こんにちは。
浦和整体院 ななつほし 佐伯です。
今日は蒸しますね~~(~_~;)
外は暑い!
治療院の中は冷房がかかっているから過ごしやすいですが^^;
今日は肩から腕にかけてしびれや冷え、だるさが生じる
『胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)』
のお話をしようと思います。
病院に行って症状を訴えても
特に異常はありません~と言われてしまう。
脳の異常や頸椎症、椎間板ヘルニアでない場合、
この『胸郭出口症候群』かもしれません。
『胸郭出口症候群』とは
首や肩周りの筋緊張や生まれつきの骨格により、
鎖骨周辺にある「胸郭出口」と呼ばれる
神経と血管(→上肢やその付け根の肩甲帯の運動や感覚を支配する腕神経叢と鎖骨下動脈)の通り道が圧迫されることによっておこる病態です。
斜角筋症候群:前斜角筋(ぜんしゃかくきん)と中斜角筋(ちゅうしゃかくきん)という首の筋肉の間で圧迫される
肋鎖(ろくさ)症候群:鎖骨と第1肋骨の間で圧迫される
小胸筋症候群:小胸筋を通る時に圧迫される
頸肋(けいろく)症候群:頸椎(けいつい)にある余分な肋骨で圧迫される
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これらを総称して胸郭出口症候群と言います。
肩こり、腕や手のしびれ、手の血行不良(冷え、だるさ)
ひどくなると、手の握力低下と細かい動作がしにくいなどの運動麻痺の症状、耳鳴りやふらつき感、後頭部から耳、口のあたりのしびれ感にまで及ぶことがあります。
症状を訴える人の多くに、
なで肩
小胸筋を中心とした胸の筋肉をよく鍛えている
重いものを持ち運ぶ
猫背、ストレートネック
頚肋(主として第7頸椎の横突起が肋骨のように頸部の側面に伸びてきたもの)
の方がいます。
病院で誘発テストを受けられた方もいると思います。
詳しくは次回!