はじめまして！ 浦和整体院ななつほし 院長の佐伯です。
数ある整体院の中から当院のホームページを選んで頂きまして、ありがとうございます。
そして当院を信じて読み進めて頂きまして、 ありがとうございます。

当院は、独自の施術法により20年間で12万人のお客様のつらい症状を改善に導いてきました。

お客様の中には、いくつもの院や病院に通っても改善されずに、諦めかけているお客様も多くいらっしゃいました。

このような症状に悩まれていたお客様も当院の施術を受けることで、今では症状が改善に導かれ元気に日々の生活を過ごされています。

もちろん、国家資格である柔道整復師・はり師・きゅう師の資格を取得しておりますので、その点でもご安心いただければと思います。

1. 四十肩・五十肩とは？ その症状と進行段階

四十肩・五十肩（肩関節周囲炎）は、40〜60代の方を中心に多くみられる「肩関節の炎症・拘縮・可動域制限」を伴う症状群です。
肩の関節は人体で最も自由度が高く、前後・上下・回旋とあらゆる方向に動かせる構造になっています。
しかしその自由度の高さゆえに、わずかな筋肉や靭帯のバランスの乱れでも炎症が起こりやすく、動かすたびに痛みが出るようになります。

● 三つの進行段階

急性期（炎症期）

突然、肩を動かした瞬間に鋭い痛みが走り、「腕が上がらない」「夜も痛くて眠れない」といった夜間痛を伴います。
炎症がピークの時期で、無理に動かすと悪化することもあります。

慢性期（拘縮期）

炎症は落ち着いても、関節周囲の組織が硬くなり、肩の動きが制限される時期です。
「髪を結ぶ」「背中に手を回す」「上着を着る」など、日常の何気ない動作で痛みや引っかかりを感じます。

回復期

可動域が徐々に戻ってくる段階です。筋肉と関節のバランスを再教育しながら、再発を防ぐことが大切になります。

自然に治ることもありますが、動かさない期間が長いと関節包が硬化し、後遺症が残ることもあります。
「ただ待つ」のではなく、適切なタイミングで正しい動作リハビリを行うことが、快復の質を決めます。

2. 改善しない最大の理由は「さぼり筋」と「過労筋」のアンバランス

四十肩・五十肩の多くは「痛みのある肩」だけに目を向けたアプローチでは改善しづらいです。
実は肩の痛みの背景には、「働きすぎて疲れきった筋肉（過労筋）」と「ほとんど使われず眠っている筋肉（さぼり筋）」のアンバランスが隠れています。

● さぼり筋とは

肩をスムーズに動かすために本来働くべき筋肉が、機能低下している状態。
代表的な筋肉には以下があります：

• 前鋸筋（ぜんきょきん）：肩甲骨を胸郭に安定させる

• 下部僧帽筋：肩甲骨を下げて背中側で支える

• 小円筋：上腕骨の回旋を安定化

これらが「さぼる」と、肩甲骨の動きが悪くなり、肩関節が過剰に動こうとして痛みを誘発します。

4. 肩の痛みの裏にある「姿勢と運動連鎖」の問題

四十肩・五十肩は、実は肩だけの問題ではありません。
姿勢・骨盤・背骨・胸郭・肩甲骨がひとつの「動きの連鎖」でつながっているため、どこか一つが崩れると、肩の動きも制限されます。

● よくある姿勢パターン

• 猫背（胸椎後弯）：肩が前に巻き込み、インナーマッスルが働かない

• 骨盤前傾：背骨が反り、肩甲骨が上方にずれる

• 頭部前方位（スマホ首）：首と肩の筋肉が常に緊張

• 呼吸の浅さ：肋骨の動きが悪く、肩の上がりに制限

姿勢を整えることで、肩の動きは驚くほどスムーズになります。
つまり、「肩だけ施術しても戻る」「姿勢から整えると持続する」──これが運動連鎖の原理です。

5. 一般的なアプロ－チで効果が出にくい理由

整形外科や整骨院では、

• 鎮痛薬や注射で炎症を抑える

• 電気や温熱で血流を改善する

• 可動域を広げるためのストレッチ

などの方法が行われます。

もちろん、これらも一時的な痛みの緩和には役立ちます。
しかし「なぜその動きができないのか」という**原因（運動パターンの崩れ）**には届きにくいのです。

四十肩を根本から改善するには、筋肉や神経の「再教育」が不可欠。
ただほぐすのではなく、「正しく動かす練習」を取り戻す必要があります。

6. 解剖学と運動学から見た根本改善の3ステップ

① 過労筋のリリース

僧帽筋上部・三角筋・棘上筋などをソフトな手技や筋膜リリースで緩めます。
血流が改善され、痛みの閾値が上がります。

② さぼり筋の再教育

前鋸筋・下部僧帽筋・小円筋などを軽い運動で目覚めさせます。
呼吸と連動したトレーニングで「支える力」を再構築します。

③ 相反神経支配の正常化

肩甲骨と上腕骨、胸郭の連動を再学習します。
歩行や日常動作を取り入れた「実践的な動き」で神経協調を回復させます。

これにより、「痛みで止まる動き」が「自然に動ける肩」へと変わっていきます。

7. 【浦和】ななつほし整体院の四十肩・五十肩専門アプローチ

● 施術の流れ

1. 丁寧なカウンセリングと姿勢評価

2. 運動連鎖テストで「動かない部位」を特定

3. 過労筋への筋膜リリース・鍼灸

4. さぼり筋を呼び戻す軽運動（促通トレーニング）

5. 呼吸と姿勢を整える神経再教育

● アフターケア

• 自宅でできる簡単なエクササイズ

• 姿勢の癖を直すための座り方・立ち方のコツ

• 定期的な再評価で再発を予防

8. 放置するとどうなる？ — 慢性化・再発のリスク

「そのうち治るだろう」と放置すると、次のようなリスクが高まります。

• 関節包が硬くなる「凍結肩」

• 筋委縮で「動かしても上がらない肩」

• 神経の過敏化による慢性痛

一度固まった関節を元に戻すのは時間がかかります。
早期に正しい方向へ動かすことが、回復の近道です。

🤝 当院のこだわり：一緒に改善に取り組む

ななつほし整体院のモットーは、
「患者様と施術者がチームになって改善に取り組む」こと。

私たちは、施術を“受けるだけ”で終わらせません。
日常のクセ・姿勢・ストレッチ・生活リズムまで一緒に整え、
「自分の体を自分で守れる」状態へ導くサポートを行っています。

つまり、私たちが目指すのは**「卒業できる整体」**です。
通い続けるのではなく、健康な体を維持できるよう共に歩みます。

9. まとめ

四十肩・五十肩は、単なる炎症ではなく、
姿勢の崩れ・筋肉バランス・神経協調の乱れなど、
多くの要素が複合的に関わる症状です。

浦和のななつほし整体院では、
「痛みの部位だけでなく、全身の動きを見る」ことを大切にしています。

再発しない肩をつくるには、

• 姿勢と呼吸の改善

• さぼり筋・過労筋のバランス回復

• 神経協調の再教育

この3つが欠かせません。

あなたの肩がもう一度自由に動く日を目指して、
私たちは全力でサポートいたします。
どうぞお気軽にご相談ください。