階段で起こる膝痛  膝蓋大腿関節へのアプローチについて

こんにちは、ななつほし整体院です!

「階段を下りると膝が痛い」「膝のお皿のあたりがズキズキする」という方、多いですよね。

特に高齢の方だと、膝の痛みで日常生活がつらくなることも。

今回は、階段を下りるときに起こる膝の痛み、特に「膝蓋大腿症候群」という状態について、わかりやすくお話しします。

原因や対処法、簡単なセルフケアもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

階段を下りると膝が痛い…なぜ?

階段を下りるとき、膝には体重の何倍もの負担がかかります。特に「膝のお皿(膝蓋骨)」の周りが痛む場合、こんな原因が考えられます:

  • 膝への強い負担:階段の昇り降り、特に下りるときは、膝にドンと衝撃がかかり、軟骨や靭帯が疲れて痛みが出ます。
  • 変形性膝関節症:中高年の方に多く、膝の軟骨がすり減ったり、関節が変形して痛みが強まります。
  • 膝蓋大腿症候群:膝のお皿と太ももの骨の動きがスムーズでないと、階段で痛みが出やすくなります。
  • 筋力の弱さ:太ももの筋肉やお尻の筋肉が弱いと、膝に余計な負担がかかります。
  • ケガや炎症:過去の膝のケガや、関節の炎症が原因のことも。
  • 靴や歩き方:クッションの悪い靴や、変な歩き方が膝を痛めます。

膝蓋大腿症候群って何?

「膝蓋大腿症候群」は、膝のお皿(膝蓋骨)が太ももの骨(大腿骨)とスムーズに動かず、擦れて痛みが出る状態です。

こんなときに特に痛みます

  • 階段の昇り降り(特に下りるとき)
  • しゃがむときや正座
  • 長時間座った後に立ち上がるとき(「映画館サイン」と呼ばれます)

なんでこうなるの?

  • お皿の動きがズレる:お皿が正しい位置で動かず、太ももの骨と擦れて痛みが出ます。
  • 筋肉のバランスが悪い:太ももの内側の筋肉(内側広筋)やお尻の筋肉が弱いと、膝に負担がかかります。
  • 膝を酷使する動き:ランニングやジャンプ、階段の使いすぎで膝が疲れます。
  • 足の形の問題:扁平足やO脚、X脚だと膝に変な力がかかります。
  • 靴が合わない:クッションやサポートが足りない靴だと、膝に負担がかかります。
  • 筋肉の硬さ:太ももの裏やお腹の筋肉が硬いと、膝に影響します。

どんな症状?

  • 膝のお皿の周りや膝の前がズキズキ、または重い感じの痛み。
  • 階段、しゃがむ、正座、走る、座った後に立つときに痛みが強まる。
  • 膝が「ゴリゴリ」鳴ることがある。
  • 腫れはあまりないことが多いです。

 

自分でできる!簡単セルフケア

膝の痛みをラクにするために、毎日できる簡単なセルフケアをご紹介します。

高齢の方でも無理なくできるものばかりです!

1. 筋肉を鍛える

  • ストレートレッグレイズ(太ももの内側を強くする)
    • やり方:椅子に座り、背筋を伸ばします。片足をまっすぐ伸ばして5秒キープし、ゆっくり下ろします。左右10回ずつ、1日2セット。
    • ポイント:膝をピンと伸ばし、太ももの内側に力を入れる意識を。痛みが出たら無理せず休む。
  • ミニスクワット(お尻と太ももを強化)
    • やり方:椅子に浅く座り、ゆっくり腰を下ろして膝を90度くらい曲げます。3秒キープして立ち上がります。10回×2セット。
    • ポイント:膝がつま先より前に出ないように注意。椅子につかまると安全です。
  • タオルギャザー(足の裏を強くする)
    • やり方:床にタオルを置き、裸足でタオルを足の指で引き寄せます。1分間×2セット。
    • ポイント:足の裏のアーチを意識して、ゆっくり動かしましょう。

2. ストレッチで柔らかく

  • ハムストリングストレッチ(太ももの裏を伸ばす)
    • やり方:床に座り、片足を伸ばして、もう片足を曲げます。伸ばした足のつま先に手が届くように、ゆっくり上体を倒します。30秒キープ、左右交互に。
    • ポイント:膝が曲がらないように注意。軽い伸び感でOKです。
  • ふくらはぎストレッチ
    • やり方:壁に手をつき、片足を後ろに伸ばしてかかとを床につけます。前の膝を軽く曲げ、30秒キープ。左右交互に。
    • ポイント:後ろの足のかかとをしっかり床につけて、ふくらはぎの伸びを感じましょう。

3. 冷やす

  • やり方:痛みが強いときは、氷の入った袋や冷湿布をタオルで包み、膝に20分当てます。1日2~3回。
  • ポイント:直接氷を当てないで、タオルで包んでくださいね。

4. 靴を見直す

  • クッションがしっかりしたスニーカーや、足のアーチを支えるインソールを選びましょう。かかとがすり減った靴は早めに交換!

5. サポーターを使う

  • 膝のお皿を支えるサポーターやテーピングを試すと、動きが安定します。薬局で購入できますよ。

 

注意してほしいこと

  • 急に運動を増やすと痛みが悪化することがあるので、ゆっくり始めましょう。
  • 膝が「カクッ」と動かなくなったり、ひどく腫れる場合は、無理しないで専門家にご相談くださいね。
  • 無理に動かすと悪化するので、痛みが強いときは休んでください。

 

予防のコツ

  • 運動前には5分ほど軽いストレッチやウォームアップを。
  • 筋トレやストレッチを週に2~3回続けて、筋肉のバランスをキープ。
  • 靴は定期的にチェックして、クッションが弱ったら新品に。

 

ななつほし整体院でのアプローチ

膝の痛みには、太ももの外側の筋肉(外側広筋)や「腸脛靭帯」が硬くなることがよくあります。

これが硬いと、筋肉や筋膜がくっついて(癒着)、膝がねじれて痛みが出やすくなります。

どんなに筋トレやストレッチを頑張っても、この硬さが残っていると効果が出にくいんです。

当院では、まず膝や股関節の「ねじれ」の原因を見つけ、施術で動きをスムーズにします。硬くなった外側の筋肉をほぐし、サボっている内側の筋肉(内側広筋)を鍛えることで、膝への負担を減らします。

高齢の方でもできる簡単なトレーニングを一緒に考えます。

たとえば、椅子に座ったままできる軽い運動からスタートします。

膝の痛みは日常のクセが原因かも

膝は、立つ、歩く、座るなど、毎日使う大事な関節。知らないうちに、姿勢や歩き方のクセが痛みを引き起こしているかもしれません。

「階段がつらい」「膝のお皿の周りが痛む」という方は、ぜひさいたま市浦和区のななつほし整体院へ!

痛みの原因をしっかり見つけて、あなたにピッタリのケアを提案します。

お電話やホームページから、気軽にご連絡くださいね!

 

症状について詳しくはこちら

膝の痛み 

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