• 部活やサークルでの激しいスポーツ（テニス、ゴルフ、水泳など）で肩や首に負担。
• 仕事での長時間デスクワーク、スマホ・PC操作、運転。
• 家事や育児での繰り返し動作（料理、抱っこ、重いバッグの持ち運び）。

主な症状：

• 腕や手のしびれ・痛み：ピリピリ、チクチクした感覚が腕や指（特に親指から薬指）に広がる。
• 冷たさやだるさ：血流不良で手が冷え、重く感じる。
• 首・肩の痛み：肩や首の付け根が痛く、頭痛や肩こりを伴う。
• 握力低下：物を持つ力が弱まり、ボタンやペンがしづらい。
• 悪化タイミング：腕を上げる動作（例：髪を梳かす、バッグをかける）や長時間同じ姿勢で悪化。

初期は「少ししびれるかな？」程度でも、放置すると慢性化し、握力低下や血流障害が進行。

1. 猫背：
   • 背中が丸まると肩が前に突き出し、肩甲骨が内転（寄せられる）して胸郭出口のスペースが狭まる。鎖骨下動脈や神経が圧迫されやすくなる。
   • 例：長時間のPC作業で猫背になると、僧帽筋上部が過緊張し、胸郭出口の通り道が狭まり、腕のしびれが発生。
2. 肩をすくめるクセ：
   • ストレスや寒さで肩を無意識に上げると、首すじや鎖骨周囲の筋肉（斜角筋、小胸筋）が過緊張。第一肋骨が上がり、胸郭出口を狭める。
   • 例：仕事の緊張で肩が上がったままになると、斜角筋が神経を圧迫し、手の冷たさや痛みが悪化。
3. スマホやPCの前傾姿勢：
   • うつむき姿勢が長時間続くと、首が前に落ち、肩甲骨が固まり、胸郭出口のスペースが狭まる。頭の重さ（4～6kg）が肩に集中し、血管圧迫を助長。
   • 例：スマホを1時間以上見続けると、首の前側筋が硬直し、腕神経叢が挟まれ、しびれが強まる。
4. 寝姿勢のクセ：
   • 高い枕やうつ伏せ寝で首や肩が歪むと、筋肉や関節に負担が増え、胸郭出口の通り道が狭くなる。朝起きて症状が悪化しやすい。
   • 例：うつ伏せ寝で首がねじれると、小胸筋が緊張し、血管圧迫が持続。

これらの姿勢問題は、胸郭出口の「通り道」を狭め、神経や血管の圧迫を悪化させます。

1. 過労筋（常に使われすぎて硬くなっている筋肉）：
   • 例：首の前の斜角筋（首を曲げる）、胸の小胸筋（肩を内転させる）。
   • 問題：これらが過緊張すると、胸郭出口のスペースを狭め、神経や血管を圧迫。血流不良で手の冷たさや痛みを引き起こす。
   • 例：猫背で斜角筋が過労すると、腕神経叢が挟まれ、しびれが発生。
2. さぼり筋（本来働くべきなのに機能していない筋肉）：
   • 例：肩甲骨を安定させる僧帽筋下部や前鋸筋（肩甲骨を胸郭に固定）。
   • 問題：これらが働かないと、肩甲骨の動きが悪くなり、胸郭出口の通り道が不安定に。過労筋の負担が増大し、圧迫が悪化。
   • 例：スマホ首で前鋸筋がさぼると、肩甲骨が浮き、小胸筋が神経を圧迫。

この「過労筋」と「さぼり筋」のアンバランスが、胸郭出口症候群の正体であり、姿勢の悪さがそれを加速させます。

• 仕組み：斜角筋が収縮して首を曲げると、拮抗筋（僧帽筋下部）が緩んで肩甲骨を安定させる。これが正常な相反神経支配。
• 乱れの影響：
  • さぼり筋（僧帽筋下部など）が働かないと、過労筋（斜角筋など）が常に緊張し、休めない。
  • 胸郭出口のスペースが狭まり、神経や血管の圧迫が持続。腕のしびれや冷たさが悪化。
  • 神経伝達の乱れで、握力低下や痛みの慢性化が発生。
• 例：猫背で斜角筋が過労すると、僧帽筋下部が緩まず、胸郭出口の通り道が狭くなり、症状が進行。

相反神経支配の乱れが胸郭出口症候群のに関与するとされています。

• 首・肩・腕の痛み：鋭い痛みや鈍い痛みが首から腕に広がる。
• 手のしびれや冷感：ピリピリ、チクチクした感覚や冷えが指（特に親指から薬指）に。
• 腕のだるさ・重さ：血流不良で腕が重く、疲れやすい。
• 握力や物を持つ力の低下：ボタンやペンがしづらく、細かい作業が困難。
• 悪化タイミング：長時間同じ姿勢（デスクワーク）や腕を上げる動作で悪化。

放置のリスク：

• 慢性化：しびれや痛みが日常的になり、生活の質が低下。
• 神経・血管の損傷：圧迫が続くと、神経障害や血栓のリスク。
• 連鎖的な不調：頭痛、肩こり、腕の筋力低下が悪化。
• 重症化：まれに血行障害で手足の色変化や腫れが発生。

早めの整体ケアが、悪化を防ぐ鍵です。

1. 丁寧な問診と検査：
   • しびれや痛みの詳細、姿勢のクセ（猫背、スマホ首）、生活習慣（デスクワーク、寝姿勢、ストレス）、年齢、既往歴を伺う。
   • 姿勢チェック（肩甲骨の位置、骨盤の歪み）、動作テスト（腕の挙上、神経圧迫テスト）で原因を特定。
   • 例：デスクワーカーには猫背の影響を、スマホ使用が多い方には首の前傾を重点評価。
2. 過労筋をゆるめる：
   • 整体の筋膜リリースで、硬くなった斜角筋、小胸筋、僧帽筋上部をほぐす。血流を改善し、圧迫を軽減。
   • 手技で鎖骨下動脈や腕神経叢の周囲を調整し、スペースを広げる。
   • 例：スマホ首で硬直した斜角筋をリリースし、即効でしびれを軽減。
3. さぼり筋を活性化：
   • 整体で僧帽筋下部、前鋸筋、菱形筋を活性化。肩甲骨の安定性を高め、胸郭出口の通り道を確保。
   • 軽い圧迫や運動誘導で、弱った筋肉を目覚めさせる。
   • 例：猫背の方には、前鋸筋を活性化して肩甲骨の動きを改善。
4. 相反神経支配を整える：
   • 整体で拮抗筋の収縮・弛緩リズムを再教育。首や肩の動きをスムーズに。
   • オステオパシー的手技で、神経伝達を改善し、筋肉の協調性を回復。
   • 例：斜角筋と僧帽筋下部のバランスを整え、圧迫を解消。
5. 姿勢全体の調整：
   • 骨盤、背骨、首の歪みを整体で矯正。全身の連鎖をリセットし、胸郭出口のスペースを広げる。
   • 肩甲胸郭関節の可動域を調整し、猫背や肩の前傾を改善。
   • 例：骨盤の歪みを矯正し、肩こりの連鎖を断つ。
6. 個別対応と継続ケア：
   • 生活習慣（スマホ使用、寝姿勢、ストレス）、年齢、既往歴を考慮したオーダーメイド施術。
   • 例：デスクワーカーにはモニター高さ調整、育児中の親には抱っこ姿勢の指導を追加。

ななつほし整体院の強み：

• 個別対応：部活、仕事、家事など、あなたの生活に合わせた施術。
• 全身アプローチ：胸郭出口から骨盤までトータルケア、再発防止。
• 丁寧な説明：原因と改善プロセスをわかりやすく解説。
• 通いやすい環境：浦和でアクセス便利、リラックス空間。

• 「腕や手にしびれや冷たさが出る」
• 「肩や首の痛みで物が持ちにくい」
• 「デスクワーク後に症状が悪化」

ななつほし整体院では、整体の専門施術で、姿勢と筋肉バランスを整え、根本改善を目指します。しびれや痛みから解放され、快適な毎日を取り戻しましょう。