その理由は疲労回復が上手くできていないからです。
重い物を持ち上げる事の多い肉体労働の方や激しい運動をされているアスリートの肩こりは想像しやすいですよね。
しかしエアコンの効いた室内にいても、長時間のデスクワークや車の運転・育児などで肩こりに悩まされてしまいます。
しかもある程度慢性化してしまうと、どちらも肩のこりが抜けづらく、大変辛い思いをしてお過ごしの方が多くいらっしゃいます。
最初は問題なく出来ていたことでも、だんだん肩にこりが出だして慢性化してしまうのです。
なぜ最初は同じことを普通にできているのに、肩こりに悩まされてしまうのでしょうか?
それは肉体労働・スポーツ・デスクワーク・育児それらすべてに共通して、身体の回復よりも疲労の蓄積が勝ってしまっているからです。
なぜ疲労が溜まってしまうのでしょうか?
普通だと睡眠をとることで疲労回復していきますが、足を組んで座るなど、骨盤を歪ませてしまうことをしていると睡眠中でも筋肉の緊張が抜けずに疲労が蓄積されて行ってしまいます。
さらにPC操作・車の運転・幼児の抱っこなど、肩を前方に巻き込んでしまうような姿勢を長時間続けることで肩関節が前方で固定されてしまいます。
こうなってしまうと、仰向けで寝た際に肩が天井方向に浮いた状態のまま睡眠をとることになります。
当然背部から頭部にかけての筋肉も両肩に引っ張られてしまい、寝ているのに筋肉の緊張が抜けないままになってしまいます。
この疲労が溜まりにたまってついに肩こりに悩まされてしまうのです。
そもそも肩こりの原因をご存知ですか?
実は原因は姿勢なんです!
朝起きた時から体がだるい・重い・痛むとおっしゃるお客様がいらっしゃいます。
こうしたお悩みをお持ちの方は、良い睡眠がとれていない場合が多いです。
浅い眠りだったりそもそも睡眠時間が足りていない場合もあります。
何よりも整体師の立場としては、身体に歪みがあることで睡眠時も筋肉の緊張がとれていないことに注目しています。
そのため疲労がとれていないばかりでなく、寝ていて痛みまで出るために、寝返りで目が覚めてしまったり、十分な睡眠時間を取る前に起きざるを得ない方もいます。
こうした症状は多くは骨盤にある仙腸関節と肩関節の歪みが原因になります。
まず足を組んで座るなどの骨盤を歪ませてしまう姿勢を長時間とることで、仙腸関節がカチカチに固まって動かなくなっていきます。
寝返りをして痛む場合はこの仙腸関節に問題があることが多いのです。
そして肩関節は猫背の方は特に目立ちますが、前方に巻き込みやすくなっています。
これはデスクワークや車の運転など腕を前方で使うことが多いからです。
肩が前方に巻き込んでしまうと、仰向けで寝た際に肩が天井方向に浮いてしまいます。
骨盤が歪んで固まって、肩が前方に巻き込んだ状態の人が仰向けに寝て、自分の腰や肩を触るとカチカチで全く緩んでいないことに気づかれると思います。
このまま寝るのはツライので横向きで寝てしまう方も多いのですが、普段から猫背で生活していて、寝る時もエビのように丸くなっていてはいつ胸を張るのでしょうか?
肩こりを解消するために、よくマッサージや指圧を受けている人がいます。
堅くなってしまった筋肉をほぐした直後は楽になるのですが、しばらくするとまたすぐに肩こりがぶり返してきます。
マッサージや指圧により肩の筋肉がほぐれると血行がよくなり、一時的に楽になります。
ところが、肩こりになる原因に対しての処置がないとすぐにまたつらい肩こりに悩まされてしまいます。
肩こりがなかなか改善しなくて悩まれている方はこの体の歪みがとれていないために、疲労回復がうまくできていないのです。
心当たりのある方は ななつほし までご相談くださいね!