姿勢の乱れや疲労でこの機能がうまく働かなくなると──
前後・左右の筋肉が同時に緊張し、骨盤まわりが“ロック”されたように硬くなります。

例：
背中が丸まって背筋が常に緊張 → 腹筋側がゆるまず、骨盤が前後に引っ張られる。

このようにして骨盤の可動性が失われ、「慢性腰痛・肩こり」の温床となります。

🧩 骨盤の歪みは全身に波及する

―運動連鎖から見る体のつながり―

人間の体は、頭から足先まで「運動連鎖」でつながっています。
ひとつの関節がズレると、その影響は連鎖的に他部位へ波及します。

• 足首が硬い → 骨盤の動きが制限され、腰が無理に動く

• 股関節が硬い → 骨盤の左右差が生まれ、背骨が歪む

• 背中が丸い → 骨盤が後傾し、腰椎に負担集中

つまり、**骨盤の歪みは「全身のバランスの乱れの結果」**であり、
根本改善には「体全体の連動」を整える必要があります。

🚨 放置するとどうなる？

骨盤の歪みが招く“慢性不調ループ”

• 立ち上がると腰がズキッ

• 朝起きてすぐ体が重い

• 足の長さが左右で違う

• 肩こりが取れない

• 猫背・反り腰が気になる

この状態を放置すると、筋肉がさらに硬くなり、神経圧迫や血流低下が進行します。
結果として「腰椎椎間板ヘルニア」や「坐骨神経痛」に発展するケースも少なくありません。

🏥 一般的な骨盤矯正との違い

🌿 ななつほし整体院の骨盤矯正４ステップ

「さぼり筋・過労筋・相反神経抑制・運動連鎖」を整える独自メソッド

STEP 1：丁寧なカウンセリングと姿勢分析

あなたの生活・仕事・スポーツ・過去のケガ・出産歴などを詳しく伺い、
姿勢写真・骨盤傾斜・肩や股関節の可動域をチェック。

→「どこに負担が溜まっているか」「歪みの根本はどこか」を特定します。

STEP 2：過労筋をゆるめる

硬くなった筋肉（梨状筋・大腰筋・腰方形筋など）をやさしい手技でほぐします。
強く押したり“ボキッ”とする矯正ではなく、
筋膜リリースや関節モビリゼーションで自然な可動性を取り戻します。

💡効果：血流改善・神経圧迫の解除・疲労物質の排出促進

STEP 3：さぼり筋を目覚めさせる

骨盤を安定させる中殿筋・腹横筋・多裂筋を“軽く刺激して再起動”。
弱った筋肉が働くようになると、姿勢が自然に立ちやすくなります。

💡効果：体幹の安定・骨盤の支え強化・姿勢維持力アップ

STEP 4：相反神経抑制と運動連鎖を整える

動きのぎこちなさや左右差の原因は「神経の切り替えの不具合」。
相反神経抑制を整えることで、筋肉がスムーズに交互運動できるようになります。

さらに骨盤・股関節・肩甲骨・足首を連動させ、
全身でしなやかに動く“正しい運動連鎖”を回復。

💡効果：腰への負担軽減・動作の滑らかさ・再発予防

🧘‍♀️ 日常で気をつけたい骨盤ケアポイント

• 椅子に浅く座らず、骨盤を立てる意識

• 1時間に1回は立ってストレッチ

• スマホは目線の高さで操作

• 寝具の硬さ・高さを見直す

• 深呼吸で腹横筋を使う感覚をつかむ

継続できる“姿勢習慣”が、骨盤を守る最大のセルフケアです。

👣 来院から改善までの流れ

1. カウンセリング：不調の背景を丁寧にヒアリング

2. 検査・姿勢分析：体のクセと歪みを可視化

3. 整体施術：過労筋を緩め・さぼり筋を活性化

4. セルフケア指導：生活に合わせた簡単エクササイズ

5. 再発予防プラン：通院頻度を徐々に減らし“卒業”を目指す