ゴルフ肘と整体
こんにちは。
浦和整体院 ななつほし 佐伯です。
今日はゴルフ肘について
ゴルフ肘は正式名を上腕骨内側上顆炎といい、上腕骨の肘側の骨端の小指側に付着する腱や筋肉に損傷が起こって痛みを生じます。
ちなみに反対側の上腕骨上顆である、上腕骨外側上顆で炎症が起こるものをテニス肘といいます。
ゴルフ肘の原因は、尺骨につながる外側側副靭帯や、内側側副靭帯といった靭帯が伸びてしまい、肘の曲げ伸ばしや、握手、ドアノブを回す、手のひらを下に向けて物をつかむなどの 日常の動作をおこなっただけでも痛みが走る状態になります。
ゴルフ肘の施術を受ける前に、事前にいくつかのリストをまとめておくと、施術がスムーズに運びますので、やっておくことをお勧めします。
まずは、症状の程度と、それがいつ以来続いているのか。
次に、ゴルフ肘以外に体に症状があるのか、普段薬をのんでいるのか。
次に、普段どんな運動やスポーツをしているのかの、動作や強度、時間などを含めたデータ。
次に、過去の外傷歴。
最後に、担当者に質問したいことです。
ゴルフ肘のリスクは35歳を超えたあたりから高まりますが、同じようにゴルフをしてもゴルフ肘になる人とはならない人がいます。
ゴルフ肘を誘発しやすい要素としては、まず自身の体格に比べて前腕の筋肉がぜい弱であること。
筋肉が強ければ、肘の靭帯にまでダメージが直に及ぶことは避けられるのです。
ですので、軽いウエイトをもちいてリストカールを行うとか、あるいはテニスボールを握るというシンプルな方法でも前腕は鍛えられます。
次に、ゴルフ肘は体の柔軟性が低いとかかりやすいですので、これらのゲームに入る前に、軽くウォーキングやジョギング、全身のストレッチ行って体をほぐしておきましょう。
さらに、ゴルフスイングのフォームの問題も、多くのゴルフ肘に悩む人が抱えています。
全身を連動させる、負担を分散させる方法を身につけることができていなければ、肘の靭帯に余計な負荷がかかるからです。
ゴルフ以外にも、重いもののリフティングを含めた動作において、手首をこねるのをやめて、固定した状態で運動することで、衝撃を肘へと送らないことも重要です。
最後に、ゴルフクラブを以前より軽量なものに変えることをお勧めします。
無理をなさらないようにゴルフを楽しんで下さいね。