膝蓋下脂肪体炎とは?

ななつほし整体院が根本改善をサポート

「膝のお皿の下が痛い。」
「階段を上る時やしゃがむ時にズキズキする。」
「膝を押すと違和感がある。」
そんな膝痛に悩まされていませんか?
それは膝蓋下脂肪体炎が原因かもしれません。
膝蓋下脂肪体炎は、膝のお皿(膝蓋骨)の下にある脂肪組織が炎症を起こす疾患です。
スポーツをする方や日常生活で膝を繰り返し使う方に多く、階段、しゃがむ動作、正座などで痛みが目立ちます。
さいたま市浦和のななつほし整体院では、膝蓋下脂肪体炎を単なる膝の炎症ではなく、全身の筋肉バランス(過労筋・さぼり筋)、相反神経支配の乱れ、姿勢や動作の影響と捉えます。
整体と運動療法によるオーダーメイド施術で、根本改善を目指します。
このページでは、膝蓋下脂肪体炎の原因、症状、メカニズム、当院の整体アプローチを詳細に解説します。
痛みのない快適な膝の動きを取り戻すために、ぜひ最後までお読みください!

膝蓋下脂肪体炎とは?

膝蓋下脂肪体炎は、膝蓋骨の下、膝蓋靭帯の奥にある「膝蓋下脂肪体」(Hoffa脂肪体)が炎症を起こす状態です。
膝蓋下脂肪体は、膝関節のクッション役を果たし、膝の動きを滑らかにします。
しかし、過剰な負荷や繰り返しのストレスで炎症が発生し、膝の前面に痛みや腫れを引き起こします。
日本整形外科学会によると、膝蓋下脂肪体炎はスポーツ選手(バスケットボール、バレーボール、ランニング)や膝を過伸展させる動作が多い方に多く、20~50代で発症しやすいです。
急性(突然の炎症)と慢性(繰り返す痛み)に分けられ、レントゲンでは異常が見えず、MRIやエコーで診断します。
適切なケアで改善可能ですが、再発しやすいため、根本原因の改善が重要です。

膝蓋下脂肪体炎の原因

膝蓋下脂肪体炎の原因は、膝関節の不安定性や繰り返しの負荷です。
以下に、過労筋、さぼり筋、相反神経支配、姿勢、スポーツの観点から詳しく解説します。

1. 筋肉のアンバランス:過労筋とさぼり筋

筋肉バランスの乱れは、膝蓋下脂肪体に負担をかけ、炎症を引き起こします。
過労筋とさぼり筋のアンバランスが、膝の安定性を崩します。

過労筋(働きすぎて緊張している筋肉)

例:外側広筋、腸脛靭帯、腓腹筋、大腿四頭筋。

  • 問題:これらの筋肉が過剰に緊張すると、膝蓋骨を外側に引っ張り、膝蓋下脂肪体を圧迫します。血流不良で炎症が悪化します。
  • :ランニングで外側広筋が硬直し、膝蓋骨が外側に傾斜して脂肪体を刺激します。

さぼり筋(本来働くべきなのに動いていない筋肉)

例:内側広筋、大殿筋、中殿筋、腹横筋。

  • 問題:これらの筋肉が弱ると、膝蓋骨の内側安定性が低下し、外側への傾斜が強まります。膝のサポートが不十分になり、脂肪体に負担がかかります。
  • :内側広筋が弱いと、膝蓋骨が外側にずれ、階段やしゃがむ動作で痛みが起こります。

2. 相反神経支配の乱れ

筋肉は相反神経支配という仕組みで動きます。
ある筋肉が収縮する時、拮抗する筋肉が自動的に弛緩し、スムーズな動きを可能にします。
しかし、過労筋とさぼり筋のアンバランスにより、このリズムが乱れると問題が生じます。

  • 仕組み:外側広筋(膝蓋骨を外に引っ張る)が収縮する時、内側広筋が弛緩してバランスを取ります。
  • 乱れの影響:内側広筋が弱く弛緩しすぎると、外側広筋が過剰に働き、膝蓋骨が外側に傾斜します。神経伝達の乱れで、膝の動きがぎこちなくなり、脂肪体へのストレスが増加します。
  • :しゃがむ動作で内側広筋が働かず、外側広筋が緊張し、膝蓋下脂肪体が圧迫されます。

3. 姿勢の不良

不良姿勢は、膝蓋下脂肪体に間接的な負担をかけます。

  • 骨盤の前傾・後傾
    • 前傾:反り腰により重心が前方に移動し、膝の過伸展(反り)が強まり、脂肪体を圧迫します。
    • 後傾:猫背やお尻が下がる姿勢で、大殿筋が弱化し、膝の安定性が低下します。
  • 足部アライメント:O脚やX脚、扁平足により、膝のねじれ(Knee-in Toe-out)が起こり、膝蓋骨の傾斜を助長します。
  • 影響:不良姿勢は膝関節の力の伝達を乱し、脂肪体に過剰なストレスをかけます。
  • :長時間のデスクワークで骨盤前傾が強まり、階段で膝蓋下脂肪体が痛みます。

4. スポーツ動作による負荷

スポーツ動作は、膝蓋下脂肪体炎の大きな要因です。

  • 問題:急激な膝伸展、ジャンプ、方向転換、過度なトレーニング量。不適切な靴や硬い地面も負担を増大させます。
  • :バスケットボールのジャンプ着地で、膝蓋骨が外側にずれ、脂肪体を刺激します。
  • 影響:不適切なフォームや準備不足は、外側広筋の過労を引き起こし、脂肪体の炎症を蓄積させます。
  • 具体例:ランニングで膝の過伸展が繰り返され、内側広筋の弱さが傾斜を悪化させます。

5. 生活習慣とその他の要因

日常生活の習慣も膝蓋下脂肪体に影響します。

  • 問題:長時間の立ち仕事、不適切な靴(硬い靴底やサイズの合わない靴)、ウォームアップ不足、筋力不足、柔軟性の低下、体重過多。
  • :硬い靴で歩くと、膝の衝撃が増え、脂肪体が圧迫されます。
  • 影響:血流不良や筋力低下は、脂肪体の回復を遅らせ、炎症を慢性化させます。

膝蓋下脂肪体炎の症状

膝蓋下脂肪体炎は、以下のような症状として現れます。

  • 膝の前面の痛み:膝蓋骨の下が鈍い痛みやズキッとする痛み。特に階段の昇り降り、しゃがむ動作、正座で悪化。
  • 腫れや熱感:膝蓋下脂肪体が腫れ、触ると温かく感じる。膝を伸ばすと痛みが強まる。
  • 動作時の違和感:膝を曲げ伸ばしするときに引っかかり感や重さ。歩行やランニングで痛みが目立つ。
  • 関連症状:膝の腫れ、太ももの張り、足首の可動域制限、腰や股関節の不調(姿勢や筋肉バランスの影響)。
  • 悪化タイミング:長時間の歩行、硬い地面でのスポーツ、休息不足、膝の過伸展動作。

症状は急性(突然の炎症)と慢性(繰り返す痛み)に分かれ、レントゲンでは異常が見えず、MRIやエコーで診断します。
特に以下の方は重症化しやすいです。

  • O脚やX脚、筋力のアンバランス、体重過多の方。
  • ランニングやジャンプ系スポーツをする方。
  • 膝の過伸展を繰り返す動作が多い方。

放置すると、脂肪体の線維化(硬くなる)や軟骨の損傷が生じます。

放置するとどうなる?

リスクと影響膝蓋下脂肪体炎を放置すると、以下のようなリスクが生じます。

  • 慢性化:痛みが持続し、日常生活やスポーツに支障をきたします。
  • 脂肪体の線維化:炎症が繰り返され、脂肪体が硬くなり、痛みが過敏になります。
  • 二次的な負担:膝関節の不安定性が増し、変形性膝関節症や半月板損傷を誘発します。
  • スポーツパフォーマンス低下:痛みや可動域制限で、運動能力が低下し、競技復帰が遅れます。
  • 重症化:まれに膝蓋骨の異常位置や靭帯損傷を伴います。

早めのケアが、悪化や慢性化を防ぐ鍵です。

ななつほし整体院の整体アプローチ

ななつほし整体院では、膝蓋下脂肪体炎を膝の炎症だけではなく、全身の筋肉バランス、姿勢、動作の問題と捉えます。
整体と運動療法を組み合わせ、膝蓋骨の傾斜や膝のねじれを改善し、再発を予防します。
以下は、当院の詳細なアプローチです。

1. 丁寧な問診と検査

  • 内容:痛みのタイミング(階段、しゃがむ、正座)、動作のクセ(歩行、座り方)、生活習慣(運動量、靴の種類)、体重や過去の膝痛歴を詳細に伺います。
  • 検査:膝蓋骨の位置と傾斜評価、膝のねじれ(Knee-in Toe-out)チェック、筋力評価(外側広筋、内側広筋、ハムストリングス)、姿勢分析(骨盤、足関節)。エコーや動作テストで結合部の状態を確認。
  • :階段で痛む方は膝蓋骨の外側傾斜を、しゃがむ時に痛む方は筋肉の硬さを重点評価。

2. リリース(硬い筋肉と靭帯をゆるめる)

過剰に緊張した筋肉や靭帯をほぐし、膝蓋骨の傾斜を軽減します。

  • 整体手技:筋膜リリースで外側広筋、腸脛靭帯、ハムストリングス、腓腹筋を緩めます。血流を改善し、炎症を抑制。
  • 鍼灸の併用:硬い外側広筋や腸脛靭帯に鍼を施し、深い癒着を解消。
  • :腸脛靭帯の癒着をリリースし、膝のねじれを軽減。
  • 効果:膝蓋骨の動きをスムーズにし、痛みを和らげます。

3. 活性化(弱い筋肉を働かせる)

弱った筋肉を強化し、膝蓋骨と膝の安定性を高めます。

  • 整体手技:軽い圧迫や運動誘導で、内側広筋、大殿筋、中殿筋、腹横筋を活性化。
  • 運動療法サポート:膝蓋骨を内側に安定させるエクササイズや、骨盤を整えるトレーニングを指導。
  • :内側広筋が弱い方に、膝を軽く曲げる動作を誘導。
  • 効果:膝蓋骨の正しい位置を維持し、再発を予防。

4. 膝のねじれの矯正

Knee-in Toe-outを改善し、膝蓋骨の傾斜を防ぎます。

  • 整体手技:大腿骨と脛骨のねじれを調整。距骨(足首の骨)や骨盤の歪みを矯正し、膝への負担を軽減。
  • 運動療法サポート:足関節や骨盤の安定性を高めるエクササイズを指導。
  • :距骨の調整で脛骨の外旋を軽減し、膝のねじれを改善。
  • 効果:膝の連動を正常化し、痛みの再発を防ぎます。

5. 姿勢と全身の調整

不良姿勢を矯正し、膝への間接的な負担を軽減します。

  • 整体手技:骨盤矯正(仙腸関節調整)、脊柱の可動域改善、足関節の動きをスムーズに。
  • 運動療法サポート:骨盤をニュートラルに保つ姿勢指導、歩行指導。
  • :猫背や骨盤前傾の方に、全身の連動を整える施術を行う。
  • 効果:膝への負担を分散し、動きをスムーズに。

6. 個別対応と継続ケア

生活習慣(歩き方、靴、運動頻度)、年齢、症状の程度を考慮したオーダーメイド施術。

  • :ランナーには足の着地指導、デスクワークの方には座位姿勢指導を組み合わせる。
  • 継続ケア:症状の改善度に応じ、施術頻度や動作指導を調整。
    定期メンテナンスで膝の健康を維持。
  • 効果:個々の状態に合わせたケアで、長期的な改善をサポート。

ななつほし整体院の強み

  • 個別対応:生活スタイルや症状に合わせた施術。
  • 全身アプローチ:膝から骨盤、足関節までトータルケア。
  • 丁寧な説明:原因と改善プロセスをわかりやすく解説。
  • 通いやすい環境:浦和でアクセス便利、リラックス空間。

ななつほし整体院からの一言

膝蓋下脂肪体炎は、膝蓋骨の傾斜と膝のねじれが原因で、階段、しゃがむ、正座で痛みを引き起こします。
ななつほし整体院では、以下のようなアプローチでサポート:

  • 筋膜リリース:外側広筋や腸脛靭帯をほぐし、膝蓋骨の傾斜を軽減。
  • 筋力強化:内側広筋やお尻の筋肉を活性化し、膝を安定。
  • ねじれ矯正:膝のねじれ(Knee-in Toe-out)を整える。
  • 姿勢改善:骨盤や足関節を調整し、全身の連動を正常化。

こんなサインがあれば、ぜひご相談を

  • 「階段で膝が痛む。」
  • 「しゃがむと膝に違和感がある。」
  • 「正座がつらい。」

浦和のななつほし整体院では、あなたの症状に合わせたオーダーメイド施術で、膝痛を根本改善。
快適な膝の動きを取り戻しましょう!

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浦和整体院 ななつほし

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