いかがでしたでしょうか？
もし「１つでも当てはまる」と思った方は、このまま読み進めてみて下さい。

最後までお読み頂ければ、当院があなたの「お悩みを解決」させて頂けると思います。

ストレートネックとは？ — 解剖学的な構造とメカニズム

人間の首は、7つの骨「頚椎（C1〜C7）」で構成されています。
本来、頚椎は前方にゆるやかなカーブ（前弯）を描き、頭（約4〜6kg）を支えています。
このカーブがあることで、重力や衝撃を分散し、筋肉や椎間板への負担を和らげています。

しかし、スマートフォン・パソコンの長時間使用、猫背姿勢などにより、
頚椎の前弯カーブが消失して「まっすぐ」になってしまうことがあります。
これがストレートネック（頚椎後弯症）です。

解剖学的には、以下の変化が同時に起こっています。

• 椎間板（骨と骨の間のクッション）がつぶれやすくなる

• 椎間関節が圧迫され、炎症や変形が進む

• 首の筋肉（特に僧帽筋・胸鎖乳突筋・後頭下筋群）が過緊張

• 神経根が刺激され、腕や肩にしびれ・違和感

特に第5〜第7頚椎（C5〜C7）は可動性が大きく、負担が集中しやすいため、
痛みやこりが出やすいポイントです。

姿勢とストレートネックの深い関係

ストレートネックは、単に「首が悪い」わけではありません。
その背景には、全身の姿勢バランスの崩れがあります。

● 猫背・スマホ首（頭部前方位姿勢）

猫背になると、頭が前に突き出して首が常に前傾します。
頭がわずか1cm前に出るだけで、首には約4.5kgの追加負担がかかるといわれています。
その結果、首の筋肉が過剰に緊張し、頚椎の自然なカーブが失われていくのです。

● 骨盤の後傾と背骨の連鎖

長時間座り姿勢をとると、骨盤が後ろに傾き（後傾位）、
背骨のS字カーブが崩れ、胸椎が丸まり、頚椎は前方へ突き出します。
つまり、骨盤の歪みが首の歪みに直結するのです。

● 肩甲骨の位置異常

肩甲骨が外側に広がり（外転）・上に上がる（挙上）ことで、
僧帽筋上部線維・肩甲挙筋が常に緊張し、首を引っ張ります。
これがストレートネックを悪化させる大きな要因です。

運動連鎖（キネマティックチェーン）からみる首の負担

身体は一つの「連動システム」です。
足元から骨盤、背骨、頚椎まで、すべてが運動連鎖でつながっています。

🔹 足首の制限から首へ

足関節の背屈制限（しゃがみにくい・かかとが上がる）があると、
骨盤が後傾し、背中が丸まり、頭が前に出ます。
この連鎖がストレートネックの根底にあります。

🔹 骨盤・胸椎・頚椎の連動

骨盤が傾けば、胸椎（背中の骨）のカーブが変化し、
その結果として頚椎の角度も変わります。
つまり、首の症状を改善するには、「骨盤から整える」ことが不可欠です。

🔹 呼吸と姿勢の関係

浅い呼吸（胸式呼吸）が続くと、胸鎖乳突筋や斜角筋などの補助呼吸筋が過緊張。
これもストレートネックを悪化させる要因の一つです。

筋肉のアンバランスと神経制御の崩れ

ななつほし整体院では、さぼり筋・過労筋・相反神経支配の概念を使って筋バランスを分析します。

🧩 さぼり筋（使われにくい筋肉）

• 腹横筋・多裂筋・下部僧帽筋・前鋸筋など

• 正しい姿勢を支える筋肉が弱まると、首や肩に余分な力が入る

🧩 過労筋（働きすぎの筋肉）

• 僧帽筋上部・胸鎖乳突筋・肩甲挙筋など

• 常に緊張し、血流が悪化して痛みやこりを発生

🧩 相反神経支配の乱れ

筋肉は「拮抗関係」で動く（片方が縮むと反対が緩む）よう神経制御されています。
姿勢不良が続くと、この切り替えがスムーズに働かず、どちらの筋も硬くなります。
→ 頚椎の動きがぎこちなくなり、ストレートネックを助長。

ストレートネックの症状と放置リスク

放っておくと、「変形性頚椎症」「頚椎椎間板ヘルニア」「頚髄症」などの重症化リスクもあります。

ななつほし整体院の施術方針 — 姿勢と筋肉の連鎖を整える

浦和の「ななつほし整体院」では、ストレートネックの根本改善を目指し、
「姿勢」「筋膜」「神経」「呼吸」 の4つの軸からアプローチします。

🔹 1. 丁寧な姿勢・動作分析

• 痛みやこりの詳細、姿勢のクセ（猫背、スマホ首）、生活習慣（デスクワーク、スポーツ）を伺う

• 姿勢チェック（骨盤の歪み、首の前傾）、動作テスト（首の動き、筋肉の緊張）で原因を特定

• 姿勢パターンを個別に分析

🔹 2. 過労筋のリリース

• 僧帽筋・胸鎖乳突筋・肩甲挙筋などを筋膜リリース

• 緊張をほぐし、血流と可動域を回復

🔹 3. さぼり筋の再教育

• 腹横筋・多裂筋・下部僧帽筋・前鋸筋を活性化

• 正しい姿勢を自動的にキープできる体へ

🔹 4. 相反神経支配の調整

• 拮抗筋のバランスを神経反射で整える

• 首・肩・骨盤の連動性を取り戻す

🔹 5. 運動連鎖トレーニング

• 骨盤・胸椎・頚椎の協調運動を再構築

• 呼吸リズムを整え、自然な前弯カーブを回復

姿勢を整え、ストレートネックを根本から改善

ストレートネックは、首単独の問題ではなく、全身の姿勢と運動連鎖の結果です。
「さぼり筋」と「過労筋」のバランスを整え、正しい神経制御（相反神経支配）を回復することで、ストレートネックの根本改善を目指します。

浦和・さいたま市で「首の痛み」「ストレートネック」「姿勢改善」でお悩みの方は、
ななつほし整体院にご相談ください。
姿勢を整え、痛みのない日常を一緒に取り戻しましょう。

あなたの不調、その場しのぎになっていませんか？

「マッサージを受けてもすぐ戻る」「薬に頼りたくない」
そんな方のために、**ななつほし整体院（さいたま市浦和）**では、体の本来の回復力を引き出すための４つの施術法を用いています。

それが、
① オステオパシー
② 筋膜整体
③ 鍼灸
④ 運動療法（リハビリ＆セルフケア指導）

あなたの体に合った方法で、根本的な改善をめざします。

① オステオパシー 〜体が本来持つ“治る力”を引き出す〜

オステオパシーとは？

アメリカ発祥の手技療法で、「体はひとつながりのシステムである」という考えに基づいています。
骨・筋肉・関節・内臓・神経などの全身バランスを整えることで、自然治癒力を高めます。

効果

• 腰痛・肩こり：骨格の歪みを整えてスッと軽く。

• 頭痛・慢性疲労：血流と神経の通りを良くしてスッキリ。

• 関節痛・姿勢の歪み：滑らかな動きと美しい姿勢に。

• 内臓の不調：お腹の緊張をほぐし、自律神経を安定。