足の付け根が痛む方へ
こんにちは!
浦和整体院 ななつほし の佐伯です。
太ももの付け根(股関節)が痛い・・・
こんな悩みでお困りではありませんか?
いままでは何ともなかったのに、急に痛みが出ると不安になりますよね。
太ももの内側や外側、前側や後ろ側など、「足の付け根が痛い」といっても人によって痛みが出る場所はさまざまです。
何の病気なんだろう、原因はなんだろう、どこに行って治せばいいんだろう。
痛みが増していくほど焦ってしまったり、不安が大きくなってしまう人もいるようです。
そこで今回は、足の付け根が痛くなってしまう原因や考えられる病気などを、まとめてご紹介していきたいと思います。
当てはまる方は、整体院や病院で適切な対処をしていきましょう!
足の付け根が痛くなる9つの原因と解説
足の付け根に痛みが出てしまう原因は様々です。今回は考えられる9個の原因について、1つ1つ解説していきたいと思います。
1. 坐骨神経痛
一般的に坐骨神経痛とは腰部椎間板ヘルニアや脊椎分離すべり症といった風に坐骨神経に痛みが生じうる症状の総称の事です。
高齢になるにつれて体内のコラーゲンの量が減ってしまうので、関節軟骨もすり減ってしまって、骨の配列がくずれやすくなったりもします。
高齢の方は、意識的にグルコサミンやコラーゲン、コンドロイチン成分を摂取していくといいでしょう。
2. 変形性股関節症
足の付け根の痛みの原因として、変形性股関節症がありますが、変形性股関節症の場合には股関節の前の方(鼡径部の周辺)に痛みが生じる場合が多くあります。
他にも股関節の外側やお尻の部分、太もも、膝付近に痛みを感じるといった風に痛む部位も広範域に発症する場合もあります。
これは普段の生活習慣の中で同じ姿勢を長時間取りつづけていたり、激しいスポーツにより骨が変形してきたり、年齢が進むにつれて軟骨がすり減ってしまい骨に変形が生じる事から発症します。
痛みも徐々に現れてくるので、症状が悪化する前に早めに専門家に相談する事をお勧めします。
3. 鼠径ヘルニア(脱腸)
本来ならお腹の中にあるはずの腹膜や腸の一部が、多くの場合、鼠径部の筋膜の間から皮膚の下に出てくる下腹部の病気です。
初期症状は、立った時とかお腹に力を入れた時に鼠径部の皮膚の下に腹膜や腸の一部などが出てきて柔らかいはれができますが、普通は指で押さえると引っ込みます。
太ももや足のつけね(鼠径部)に何か出てくる感じがあり、それがお腹の中から腸が脱出してくるので「脱腸」と呼ばれています。次第に小腸などの臓器が出てくるので不快感や痛みを伴ってきます。
はれが急に硬くなったり、膨れた部分が押さえても引っ込まなくなることがあり、お腹が痛くなったり吐いたりします。これをヘルニアのカントン(嵌頓)といい、急いで手術をしなければ、命にかかわることになります。
鼠径部分が腫れて強い痛みを伴う場合には、早急に病院に行って下さい。
4. バージャー病
足の付け根の痛みの原因の中で、バージャー病というものがありますが、これは主に血行不良から起きる症状で足の付け根が痛む以外でも足がしびれたり、足や手の血色が悪くなる事が特徴です。
特に喫煙が原因となる病気ですが、タバコのニコチンによって血管が炎症を起こす事によって血管内が詰まりやすくなります。
血行が悪くなると血液のポンプ役でもあるふくらはぎでしっかり血液を循環させる事が出来なくなってしまうので、それが血管の通り道である鼡径部へも影響して足の付け根に痛みを生じるようになるのです。
バージャー病も初期の段階できちんと処置していけば改善される場合もあるので、足の付け根が痛んだり、下半身がしびれる、手足の血行が悪いと感じたら早めに病院に行くことをおすすめします。
5. グロインペイン症候群
サッカー選手などに多い症状で、治りにくいのがやっかいなところ。片足に体重をかけ、キックをする動作そのものが鼠径部に負担をかけるともいわれます。股関節が痛い、足のあたりなどに原因が見つからない痛みが続く場合、鼠径部痛症候群をうたがってみてください。
痛みが出る場所はおもに鼠径部のあたりですが、さまざまです。下腹部、座骨、内転筋近位部などに症状がみられます。鼠径部痛症候群とはおもにこの部位で起こる症状の総称。内転筋腱障害、腸腰筋の機能障害、鼠径管後壁欠損、外腹斜筋腱膜損傷、恥骨結合炎内転筋腱障害、スポーツヘルニアなどをまとめて鼠径部痛症候群といいます。
6. 糖尿病
足の付け根の痛みの原因にもスポーツ障害や加齢に伴う軟骨部分のすり減りや骨盤の歪みといったように様々なものがありますが、中には糖尿病のように内的な事が原因のものもあります。
糖尿病の場合には、足の付け根が痛む際には初期症状で痺れを伴う事があるので、痺れを感じたり、手足の先まで血液が行きわたっていないと感じたら早めに専門医に相談してください。
糖尿病は放っておくと、悪化していって最悪の場合には足を切断しなくてはならないといった状況に陥る事もありますので、注意が必要です。
7.日常生活の乱れ
特に激しいスポーツ等していなくても、日々の生活習慣の癖によって足の付け根が痛む事があります。
一般的に多いのが、無理な姿勢を長時間保つ事です。
固い床の上で長時間立ち仕事をしている、長時間正座をしている、いつも姿勢が悪い、片方の肩にばかりで重い荷物を持つといった事が考えられます。
そうする事によって血液やリンパの流れが滞ってしまって、トリガーポイントといったしこりが出来てしまいます。
このトリガーポイントをそのまま放っておくと危険です。
血流が流れなくなる事によって栄養が体の隅々にまで運ばれなくなるからです。
そうならないためにも、常日頃からストレッチをしたり、血液やリンパの流れを促すマッサージをしてあげましょう。
8. 妊娠や臨月など、女性特有の原因で痛みが出ることも・・・
女性には子供を産む機能が備わっているので、生理前や妊娠中から出産直後にかけてリラキシンという子宮弛緩因子のホルモンが分泌され、それによって骨盤周りの靭帯が緩む仕組みになっています。
その仕組みのおかげで3キロ前後もある赤ちゃんを出産する事が出来るのですが、靭帯があまりにも緩んでしまうと股関節の骨がぐらぐらしてしまうので、骨が歪んだり損傷を起こすリスクを伴います。
妊娠から出産後までの足の付け根の痛みと症状緩和対策について説明していきます。
◆ 妊娠中に起きる足の付け根の痛みはがに股が原因です
妊娠したら急に足の付け根が痛くなるといった悩みを抱える妊婦さんは多いです。
その訳は、妊娠すると出産の準備のために女性の体は骨盤が徐々に広がっていったり、関節や筋肉、靭帯も柔らかくなっていくからです。
さらに赤ちゃんが日増しに大きく成長していくにつれて骨盤周りも大きくなり、それに伴って左右の足も外側を向いていきます。いわゆるがに股の状態になっていくと大たい骨が外旋し鼡径部や臀部の神経や筋肉を圧迫してしまい足の付け根にも痛みが生ずるようになるのです。
妊娠して5か月目ぐらいの時によく安産祈願をする習性がありますが、それと同時に骨盤ベルトや骨盤の周りをサポートする包帯を巻く事を勧められます。これは骨盤が緩みすぎる事や骨盤やお腹周りを守る役割をするからです。
それと同時に左右のつま先を目線に合わせて歩くように意識してくださいね!
◆ 臨月になると?
臨月になるにつれて、出産に備えるための リラキシンというホルモンが過剰に分泌されるようになります。
これは出産の時に赤ちゃんがお腹からスムーズに出てくるために、骨盤周りを広げたり筋肉を緩くするホルモンなのですが、あまりにも骨盤が開きすぎてしまった場合には便秘がちになったり切迫早産のリスクも高まるので、骨盤ベルトや骨盤体操等で骨盤を引き締める努力をしましょう。
骨盤体操はインナーマッスルを鍛える効果が高いので、過激な出産という作業のための体力作りにも大変効果的な運動です。
お腹に負担のない程度に日々のライフスタイルの中で骨盤体操しながら、母子共に健康体をキープしていって下さい。
◆ 出産後に足の付け根が痛くなってしまったら
出産後というのは骨盤がまだ開ききっている状態なのに急に赤ちゃんを抱っこしたりして重い物を持つようになるので、骨盤周りにかなりのダメージがかかります。
出産してからだいたい半年ぐらいかけて徐々に骨盤が元通りに収縮されていくのですが、その際にも育児や家事の過労によって骨盤がゆがんだ状態のまま収縮してしまう場合もあります。
そういった時には、 整体や整骨院で骨盤をしっかり整えてもらうといいでしょう。
骨盤矯正する事によって、足の付け根の痛みも徐々に改善されていくことも期待できます。
補正下着のガードルを履いて骨盤を引き締める方法もありますが、あまりにも引締め作用が強いと逆に血流やリンパの流れを滞らせてしまうリスクもあるので注意が必要です。
9.マラソンやサッカーなど、スポーツ障害が原因の痛みもあります
一般的に走り過ぎで足の付け根に痛みが生じる症状の事を、オーバーユースシンドロームといってランニング障害といいます。
これは走るという動作が短いジャンプ動作の繰り返しによるものなので、その衝撃が足の裏から全身へとかかってしまう事が大きな原因とされています。
走る場所が固いコンクリートのところばかりだと、特に負担も大きくなるようです。
初期段階としては走った後の筋肉痛なのですが、中期段階になるとランニング中の痛み、足の付け根以外でも膝の痛みといった風に徐々に症状も悪化してきます。
サッカーによる足の付け根の痛みは、片足で全身の体重を支えながらバランスを取り、それと同時に思いっきり蹴るといった動作をする事で、股関節に大きな負担がかかってくる事が原因なのですが、いつも同じ利き足でばかりキックしていると、さらに左右の足の筋肉のバランスが崩れてきたり、骨盤がずれる大きな要因となってしまいます。
どちらにしても痛いと感じた時から早めに受診して適切な処置をすることが早期回復の近道なので、痛みが慢性化する前に早めに対処していきましょう。
4つの部位別!足の付け根が痛くなる理由とは?
足の付け根の痛みの理由もいろいろあります。
どのような動作をした時にどの部分が痛むのか?と症状や痛む部位を絞っていけば、早めにその原因や対処法がわかる場合もあるので、まず症状をしっかり把握する事が大切です。
足の付け根の痛みも安静にしておけば改善されていくものから早急に病院で処置した方が良いものまであります。
全ての原因を網羅するのは難しいですが、一通りの原因を知っておきましょう。
足の付け根の「内側」が痛い!
足の付け根の内側に集中して痛みが発症する原因としては、出産時の骨盤の開きや長年の姿勢の悪さといった事が考えられます。
どうして足の付け根の内側に痛みが生じるかというと、重心を内側にかける癖があるのが考えられる一番の理由です。
出産の場合は出産時に骨盤が開ききってしまって恥骨にダメージが起きている事が考えられます。
出産時の骨盤の開きや日々の姿勢が悪い事が原因の場合は、整体や整骨院等の体の歪みを整える施術で症状も改善していけます。
ただし先天性の股関節の病気の場合には、専門的な対処が必要となってきます。
足の付け根の「外側」が痛い!
足の付け根の外側に痛みを感じる人の多くは、外側に広がったような歩き方の癖があります。
日々の生活習慣の癖でしたら、気を付けていけば改善される場合もあります。
まずは、外側に重心を置いて歩かないように意識することが大切です。
そのためにはまずインナーマッスルを鍛える事が必要となってきます。
インナーマッスルがしっかり鍛えられると自然と重心を体の中心にかける事にが出来るようになるでしょう。
足の付け根の「前側」が痛い!
足の付け根も前側が痛い場合には、鼠径ヘルニアの可能性が高いです。
これは屈んだり排泄の際に力むと痛みを生じるのですが、特徴としては患部がぽっこり突き出てきたりします。
股関節症でもしゃがんだり、正座出来ないといった症状が現れるので早めに対処しましょう。
足の付け根の「後ろ側」が痛い!
足の付け根の後ろ、お尻や太もも部分が痛む場合には、椎間板ヘルニアの可能性が高いです。
動いた時に痛み出す場合でしたら整体院での施術でも改善していけますが、ガンといった病気から生じる骨の痛みの場合もあります。
早めの受診が大切です。
ストレッチをしても足の付け根に痛みが残る場合は、施術を受けに行ってみよう!
足の付け根の痛み緩和のためのストレッチやヨガ、ピラティス等いろいろありますが、自分で実際に試してみても症状が緩和されない場合には、整体院に行ってカウンセリングを受けながら施術を試みて下さい。
ななつほし ではそれぞれの症状によってアプローチ方法は異なりますが、 人間が本来持っている自然治癒力を高める効果が期待できます。
自分では手が届かなかったパーツやストレッチだけでは緩和されない症状に効果的な施術をしています。
ななつほし で歪みを改善しながら、日々のライフスタイルの中で気を付けた方が良い習慣についてもお伝えしています。
太ももの付け根の痛み改善の重要なポイント
太ももの付け根の痛みを改善するためにはこの3つのポイントが非常に大事です
- ご自分のお身体の状態をしっかり認識する(骨盤や背骨の歪み 肩甲胸郭関節・股関節・膝関節・足関節のアライメントなど)
- 施術後に心がけてもらうこと(食事・入浴・睡眠・・・)自然治癒力を高める習慣をつけましょう!
- 普段の姿勢や動作などに潜む身体の癖を見つけて改善していく
さいたま市浦和区で足の付け根が痛む方は、ぜひご相談ください
太ももの付け根の痛みを根本的に改善するためには、やはり整体での施術がおすすめです。
筋肉がこわばり、神経を圧迫しているところをピンポイントで施術していくので即効性があります。
骨盤や股関節などのゆがみやずれを取って、バランスを整えていくことで、太ももの付け根の痛みの原因を改善していきます。
ぜひ ななつほし へ通って太ももの付け根の痛みの改善をしてみませんか?
ななつほし では
お客様の体のゆがみを矯正していき、改善を目指します。
整体をすることで症状の改善が始まりますが、いち早く太ももの付け根の痛みを改善させるためにはコツがあります。
また、に良かれと思ってされていることが実は症状を悪化させるということも多々あります。
ななつほし では整体後に太ももの付け根の痛みの回復が早まるようにアドバイスをしています。