いかがでしたでしょうか？
もし「１つでも当てはまる」と思った方は、このまま読み進めてみて下さい。

最後までお読み頂ければ、当院があなたの「お悩みを解決」させて頂けると思います。

● なぜ“痛み”が出るの？

「軟骨がすり減っているから痛い」と思われがちですが、実は軟骨自体には痛みを感じる神経がほとんどありません。
痛みの主な原因は、削れた軟骨のカスが関節内で炎症を起こすことにあります。

この炎症により、立ち上がりや歩き出し、階段の上り下りで「ズキッ」「ジーン」とした痛みを感じるようになります。
つまり、痛みの正体は“炎症”によるものなんです。

● 「痛いから動かない」が、悪循環を招く

痛みがあると、自然と動くのを避けてしまいますよね。
けれど、それが続くと股関節を支える中殿筋・大殿筋・内転筋などの筋肉がどんどん弱くなります。

筋力が落ちると体を支える力が減り、股関節への負担がさらに増す――これがまさに、

痛み → 運動不足 → 筋力低下 → 負担増 → さらに痛み
という悪循環です。

また、痛みを避けようと無意識に「かばう姿勢（疼痛回避姿勢）」をとることで、股関節の可動域もどんどん狭くなります。
「正座ができない」「深く曲げられない」「歩き出しがぎこちない」…そんな変化を感じたら、進行のサインかもしれません。

放置してしまうと、関節の変形や歩行障害が進み、最終的に手術が必要になるケースもあります。
だからこそ、早めに・日常的にケアすることがとても大切なのです。

なぜ“整体”で変形性股関節症が変わるのか？

～「動き」と「バランス」を取り戻すアプローチ～

「整形外科では“軟骨が減っている”と言われただけで、どうしたらいいのか分からない」
そんなお悩みを抱える方も多いです。

確かに、レントゲンで軟骨の状態は見えます。
ですが、実際の痛みや動かしづらさには、筋肉・神経・姿勢・動作のクセといった“全身のバランス”が深く関わっています。

ななつほし整体院では、「整体＋運動療法」を組み合わせて、次のような流れでアプローチしていきます。

⚖️ 股関節を支える筋肉バランス ― 「さぼり筋」と「過労筋」

股関節は、骨盤と太ももの骨をつなぐ要の関節で、
周囲には多くの筋肉が協力しながら動きをコントロールしています。

その中で、ある筋肉が過剰に働き続けると「過労筋」となり、
一方でうまく使われない筋肉は「さぼり筋」となってしまいます。

このアンバランスが続くと、関節にかかる力の分散が崩れ、
結果的に股関節に大きなストレスがかかるようになります。

🟠 過労筋（働きすぎの筋肉）

変形性股関節症の方に多く見られる「過労筋」は以下の通りです。

• 大腿筋膜張筋（ももの外側）

• 腸腰筋（脚を持ち上げる筋肉）

• 外側広筋（ももの外側）

• 中殿筋（お尻の横）

これらは、体重を支えたり脚を動かしたりする際に常に働いており、
股関節が不安定になるとさらに緊張が強くなります。

結果として、外側ばかりに力が入り、関節の内側に圧力が集中しやすくなります。

🔵 さぼり筋（働きにくくなっている筋肉）

一方で、「働きにくくなっている筋肉」には次のようなものがあります。

• 大殿筋（お尻の奥の筋肉）

• 内転筋群（内ももの筋肉）

• 深層腹筋（骨盤の安定に関わる筋肉）

これらがうまく働かないことで、骨盤の安定性が低下し、
股関節の動きがアンバランスになってしまいます。

結果として、動作のたびに一部の筋肉や関節に過度な負担がかかる状態となり、
痛みや違和感の原因となります。

🌱 過労筋を緩めて、さぼり筋を活性化する理由

身体は、単純に「緊張を取る」「鍛える」だけではバランスを取り戻しません。
大切なのは、過労筋をゆるめて、さぼり筋を再び働けるようにすることです。

過労筋は、働きすぎて硬くなり、血流や神経の伝達が低下しています。
この状態では、関節が自由に動けず、痛みを感じやすくなります。

まず過労筋をゆるめることで、関節周囲の動きに“余裕”をつくり、
それにより神経の信号がスムーズに通り、さぼり筋が自然に働けるようになります。

これは単に筋肉を「ゆるめる」「刺激する」ということではなく、
身体が本来持っている協調のリズムを取り戻すためのプロセスといえます。

🧠 相反神経抑制 ― 筋肉がバランスを取り戻す仕組み

私たちの体には「一方の筋肉が働くと、反対側がゆるむ」という神経反射があります。
これを**相反神経抑制（そうはんしんけいよくせい）**と呼びます。

たとえば、

• 太ももの前の筋肉が働くと、後ろのハムストリングスがゆるむ

• 肘関節を曲げるときに上腕二頭筋筋が働き、伸ばす側の上腕三頭筋はゆるむ

この神経の切り替えがスムーズに働くことで、体の動きは滑らかに保たれます。

しかし、過労筋が硬くなり、常に緊張したままだと、
この「抑制」がうまく働かず、反対の筋肉（さぼり筋）が活動できなくなります。

つまり、過労筋とさぼり筋のアンバランスは、
神経の働きの偏りにも関係しているのです。

ななつほし整体院では、この相反神経抑制のリズムを尊重しながら、
体の自然な動きを引き出すようサポートしています。

🔄 運動連鎖 ― 股関節だけではない全身のつながり

股関節の動きは、足首・膝・骨盤・背骨と密接につながっています。
この連動性を「運動連鎖」といいます。

股関節が硬くなると、代わりに腰や膝が動きすぎてしまう。
反対に、足首の動きが悪いと、股関節が無理に動かざるを得なくなる。

このように、どこか一部の制限が別の部位の負担となって現れるのが、
体の連鎖の特徴です。

そのため、変形性股関節症の痛みを緩和するためには、
股関節だけに注目するのではなく、
足の着き方や骨盤の傾き、体幹の安定など、全体の流れを整える視点が欠かせません。

🧍‍♀️ 姿勢と股関節の関係

姿勢は股関節に大きな影響を与えます。

たとえば、

• 骨盤が前に傾く「反り腰」

• 背中が丸まり骨盤が後傾する「猫背姿勢」

どちらも股関節の角度を変え、関節内の圧力を偏らせてしまいます。

また、左右どちらかの足に体重をかける癖があると、
股関節の片側ばかりが負担を受け、痛みや動きの制限を感じやすくなります。

姿勢を正すというのは、単に「背筋を伸ばす」ことではなく、
全身の骨格と筋肉の調和を取り戻すことでもあります。

🌿 ななつほし整体院のアプローチ

浦和ななつほし整体院では、変形性股関節症に対して、
「股関節そのもの」だけでなく、全身の動きとつながりを観察することを大切にしています。

• 骨盤の傾き

• 足首や膝の動き

• お尻や太ももの筋肉バランス

• 体幹の安定性
  これらを総合的に見て、負担の根本にある要因を探っていきます。

施術は、体の状態に合わせたやさしい手技を用い、
身体の自然な動きを取り戻すことを目的としています。

🤝 クライアントと共に歩む整体

ななつほし整体院のモットーは、

「施術者とクライアントが共に関わり、改善を目指す整体」
「卒業できる整体」

施術者が一方的に行うのではなく、
一人ひとりの体の状態を共有しながら、
「どのようなバランスの乱れが起きているのか」
「なぜ股関節に負担がかかっていたのか」
を一緒に理解していくプロセスを大切にしています。

自分の体を知ることは、再発を防ぎ、より快適に動ける未来につながります。

📍 浦和で股関節の違和感にお悩みの方へ

「歩くと股関節が重い」「階段で違和感を感じる」
そのようなサインは、体が「バランスを見直したい」と伝えているかもしれません。

変形性股関節症であっても、体の使い方や筋肉の協調が整えば、
関節への負担を減らし、動作の快適さを取り戻すことは十分に可能です。

浦和ななつほし整体院では、
股関節の痛みを全身のつながりから見つめ直し、
一人ひとりの身体に寄り添った施術でサポートしています。

🌸 まとめ

変形性股関節症は、関節だけの問題ではなく、
筋肉の使われ方・姿勢・体全体の連鎖が深く関わっています。

過労筋とさぼり筋のアンバランス、
相反神経抑制による神経の切り替え、
運動連鎖による全身の協調性。

これらを整えることで、
股関節は本来のスムーズな動きを取り戻す方向へと導かれます。

浦和ななつほし整体院は、

「施術者とクライアントが共に関わり、卒業できる整体」

として、股関節の痛みに悩む方の
“これからの動きやすい毎日”を応援しています。

あなたの不調、その場しのぎになっていませんか？

「マッサージを受けてもすぐ戻る」「薬に頼りたくない」
そんな方のために、**ななつほし整体院（さいたま市浦和）**では、体の本来の回復力を引き出すための４つの施術法を用いています。

それが、
① オステオパシー
② 筋膜整体
③ 鍼灸
④ 運動療法（リハビリ＆セルフケア指導）

あなたの体に合った方法で、根本的な改善をめざします。

① オステオパシー 〜体が本来持つ“治る力”を引き出す〜

オステオパシーとは？

アメリカ発祥の手技療法で、「体はひとつながりのシステムである」という考えに基づいています。
骨・筋肉・関節・内臓・神経などの全身バランスを整えることで、自然治癒力を高めます。

効果

• 腰痛・肩こり：骨格の歪みを整えてスッと軽く。

• 頭痛・慢性疲労：血流と神経の通りを良くしてスッキリ。

• 関節痛・姿勢の歪み：滑らかな動きと美しい姿勢に。

• 内臓の不調：お腹の緊張をほぐし、自律神経を安定。