• 部活やサークルでの激しいスポーツ（テニス、ゴルフ、野球など）で顎に衝撃。
• 仕事での長時間デスクワーク、スマホ・PC操作。
• 家事や育児での繰り返し動作（料理、抱っこ）。

よくある症状：

• 顎の痛みや違和感：口を開閉する時やかむ時にズキッとする。
• 関節音：口を開けると「カクン」「ガクガク」「ゴリゴリ」と音がする（関節円板のずれが原因）。
• 口の開閉制限：大きく開けられない、引っかかる感じ（最大開口量が指3本未満）。
• 関連症状：頭痛、肩こり、首こり、耳鳴り、顔の疲れ。
• 悪化パターン：長時間のデスクワーク後やストレス時。

放置すると、関節の変形や慢性痛、睡眠障害（歯ぎしりによる）、さらには噛み合わせの悪化や歯並びへの影響が出る可能性があります。

1. 猫背・首の前傾（スマホ首）の影響：
   • 猫背になると、頭が前に突き出し、首の筋肉（僧帽筋、胸鎖乳突筋）が過剰に緊張。顎が下がりやすくなり、顎関節の位置がずれます。
   • これにより、咀嚼筋（咬筋、側頭筋）が常に力が入り、関節円板（クッション材）が前方にずれ、音や痛みを引き起こす。
   • 例：長時間のPC・スマホ操作でうつむき加減になると、首の前傾が顎の筋肉を圧迫。研究（日本口腔外科学会）でも、猫背が顎関節症のリスクを2倍以上に高めると指摘されています。
2. 骨盤・背骨の歪みの連鎖：
   • 骨盤が前傾・後傾したり左右に傾くと、背骨のS字カーブが崩れ、首や頭の位置がずれます。これが顎関節に伝わり、関節の不安定さを生む。
   • 足を組む癖や立ち仕事の偏りが骨盤を歪め、全身の重心がずれ、顎の筋肉に不均等な負荷がかかる。
   • 例：デスクワークで座りっぱなしになると、骨盤が後傾し、背骨が丸まり、首・顎に負担。うつぶせ寝も顎に直接重みをかけ、症状を悪化させます。
3. 肩・首の緊張の波及：
   • 肩こりが強くなると、首の筋肉が硬直し、顎周囲の筋肉（翼突筋など）と連動して緊張。顎の開閉が制限され、痛みが増す。
   • 頬杖や横向き寝の癖も、顎の位置をずらし、関節に摩擦を生む。
   • 例：ストレスや長時間の読書で肩が上がると、顔面筋の緊張が顎関節を圧迫。

これらの姿勢問題は、筋肉の連鎖反応を引き起こします。

• さぼり筋：本来働くべき筋肉（例：体幹の腹横筋、多裂筋、肩甲骨周りの下部僧帽筋）が弱く、休んでいる状態。姿勢を支えられず、顎や首に負担が集中。
• 過労筋：さぼり筋の代わりに頑張る筋肉（例：首の胸鎖乳突筋、顎の咬筋、側頭筋）が常に緊張し、疲労物質がたまり、痛みを引き起こす。
• 相反神経支配：筋肉はペアで動く神経の仕組み（一方の筋肉が収縮すると反対側が自然に緩む）。姿勢の乱れでこのバランスが崩れると、過労筋が休めず、顎関節を圧迫。例：猫背で首の前側筋が過労になると、後側筋がさぼり、顎の動きが歪む。

このアンバランスは、姿勢の悪さが引き金。

• 顎関節や耳の近くが痛む（特に開口時）。
• 口を開閉すると「カクン」「ガクガク」と音がする。
• 口が開きにくい、または開きすぎると引っかかる。
• 頭痛・肩こり・首こり・顔の疲れが出る。
• 長時間のデスクワークやスマホ後悪化。

放置するとどうなる？：

• 痛みや音が慢性化し、関節にダメージが蓄積（変形のリスク）。
• 首・肩・背中へ連鎖し、生活の質低下（睡眠障害、集中力低下）。
• 噛み合わせの悪化や歯並びへの影響（食いしばり増加）。
• 関連症状：頭痛、耳鳴り、めまい。重症化すると手術が必要になるケースも。

早めの姿勢改善が予防の鍵です。

1. 丁寧な問診と検査：
   • 痛みや音の詳細、姿勢のクセ（猫背、スマホ首）、生活習慣（デスクワーク、スポーツ）を伺う。
   • 姿勢チェック（骨盤の歪み、首の前傾）、動作テスト（口の開閉、関節音）で原因を特定。
   • 例：あなたの日常動作から、顎への負担源を正確に診断。
2. 過労筋をゆるめる：
   • 顎・首・肩の硬くなった筋肉（咬筋、側頭筋、胸鎖乳突筋）を、優しい手技や筋膜リリースでほぐす。
   • 血流を改善し、疲労物質を排出、痛みや音を軽減。
   • 例：ガチガチの首筋をリラックスさせ、顎の動きをスムーズに。
3. さぼり筋を目覚めさせる：
   • 体幹や肩甲骨の筋肉（腹横筋、下部僧帽筋）を活性化し、姿勢を安定。
   • 骨盤や背骨の歪みを調整し、顎への連鎖負担を分散。
   • 例：弱った体幹を強化し、猫背を防ぎ、顎の位置を正す。
4. 相反神経支配と姿勢の調整：
   • 筋肉のペアバランスを整え、自然な緩みを促す。
   • オステオパシー的手技で骨盤・背骨・首を矯正、全体の連鎖をリセット。
   • 例：首の前傾を修正し、顎関節の圧迫を解消。
5. 個別対応と継続ケア：
   • 生活習慣（スマホ使用、ストレス）、年齢、既往歴を考慮したオーダーメイド施術。
   • 初期症状なら数回の施術で改善を目指し、重症時は歯科・耳鼻科での治療と併用。
   • 例：デスクワーカー向けに姿勢アドバイスを追加。

ななつほし整体院の強み：

• 個別対応：部活、仕事、家事など、あなたの生活に合わせた施術。
• 全身アプローチ：顎から骨盤までトータルケア、再発防止。
• 丁寧な説明：原因をわかりやすく解説、安心して受けられる。
• 通いやすい環境：浦和でアクセス便利、リラックス空間。

• 「口を開けると音がする、痛む」
• 「首・肩こりと一緒に違和感」
• 「デスクワーク後に悪化」

ななつほし整体院では、初めての方でも安心のカウンセリングと専門施術で、姿勢と筋肉バランスを整え、顎関節症の根本改善を目指します。