くなるのを実感していただけます。

② 筋膜整体 〜全身をつなぐ“筋膜”を整えてスッキリ〜

筋膜整体とは？

筋膜とは、全身を覆う薄い膜のこと。
筋肉や内臓を支え、全身をネットワークのようにつなぐ存在です。
この筋膜がねじれたり硬くなると、痛み・こり・姿勢不良・しびれなどを引き起こします。

筋膜整体では、この硬くなった部分をやさしく解きほぐし、体の滑らかな動きを取り戻します。

効果

• 慢性的な肩こり・腰痛をやわらげる

• 姿勢改善・猫背矯正

• 関節の可動性アップ

• 全身の軽さ・柔軟性の向上

特徴

• バキボキしない安心の施術

• 硬くなった筋膜をピンポイントでリリース

筋膜が硬くなる原因

• 長時間のデスクワークやスマホ姿勢

• 運動不足、または特定動作の繰り返し

• 過去のケガや手術の影響

• ストレスや冷え

こんな方におすすめ

• 慢性的なこり・痛みを抱えている方

• 姿勢を整えて見た目もスッキリしたい方

• 強い刺激が苦手な方

👉 浦和で筋膜リリースを受けたい方は、ななつほし整体院へ。
専門家があなたの体に合わせたオーダーメイド施術を行います。

③ 鍼灸（しんきゅう）〜ツボを整え、体の芯から回復をサポート〜

鍼灸とは？

東洋医学の伝統療法で、「経絡（けいらく）」という体のエネルギーの通り道に鍼や灸で刺激を与えます。
乱れたエネルギーの流れを整え、自然治癒力を高めるのが目的です。

効果

• 肩こり・腰痛：筋肉のこわばりをやわらげ血流改善。

• 神経痛・しびれ：神経の働きを正常化。

• ストレス・疲労：リラックス効果で自律神経を整える。

• 不眠・頭痛・冷え：体の内側からバランスを回復。

特徴

• 指やひじでは届かない身体の深部まで刺激を届ける。

• 灸は温かく心地よく、血流を促進。

• 国家資格者が体調に合わせて安全に施術。

こんな方におすすめ

• 薬に頼りたくない方

• 慢性的な痛み・疲労を抱える方

• 冷えや自律神経の乱れが気になる方

👉 浦和で安心して鍼灸を受けたい方は、ななつほし整体院へ。
国家資格者が丁寧にあなたの体をケアします。

④ 運動療法 〜“動かして整える”体の再教育〜

運動療法とは？

体を動かして、筋肉と神経のバランスを整える方法です。
ストレッチや軽いトレーニングを通して、**過労筋（働きすぎの筋肉）とさぼり筋（休みすぎの筋肉）**のバランスを回復します。

さらに、相反神経支配という「筋肉のオン・オフの切り替え」を再学習させることで、動きの効率を高めます。

効果

• 腰痛・膝痛・肩こりなどの痛みを軽減

• 姿勢改善・猫背矯正

• 再発防止・運動パフォーマンス向上

• 血流・代謝アップ

特徴

• 一人ひとりに合った運動メニューを作成

• 自宅でも続けられる簡単な内容

• 痛みを出さない安全なトレーニング

こんな方におすすめ

• 慢性痛で悩んでいる方

• 姿勢を整えて疲れにくい体になりたい方

• 自然な方法で健康を取り戻したい方

👉 浦和で運動療法を受けるなら、ななつほし整体院。
体の使い方を整え、痛みの出にくい健康な体をつくります。

４つの施術で「動ける体」「再発しない体」へ

ななつほし整体院では、症状が出ている部分だけでなく、**全身の運動連鎖（キネマティックチェーン）**を重視しています。
たとえば「首の痛み」があっても、原因が骨盤や足の動きにあることは珍しくありません。

だからこそ、当院では「痛みのある部分」ではなく「体全体のつながり」を見て施術します。
これが、ななつほし整体院が選ばれる理由です。

あなたに合う施術が、ここにあります。

不調の原因は一人ひとり異なります。
だからこそ、**「あなた専用の整体」**が必要です。

ななつほし整体院では、４つの施術法を組み合わせ、あなたの体が本来持つ力を引き出します。
「今度こそ、根本から改善したい」
そんなあなたを、ななつほし整体院が全力でサポートします。