• デスクワーク：長時間のPC作業で肩が前傾し、筋肉が固定される。
• スマホ使用：うつむき姿勢（スマホ首）で首・肩に負担。
• 睡眠姿勢：高い枕やうつ伏せ寝で首や肩が歪む。
• ストレス：無意識に肩をすくめ、筋肉が緊張。

放置すると、肩こりは慢性化し、頭痛、腕のしびれ、姿勢の悪化（猫背、骨盤の歪み）に波及します。

悪い姿勢は、肩こりの主要な原因であり、筋肉バランスや相反神経支配を乱します。以下に、姿勢が肩に負担をかける仕組みを詳しく解説します。

1. 猫背：
   • 背中が丸まると肩が前に突き出し、肩甲骨周りの筋肉（僧帽筋上部、肩甲挙筋）が常に緊張。血流が悪くなり、疲労物質がたまってこりが進行。
   • 例：長時間のPC作業で猫背になると、僧帽筋上部が過労し、肩こりが悪化。肩甲骨の動き（肩甲胸郭関節）が制限され、痛みが慢性化。
2. スマホ首（前方頭位）：
   • スマホやタブレットを長時間うつむいて見ると、頭（約4～6kg）が前に突き出し、首から肩の筋肉（僧帽筋上部、斜角筋）が過剰に引っ張られる。1cm頭が前に出るごとに、首に約4.5kgの追加負担（研究データ）。
   • 例：スマホを30分以上見続けると、僧帽筋上部が硬直し、首や肩の重さが悪化。
3. 肩をすくめるクセ：
   • ストレスや寒さで肩を無意識に上げると、僧帽筋上部や肩甲挙筋が硬直。拮抗する筋肉（下部僧帽筋）が働かず、肩の動きが制限される。
   • 例：仕事のストレスで肩が上がったままになると、こりが慢性化し、頭痛を誘発。
4. デスクワークの不自然な姿勢：
   • モニターや椅子の高さが合わないと、肩が不自然な角度で固定され、筋肉に過剰な負担。体幹の筋肉（腹横筋）がさぼり、肩に負担が集中。
   • 例：低いモニターを見続けると、猫背が進行し、肩こりが悪化。
5. 睡眠姿勢：
   • 高い枕（8cm以上）やうつ伏せ寝で首や肩が歪むと、筋肉や関節に負担が増え、朝から肩こりが残る。
   • 例：うつ伏せ寝で首がねじれると、斜角筋が過労し、こりが持続。

これらの姿勢問題は、筋肉の役割分担を崩し、肩こりの悪循環を生みます。

研究（日本整形外科学会）では、悪い姿勢が肩こりに関与すると報告されています。

肩や首の筋肉は、互いに協力して動きや姿勢を支えますが、悪い姿勢により一部の筋肉が過労し、他の筋肉が機能低下します。

1. さぼり筋（機能低下した筋肉）：
   • 例：前鋸筋（肩甲骨を胸郭に安定させる）、下部僧帽筋（肩甲骨を下に引き下げる）、菱形筋（肩甲骨を寄せる）。
   • 問題：これらが働かないと、肩甲骨の安定性が失われ、肩や首に負担が集中。猫背や肩の前傾が悪化。
   • 例：デスクワークで前鋸筋がさぼると、肩甲骨が浮き、僧帽筋上部に負担。
2. 過労筋（過剰に働く筋肉）：
   • 例：僧帽筋上部（首から肩へ）、肩甲挙筋（肩を上げる）、上部斜角筋（首と肩をつなぐ）。
   • 問題：さぼり筋の分を代償し、常に緊張して硬直。血流不良で疲労物質がたまり、こりや痛みが悪化。
   • 例：スマホ首で僧帽筋上部が過労すると、ガチガチに固まり、頭痛を誘発。

この「さぼり筋」と「過労筋」のアンバランスが、肩こりの本質であり、姿勢の悪さがそれを加速させます。

しかし、悪い姿勢や筋肉のアンバランスがこのリズムを乱します。

• 仕組み：僧帽筋上部が収縮して肩を上げると、下部僧帽筋や前鋸筋が緩んで肩甲骨を安定させる。これが相反神経支配の正常な働き。
• 乱れの影響：
  • さぼり筋（下部僧帽筋など）が働かないと、過労筋（僧帽筋上部など）が常に緊張し、休めない。
  • 血流不良で疲労物質（乳酸など）がたまり、こりや痛みが悪化。
  • 神経圧迫により、頭痛、腕のしびれ、集中力低下が連鎖。
• 例：猫背で僧帽筋上部が過労すると、下部僧帽筋が緩まず、肩の動きがぎこちなくなり、肩こりが慢性化。

整体でこのバランスを整えることが、根本改善の鍵です。

姿勢や筋肉バランスの乱れによる肩こりは、以下のような症状を引き起こします：

• 肩や首の痛み：鋭い痛みや鈍い重さ、こりが肩や首に広がる。
• 動きづらさ：筋肉の硬直で肩を上げる、回すのが億劫に。
• 頭痛や集中力低下：血流不良で脳への酸素供給が減り、頭がボーッとする。
• 関連症状：首こり、腕のしびれ、背中の張り、疲労感。

放置のリスク：

• 慢性化：こりが日常的になり、ストレスや生活の質が低下。
• 連鎖的な不調：頭痛、顎関節症、腰痛、猫背の悪化。
• 血行不良：冷えやだるさが全身に波及。
• 重症化：まれに椎間板ヘルニアや神経圧迫に進行。

日本整形外科学会のデータでは、肩こりが姿勢改善で軽減可能と報告されています。早めの整体ケアが、悪化を防ぐ鍵です。

以下は、当院の具体的なアプローチです。

1. 丁寧な問診と検査：
   • 痛みやこりの詳細、姿勢のクセ（猫背、スマホ首）、生活習慣（デスクワーク、寝姿勢、ストレス）、年齢、既往歴を伺う。
   • 姿勢チェック（肩甲骨の位置、骨盤の歪み）、動作テスト（肩の可動域、筋肉の緊張）で原因を特定。
   • 例：デスクワーカーには猫背の影響を、スマホ使用が多い方には首の前傾を重点評価。
2. 過労筋をゆるめる：
   • 整体の筋膜リリースで、硬くなった僧帽筋上部、肩甲挙筋、斜角筋をほぐす。血流を改善し、疲労物質を排出。
   • 手技で肩甲胸郭関節（肩甲骨と胸郭の動き）を調整し、肩の負担を軽減。
   • 例：スマホ首で硬直した僧帽筋上部をリリースし、即効でこりを軽減。
3. さぼり筋を活性化：
   • 整体で前鋸筋、下部僧帽筋、菱形筋を活性化。肩甲骨の安定性を高め、肩への負担を分散。
   • 軽い圧迫や運動誘導で、弱った筋肉を目覚めさせる。
   • 例：猫背の方には、下部僧帽筋を活性化して肩甲骨の動きを改善。
4. 相反神経支配を整える：
   • 整体で拮抗筋の収縮・弛緩リズムを再教育。肩甲骨や首の動きをスムーズに。
   • オステオパシー的手技で、神経伝達を改善し、筋肉の協調性を回復。
   • 例：僧帽筋上部と下部のバランスを整え、肩の動きを自然に。
5. 姿勢全体の調整：
   • 骨盤、背骨、首の歪みを整体で矯正。全身の連鎖をリセットし、肩への負担を軽減。
   • 肩甲胸郭関節の可動域を広げ、猫背やスマホ首を改善。
   • 例：骨盤の後傾を矯正し、肩こりの連鎖を断つ。
6. 個別対応と継続ケア：
   • 生活習慣（スマホ使用、寝姿勢、ストレス）、年齢、既往歴を考慮したオーダーメイド施術。
   • 例：デスクワーカーにはモニター高さ調整、育児中の親には抱っこ姿勢の指導を追加。

ななつほし整体院の強み：

• 個別対応：部活、仕事、家事など、あなたの生活に合わせた施術。
• 全身アプローチ：肩から骨盤までトータルケア、再発防止。
• 丁寧な説明：原因と改善プロセスをわかりやすく解説。
• 通いやすい環境：浦和でアクセス便利、リラックス空間。

• 「肩や首がいつもこっている」
• 「頭が重く、集中力が落ちる」
• 「こりを繰り返し、ストレスが増える」

ななつほし整体院では、整体の専門施術で、姿勢と筋肉バランスを整え根本改善を目指します。