いかがでしたでしょうか？
もし「１つでも当てはまる」と思った方は、このまま読み進めてみて下さい。

最後までお読み頂ければ、当院があなたの「お悩みを解決」させて頂けると思います。

その「ズキッとくる痛み」…もしかしたら椎間関節症かもしれません

「朝起き上がるときに腰が痛い」
「長時間座っていると腰が重だるい」
「腰を反らすとズキッとくる」

こうした腰の痛みの背景に多く見られるのが、**椎間関節症（ついかんかんせつしょう）**です。

椎間関節症は、腰の骨（腰椎）のつなぎ目にある「椎間関節」という小さな関節に負担がかかることで起こる状態です。
日常の姿勢、運動習慣、筋肉のアンバランス、または加齢による変化などが関係しており、単なる「腰の使いすぎ」だけでは説明できません。

浦和のななつほし整体院では、
椎間関節症を「腰だけの問題」ではなく、全身の使い方の中で生じるバランスの乱れとしてとらえています。

痛みを引き起こしている要因を一つひとつ丁寧に見つめ、
体が本来持っている自然な動きを取り戻すことを目指したサポートを行っています。

第1章　椎間関節とは？

腰椎（ようつい）は5つの骨で構成されており、その間に「椎間板」と「椎間関節」があります。
椎間関節は、椎骨の後方（背中側）にある小さな関節で、腰を反らす・ひねる・曲げるといった動きをコントロールしています。

この関節には神経の終末が多く分布しており、炎症やストレスがかかると痛みを感じやすくなります。
椎間関節がスムーズに動くことで、腰椎全体の動きがしなやかに保たれています。

第2章　椎間関節症の主な原因

椎間関節に負担がかかる要因は、ひとつではありません。

• 長時間の同じ姿勢（デスクワーク・運転など）

• 腰の反りすぎ（反り腰）や猫背姿勢

• 体幹（腹筋・背筋）のバランス低下

• 下半身や骨盤の歪み

• スポーツや肉体労働による繰り返し動作

これらの要素が重なり、関節の動きが偏ることで関節包や周囲の靭帯に炎症やストレスが生じやすくなります。

第3章　椎間関節症の症状

椎間関節症では、次のような特徴的な症状が見られます。

• 腰を後ろに反らすと痛みが出る

• 長く立っていると腰が重い・だるい

• 座った姿勢から立ち上がるときに痛みが出る

• 寝返りを打つときに違和感がある

• 腰をひねる動きが硬い・痛い

• お尻や太ももの付け根に痛みが広がる（坐骨神経痛とは異なる感覚）

これらの症状は、関節そのものの負担だけでなく、筋肉や姿勢のアンバランスによって強く影響を受けます。

第4章　椎間関節症と筋肉の関係

腰の動きは、骨や関節だけでなく、
周囲を支える筋肉たちが協調して働くことでスムーズに行われます。

ところが、長時間の姿勢保持や繰り返し動作、偏った体の使い方により、
「働きすぎている筋肉（過労筋）」と「働いていない筋肉（さぼり筋）」が生じます。

このバランスの乱れが、椎間関節への負担を増大させる要因となります。

⚡ 過労筋 ― 働きすぎている筋肉

• 脊柱起立筋群（特に腰部）：腰を反らす動きで常に働く

• 大腿二頭筋（ハムストリングス）：骨盤を引き下げ、腰を固めやすい

• 大腿直筋：骨盤を前に傾け、腰椎の反りを強める

• 腸腰筋：姿勢を保とうとして過度に緊張

これらが過労状態になると、椎間関節が狭まりやすく、関節に圧迫ストレスが生じます。

🌱 さぼり筋 ― うまく使えていない筋肉

• 腹横筋：体幹のインナーマッスルで姿勢の安定に重要

• 中臀筋・小臀筋：骨盤の安定性を支える

• 多裂筋：椎間関節を直接サポートする深層筋

• 広背筋下部：背骨の伸展をサポートするが、活動が低下しやすい

これらの筋肉が“さぼっている”と、腰を支えるバランスが崩れ、
表層の筋肉ばかりが頑張りすぎてしまいます。

結果として、「筋肉の疲労＋関節への過剰な圧力」が生まれ、慢性的な腰の重さや痛みが起こります。

第5章　相反神経支配の乱れが「動きのぎこちなさ」を生む

筋肉は、「主働筋」と「拮抗筋」が交互に働くことでスムーズに動けます。
この仕組みを 相反神経支配（reciprocal innervation） といいます。

✅ 正常な状態

たとえば腰を反らすとき：

• 背筋（主働筋）が収縮

• 腹筋（拮抗筋）がゆるむ

これがスムーズに切り替わることで、滑らかに動けるのです。

❌ 乱れた状態

しかし、不良姿勢や慢性疲労により神経バランスが崩れると、
背筋と腹筋が同時に緊張してしまうことがあります。

その結果…

• 背骨がロックされたように動かない

• 関節の圧迫・摩擦が増加

• 関節包や靭帯が炎症を起こす

さらに、脊髄レベルでの反射経路が過敏化し、
少しの動作でも「痛み」として脳に伝わりやすくなります。

これは、慢性的な椎間関節症が“なかなか治らない”理由の一つです。

第6章　運動連鎖から見る椎間関節症

腰の動きは、実は「腰だけ」で起こっているわけではありません。

人間の体は、

• 足首 → 膝 → 骨盤 → 背骨 → 肩 → 頭
  と連動して動いています。
  これを「運動連鎖（うんどうれんさ）」と呼びます。

腰を守る“全身の連鎖”とは

• 足首の硬さ：地面からの衝撃吸収ができず、腰にストレス

• 膝や股関節のねじれ：骨盤の歪みを生む

• 肩甲骨の動きの制限：体幹の回旋が制限され、腰で代償動作が起こる

つまり、腰が痛いからといって腰だけに注目しても、
「原因の根本」にはたどりつかないことが多いのです。

ななつほし整体院では、この運動連鎖の観点を重視し、
全身の動きの流れの中で腰の動作を見ていくという姿勢を大切にしています。

第7章　姿勢と椎間関節症

姿勢の崩れは、椎間関節へのストレスを増やします。

• 猫背姿勢 → 背骨が丸まり、椎間関節が圧迫されやすい

• 反り腰姿勢 → 関節の後方が詰まりやすく、炎症を起こしやすい

• 片足重心 → 骨盤の傾きが固定化し、関節の偏った動きに

このように、姿勢のクセが長期間続くことで、
椎間関節が特定の方向に偏って動くようになり、関節包や靭帯の負担が積み重なります。

【第7章】生活習慣がつくる「慢性腰痛のループ」

🔸座りすぎが引き起こす筋バランスの崩壊

現代人の多くは1日のうち7〜10時間以上座っています。
この長時間の座位こそが、椎間関節症の最大のリスク要因の一つです。

• 骨盤が後傾して腰椎のS字カーブが消失

• 腸腰筋が短縮し、臀筋が働かなくなる（＝さぼり筋化）

• 腰方形筋・多裂筋が過労筋化して関節を圧迫

この「反り腰＋猫背」が共存する姿勢こそ、椎間関節に最も負担をかける状態です。

さらに座位中は体重の約140〜150％が腰にかかると言われています（日本整形外科学会報告）。
つまり、立っているよりも椎間関節は強く押しつぶされているのです。

🔸スマホ・PC姿勢が頸椎〜腰椎を連鎖的に歪ませる

スマホを見る姿勢では、頭部が前に出て背中が丸くなります。
このとき、頸椎が前方へスライドし、胸椎が後弯。
その反動で腰椎が過伸展（反り腰）になります。

このように頸椎の前方変位 → 胸椎の後弯 → 腰椎の伸展という「運動連鎖」が生じるため、
首や肩の不調も、最終的には腰の椎間関節症へ波及します。

だからこそ、腰だけをマッサージしても効果が続かないのです。
体は常に連動して動いており、「腰痛＝全身の歪みの結果」といえます。

第8章　ななつほし整体院の整体×運動療法アプローチ

〜痛みを取るだけでなく「再発しない身体」をつくる〜

さいたま市浦和の ななつほし整体院 では、
椎間関節症を「局所的な炎症」ではなく、
全身の運動連鎖・姿勢・神経バランスの問題として捉えています。

そのため、施術は単なるもみほぐしや矯正ではなく、
“身体が自ら動けるように整える”ことを目的としています。

🟡 ステップ① 丁寧な検査と分析

• 姿勢（骨盤傾斜・背骨のカーブ・頭部位置）の評価

• 動作分析（立ち上がり・前屈・反らし・ひねり動作）

• 筋肉バランス（過労筋・さぼり筋）のチェック

• 神経リズム（相反神経支配の切り替え）の確認

これにより、痛みの「本当の原因」を特定します。

🟡 ステップ② 過労筋を緩める

• 筋膜リリース

• トリガーポイント療法

• 呼吸に合わせた関節モビライゼーション

特に腰方形筋・多裂筋・僧帽筋上部を緩めることで、関節の圧迫が軽減します。

🟡 ステップ③ さぼり筋を活性化する

筋肉が再び自然に働けるように、軽い運動療法を取り入れます。

• ドローイン（腹横筋活性化）：お腹をへこませて呼吸する。

• ヒップリフト（大臀筋強化）：仰向けで骨盤を持ち上げる。

• 肩甲骨スクイーズ：肩甲骨を背中で寄せる運動。

これらを施術中や自宅ケアとして行うことで、姿勢保持筋が目覚め、背骨の安定性が向上します。

🟡 ステップ④ 相反神経支配を再教育する

背筋と腹筋、臀筋と腸腰筋など、拮抗筋のバランスを再学習させます。

• ゆっくりとした伸展・屈曲運動

• 体幹のコーディネーショントレーニング

• 軽いリズム運動で神経反射を正常化

これにより、動作のぎこちなさが消え、「動くと痛い」から「動くほど楽になる」身体へ変化していきます。

🟡 ステップ⑤ 運動連鎖を整える全身アプローチ

椎間関節症の根本改善には、“局所治療”ではなく、“全身連動”の回復が不可欠です。

• 足首の可動性改善（背屈ストレッチ）

• 骨盤の動きの再教育（キャット＆カウ）

• 胸椎の柔軟性向上（胸開きエクササイズ）

• 肩甲骨のリズム調整（前鋸筋アクティベーション）

これらを段階的に取り入れることで、
身体全体の運動連鎖がスムーズになり、椎間関節への過剰なストレスが消えていきます。

第9章ななつほし整体院の施術方針 〜浦和から発信する「根本改善の整体」〜

🌀 痛みの根本を「動き」で治す

さいたま市浦和の ななつほし整体院 では、
椎間関節症を「筋・骨・神経・動作」のすべてから分析します。

一般的な整形外科では、レントゲンで骨の隙間や変形を見て終わることが多いですが、
当院では「なぜその関節に負担が集中したのか？」を徹底的に探ります。

🩺 施術の特徴
・痛みのある部位に頼らない全身チェック
・過労筋・さぼり筋のリセット
・相反神経支配の再教育
・運動連鎖を整える再発予防アプローチ

これらを組み合わせることで、「痛みが戻らない体」へ導きます。

🌿 施術の流れ

1. カウンセリングと姿勢・動作分析

2. 関節・筋膜リリースによる可動域改善

3. 神経リズムの再教育（バランス調整）

4. 自宅でできるエクササイズ指導

施術は無理な矯正やバキバキ音はありません。
患者様の体が「自然に動ける」状態を取り戻すことを重視しています。

ななつほし整体院のモットー

🌟 「一緒に整える整体」

ななつほし整体院では、施術者が一方的に体を“直す”のではなく、
お客様と一緒に「体の変化を感じながら整えていく」ことを大切にしています。

日々の生活の中で、自分の体に気づき、
無理のない姿勢や動作を自然に選べるように――。

「通い続けることがゴール」ではなく、

🌿 「自分の体を自分で守れる状態」
を目指すことを理念としています。

【まとめ】

椎間関節症は「加齢」や「使いすぎ」だけで起こるものではありません。
その多くは、日常の姿勢・筋バランス・神経の切り替え（相反神経支配）の乱れが重なって生じる“全身の問題”です。

過労筋をゆるめ、さぼり筋を活性化し、運動連鎖を整えることで、
椎間関節へのストレスは自然と減少します。

「腰が痛いのは年のせい」とあきらめる必要はありません。
身体の正しい動きを取り戻せば、何歳からでも改善できます。

🌟 浦和・さいたま市で椎間関節症の根本改善を目指すなら、ななつほし整体院へ。
痛みを“抑える”のではなく、“動ける身体”へ導く整体で、
あなたの日常をもう一度、軽やかに取り戻しましょう。

あなたの不調、その場しのぎになっていませんか？

「マッサージを受けてもすぐ戻る」「薬に頼りたくない」
そんな方のために、**ななつほし整体院（さいたま市浦和）**では、体の本来の回復力を引き出すための４つの施術法を用いています。

それが、
① オステオパシー
② 筋膜整体
③ 鍼灸
④ 運動療法（リハビリ＆セルフケア指導）

あなたの体に合った方法で、根本的な改善をめざします。

① オステオパシー 〜体が本来持つ“治る力”を引き出す〜

オステオパシーとは？

アメリカ発祥の手技療法で、「体はひとつながりのシステムである」という考えに基づいています。
骨・筋肉・関節・内臓・神経などの全身バランスを整えることで、自然治癒力を高めます。

効果

• 腰痛・肩こり：骨格の歪みを整えてスッと軽く。

• 頭痛・慢性疲労：血流と神経の通りを良くしてスッキリ。

• 関節痛・姿勢の歪み：滑らかな動きと美しい姿勢に。

• 内臓の不調：お腹の緊張をほぐし、自律神経を安定。