肩峰下滑液包炎・肩の痛みで夜も眠れない方へ|「運動連鎖から整える」根本改善法

肩が痛くて腕が上がらない、夜間もズキズキして眠れない…そんなお悩みありませんか?

こんにちは。さいたま市浦和のななつほし整体院です。
「肩を上げると痛い」「洗濯物を干すとズキッとくる」「夜寝ていると肩がうずいて目が覚める」──
そんな症状でご来院される方がとても多いです。

整形外科ではレントゲンやMRIを撮り、

「炎症ですね。肩峰下滑液包炎の疑いがあります。」
「しばらく安静にして、湿布と痛み止めで様子を見ましょう。」

と言われた方も多いのではないでしょうか。

しかし、「安静に」と言われても、肩は日常生活で休ませにくい関節です。
服を着る・髪を洗う・荷物を持つ…どんな動作にも肩の動きが関わっています。

実は、肩峰下滑液包炎は**使いすぎ(オーバーユース)**だけでは起きません。
その背景には、筋肉のアンバランス・姿勢の崩れ・運動連鎖の乱れがあります。

今日は、そんな「肩峰下滑液包炎(けんぽうかかつえきほうえん)」について、
解剖学的な構造から整体的な改善アプローチまで、わかりやすくお伝えします。

肩峰下滑液包とは? 〜肩を守る“クッション”の役割〜

肩関節(肩甲上腕関節)は、人体の中でも最も可動域が広い関節です。
しかしその自由度の高さゆえに、非常に不安定で、筋肉や靭帯、関節包が絶えず支えています。

肩甲骨の上外側には「肩峰(けんぽう)」という骨の突起があります。
その下には「肩峰下滑液包(subacromial bursa)」という薄い袋状の組織が存在します。

この滑液包には、**潤滑液(滑液)**が含まれ、肩の動きの際に「腱板(棘上筋など)」が骨に擦れないようクッションの役割を果たしています。

つまり、**肩峰下滑液包は“肩の衝撃吸収材”**なのです。

肩峰下滑液包炎とは?

この滑液包が何らかの原因で炎症を起こした状態を「肩峰下滑液包炎」と呼びます。
軽度なら違和感や張り程度ですが、炎症が進むと強い痛みを伴い、動かすことも困難になります。

代表的な症状は次の通りです。

  • 腕を横や前に上げると肩に鋭い痛みが走る

  • 洗濯や着替えなど日常動作でズキッと痛む

  • 夜間、寝返りの際に痛みで目が覚める

  • 肩が重く、だるく、可動域がどんどん狭くなる

特に「夜間痛」は特徴的で、睡眠不足や疲労の蓄積につながり、悪循環を招きます。

なぜ炎症が起こるのか? 〜使いすぎではなく「使い方の偏り」〜

一般的には「肩の使いすぎ」と言われがちですが、
実際には 筋肉のアンバランス(過労筋とさぼり筋) と 運動連鎖の乱れ が根本原因になっています。

過労筋(働きすぎた筋肉)

大胸筋、広背筋、僧帽筋上部、三角筋前部などの「外側の大きな筋肉」は、日常的にも酷使されやすいです。
これらが緊張・短縮すると、肩関節の上方スペース(肩峰下腔)が狭くなり、滑液包が圧迫されます。

特にスマホ姿勢やデスクワークで猫背になると、
肩甲骨が前に傾き(前傾)、肩峰が下がって滑液包への圧が強まります。

さぼり筋(働かなくなった筋肉)

一方、棘下筋・小円筋・前鋸筋・僧帽筋下部・菱形筋などの「姿勢を支える筋肉」は、日常生活で使われにくくなります。
これらの筋肉が働かないと、肩甲骨や上腕骨の位置がずれ、関節運動が不自然になります。
結果として、過労筋の負担がさらに増し、炎症を助長します。

相反神経支配の乱れ

通常、片方の筋肉が縮むと反対側はゆるむ──
この神経の切り替え機構を「相反神経支配」と呼びます。

しかし、過労筋とさぼり筋のバランスが崩れると、この切り替えが機能せず、
拮抗筋が同時に緊張して「肩の動きがロックされる」ようになります。

結果として滑液包は動くたびに摩擦・圧迫を受け、炎症が慢性化してしまうのです。

放置するとどうなる? ― 肩の可動域が閉じていく

初期は「動かすと痛い」程度でも、放置すると次第に以下の症状が進行します。

  • 夜間痛が悪化し、眠れなくなる

  • 肩の可動域が狭くなる(腕が上がらない・後ろに回せない)

  • 筋萎縮や筋力低下(特に棘上筋・三角筋)

  • 肩関節拘縮(いわゆる凍結肩・四十肩・五十肩)

「使わないから痛みが引く」ではなく、使わないことで固まっていくのが肩関節の怖いところです。

運動連鎖から見た肩峰下滑液包炎の本質

肩の動きは、実は**全身の連動(運動連鎖)**の一部にすぎません。
腕を上げるとき、肩甲骨・鎖骨・胸郭・脊柱・骨盤までが連動して動いています。

たとえば、腕を上げるときには──

  • 肩甲骨が外転・上方回旋し、

  • 鎖骨が後方回旋し、

  • 胸椎が伸展し、

  • 骨盤はわずかに前傾してバランスを取ります。

この一連の“連鎖”がスムーズに起きるとき、肩は痛みなく自由に動かせます。
しかし、デスクワークや猫背姿勢で胸郭や骨盤の動きが固まると、
肩甲骨が動けなくなり、代償的に肩関節(特に棘上筋腱・滑液包)に過剰なストレスが集中します。

骨盤・胸郭・肩甲骨の連動が崩れるとどうなるか?

  • 骨盤が後傾 → 背骨が丸まり → 肩甲骨が外に広がる(外転)

  • 結果:肩峰が前下方に傾き、滑液包が狭まる

つまり、「姿勢の崩れ=滑液包への圧迫」と直結しているのです。

ななつほし整体院の整体的アプローチ

当院では、痛い肩を無理に動かすことはしません。
まず「なぜ滑液包に負担がかかっているのか」を、全身の運動連鎖から丁寧に分析します。

ステップ① 過労筋のリリース

大胸筋・僧帽筋上部・広背筋など、滑液包を圧迫している筋肉を丁寧にリリース。
筋膜の滑走を回復させ、肩甲骨の自由度を高めます。

ステップ② さぼり筋の活性化

前鋸筋・僧帽筋下部・小円筋・棘下筋など、使えていない筋肉を“目覚めさせる”。
軽い運動刺激(PNF・抵抗運動)を用いて再教育します。

ステップ③ 相反神経支配の回復

拮抗筋同士の緊張バランスを整え、力の入れ替えがスムーズになるよう調整。
結果として、肩を「無理なく・滑らかに」動かせるようになります。

ステップ④ 肩甲胸郭リズムの再構築

肩甲骨・鎖骨・胸郭の連動性を取り戻す。
肩を上げる動作で「骨盤〜胸郭〜肩甲骨〜腕」が一体で動くよう導きます。

ステップ⑤ セルフエクササイズの指導

再発防止のため、肩甲骨の可動性を維持する簡単なストレッチや呼吸法を指導。
5分でできる自宅ケアで、日常動作を整えます。

こんな方におすすめです

  • 整形外科で「安静に」と言われたが、改善しない

  • 注射や湿布を続けても痛みが取れない

  • 夜間痛で眠れない

  • 肩を上げるとゴリゴリ音がする

  • スポーツや趣味(テニス・水泳・ゴルフ)に支障が出ている

肩の痛みは「肩だけの問題」ではない

肩峰下滑液包炎を根本的に改善するには、
単に「炎症を抑える」「安静にする」だけでは不十分です。

必要なのは──
1️⃣ 過労筋をゆるめる
2️⃣ さぼり筋を目覚めさせる
3️⃣ 相反神経支配を整える
4️⃣ 姿勢・肩甲骨・骨盤をつなげる「運動連鎖」を取り戻す

この4つの視点から体全体を整えることです。

さいたま市浦和で肩峰下滑液包炎の根本改善なら ななつほし整体院へ

ななつほし整体院では、肩峰下滑液包炎・インピンジメント・五十肩など、
「動かすと痛い」「夜間痛がつらい」といった症状に対して、
解剖学+運動学に基づいた整体で根本改善を目指します。

🌿 院長メッセージ

肩の痛みで眠れない夜は、本当につらいですよね。
でも安心してください。滑液包炎は“正しく整えれば”必ず回復していきます。

「肩を安静にする」のではなく、「全身の動きを整えて肩を守る」。
それが、ななつほし整体院の“動かして治す”整体です。

痛みを我慢せず、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの肩が、もう一度自由に動ける日常を取り戻せるよう、全力でサポートいたします。

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浦和整体院 ななつほし

浦和整体院 ななつほし

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