ななつほし整体院が整体で根本改善をサポート

上腕二頭筋長頭腱炎とは？

• スポーツ：野球（投球）、テニス（サーブ）、水泳（クロールやバタフライ）など、肩を繰り返し使う動作。
• 日常生活・職業：重い荷物を持ち上げる、繰り返し腕を上げる作業（例：大工、ペンキ塗り、介護職）。
• 姿勢の影響：長時間のデスクワークやスマホ操作による猫背や前傾姿勢。

なぜ痛みが起こるのか？

1. 過労筋（働きすぎた筋肉）

• インナーマッスルの弱さ：肩関節を安定させるローテーターカフ（棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋）が弱いと、長頭腱が肩の安定を補おうとして酷使されます。
• 繰り返し動作：投球や腕を上げる動作の繰り返しで、腱が摩擦や圧迫を受け、炎症が起こります。
• 姿勢の問題：猫背や前方肩（肩が前に出る姿勢）では、胸筋や上腕二頭筋が過緊張し、長頭腱への負担が増大。
• 例：長時間のデスクワークで猫背になると、胸筋が硬くなり、長頭腱が圧迫されて痛みが悪化。

2. さぼり筋（働かなくなった筋肉）

• 対象筋：僧帽筋下部、菱形筋、後部三角筋、前鋸筋など。
• 影響：これらの筋肉が働かないと、肩甲骨の動きが悪くなり、肩関節全体の連動性が乱れる。その結果、長頭腱が過剰に負担を負い、炎症が進行。
• 姿勢の影響：猫背やスマホ首で肩甲骨が前方に引っ張られると、さぼり筋がさらに機能低下し、悪循環に。
• 例：スマホを長時間使うことで前鋸筋が働かなくなり、肩甲骨が不安定に。その負担が長頭腱に集中し、痛みが強まる。

3. 相反神経支配の乱れ

• 仕組み：肩の屈曲（腕を上げる）や外旋時に、上腕二頭筋が収縮すると、拮抗筋（例：三角筋後部や僧帽筋）が緩むのが正常。しかし、姿勢の悪さや筋肉のアンバランスで、この切り替えがうまくいかなくなる。
• 影響：長頭腱が常に緊張状態になり、炎症や痛みが悪化。神経筋制御の乱れで、動きの効率も低下。
• 姿勢の影響：猫背や肩をすくめるクセで、拮抗筋の協調性が乱れ、長頭腱への負担が増加。
• 例：長時間のパソコン作業で肩が前に出ると、上腕二頭筋が過緊張し、拮抗筋が緩まず、腱にストレスが蓄積。

4. 姿勢が上腕二頭筋長頭腱炎を悪化させる仕組み

• 猫背：
  • 背中が丸まると、肩が前に突き出し、肩甲骨が外転（広がる）。これにより、上腕二頭筋や胸筋が過緊張し、長頭腱が圧迫される。
  • 影響：長頭腱の通り道（上腕骨の結節間溝）が狭まり、摩擦や炎症が起こりやすくなる。
  • 例：長時間のPC作業で猫背が続くと、胸筋が硬くなり、長頭腱への負担が増加。
• 前方肩（肩が前に出る姿勢）：
  • 肩甲骨が前方に傾くと、ローテーターカフや肩甲骨周囲筋が十分に働かず、長頭腱が肩の安定を補うために過剰に使われる。
  • 影響：長頭腱に過大な負荷がかかり、炎症や痛みが悪化。
  • 例：スマホを長時間見ることで肩が前に出て、腱へのストレスが増加。
• 肩をすくめるクセ：
  • ストレスや寒さで無意識に肩を上げると、僧帽筋上部や斜角筋が過緊張。肩関節の動きが制限され、長頭腱への負担が増える。
  • 影響：肩関節の可動域が狭まり、腱が摩擦を受けやすくなる。
  • 例：仕事のストレスで肩が上がったままになると、腱への圧迫が持続。
• 寝姿勢の影響：
  • 高い枕やうつ伏せ寝で首や肩が歪むと、肩前面の筋肉が緊張し、長頭腱に負担がかかる。
  • 影響：夜間に腱が圧迫され、朝起きた時に痛みやこわばりが悪化。
  • 例：うつ伏せ寝で肩が内側にねじれると、長頭腱が圧迫され、夜間痛が発生。

代表的な症状

• 肩前面・上腕前側の痛み：特に腕を上げたり、肩を回す動作（例：投球、物を棚に置く）で痛みが強まる。
• 動作時の違和感・引っかかり感：肩を動かす際、腱が引っかかる感覚や音（クリック音）がすることがある。
• 夜間痛：仰向けで寝ると肩前面に痛みが出る（長頭腱が圧迫されるため）。
• 肩の可動域制限：腕を高く上げる、背中に手を回す動作が制限される。
• 筋力低下：物を持ち上げる際に力が入りにくく、弱さを感じる。

• 長時間のデスクワークやスマホ操作で猫背が続く。
• スポーツや重い荷物を持ち上げる動作。
• 寝姿勢が悪い（例：高い枕やうつ伏せ寝）。

ななつほし整体院の整体アプローチ

上腕二頭筋長頭腱炎を根本改善

• 問診：痛みの詳細（場所、強さ、タイミング）、姿勢のクセ（猫背、スマホ首）、生活習慣（スポーツ、仕事、寝姿勢）、年齢、既往歴を丁寧にヒアリング。
• 検査：姿勢チェック（肩甲骨の位置、骨盤の歪み）、動作テスト（腕の挙上、肩の外旋・内旋）、筋力テスト（ローテーターカフや肩甲骨周囲筋の機能評価）で原因を特定。
• 例：デスクワーカーには猫背の影響を、野球選手には投球フォームのクセを重点評価。

• 整体・筋膜リリース：上腕二頭筋、胸筋、大円筋、肩前面の筋肉を丁寧にほぐす手技。血流を改善し、炎症を抑える。
• ストレッチ指導：自宅でできる胸筋や上腕二頭筋のストレッチ（例：ドア枠を使った胸筋ストレッチ、壁を使った肩ストレッチ）を指導。
• 例：猫背で硬直した胸筋をリリースし、長頭腱への圧迫を即効で軽減。

• 軽い運動プログラム：僧帽筋下部、菱形筋、後部三角筋、前鋸筋を活性化するエクササイズ（例：肩甲骨寄せ運動、タオルを使った外旋運動）を指導。
• 段階的負荷：筋力の回復に応じて、自重を使ったトレーニングを導入。
• 動作指導：肩甲骨を正しく動かす意識を養うための動作パターン（例：肩甲骨を下げる動き）を練習。
• 例：スマホ首の方には、前鋸筋を活性化する運動で肩甲骨の安定性を改善。

• 神経筋調整：整体で肩の屈曲・外旋・内旋時の筋肉の切り替えをスムーズにする手技。オステオパシー的手技で神経伝達を改善。
• コーディネーショントレーニング：肩と肘の連動した動きを練習する運動（例：リズミカルな腕振り運動、バランスボールを使った肩の安定性トレーニング）。
• 例：上腕二頭筋と三角筋後部のバランスを整え、腱への無駄な負担を解消。

• 姿勢矯正：骨盤、胸郭、背骨の歪みを整体で矯正。猫背や前方肩を改善し、肩関節の負担を軽減。
• 肩甲胸郭関節の調整：肩甲骨の可動域を改善し、胸郭との連動性を高める手技。
• 体幹トレーニング：体幹の安定性を高める運動（例：プランク、ブリッジ）を導入し、肩への負担を分散。
• 例：骨盤の歪みを矯正し、肩甲骨の動きをスムーズにすることで、腱へのストレスを軽減。

• 生活習慣の改善指導：デスクワーク時のモニター高さ調整、スマホ使用時の姿勢指導、寝姿勢の改善（例：適切な枕の高さ）を提供。
• スポーツ選手向け：投球フォームやスイング動作の分析・修正を行い、腱への負担を最小化。
• 継続ケア：症状の改善度に応じて、施術頻度やセルフケアの強度を調整。定期的なメンテナンスで再発を予防。
• 例：野球選手には投球動作のクセを修正し、デスクワーカーには作業環境の改善を指導。

• 個別対応：スポーツ、仕事、家事など、あなたの生活に合わせた施術。
• 全身アプローチ：肩だけでなく、骨盤や背骨までトータルケアし、再発を防止。
• 丁寧な説明：症状の原因や改善プロセスをわかりやすく解説。
• 通いやすい環境：浦和でアクセス便利、リラックスできる空間。

• アイシング：炎症が強い初期段階では、1回10～15分のアイシングを1日2～3回行う。
• ストレッチ：肩前面や胸筋をゆっくり伸ばすストレッチ（例：壁を使った胸筋ストレッチ、肩甲骨ストレッチ）を毎日5～10分。
• 軽い運動：肩甲骨を動かすエクササイズ（例：肩回し、肩甲骨寄せ）を1日5～10分実施。
• 姿勢の意識：デスクワークやスマホ使用時に背筋を伸ばし、肩を後ろに引く習慣を。
• 負担軽減：重い荷物を持ち上げる動作や、痛みを誘発する動作を控える。
• 寝姿勢の改善：高い枕を避け、仰向けや横寝で肩が圧迫されない姿勢を意識。

まとめ

1. 過労筋の緩和：上腕二頭筋や胸筋の緊張をほぐし、腱への負担を軽減。
2. さぼり筋の活性化：肩甲骨周囲や後面の筋肉を強化し、肩の安定性を向上。
3. 相反神経支配の調整：筋肉の協調性を高め、動作をスムーズに。
4. 姿勢の改善：猫背や前方肩を矯正し、肩関節全体のバランスを整える。

肩の痛みを我慢せず、次のステップへ

• 「セルフケアを続けても痛みが取れない」
• 「肩を動かすと引っかかり感や強い痛みがある」
• 「夜間に肩の痛みで目が覚める」
• 「スポーツや仕事で肩をフルに使いたいが、痛みで制限されている」