こんにちは。
浦和整体院 ななつほし 佐伯です。
今日は、どうして靴底が片減りしてしまうといけないの? について
よく駅の階段を上っていると、先を行く人の靴底が内側・外側で片減りしていたり、左右で減り方が違っていたりするのを見受けます。
ひどい人は足首をひん曲げてハイヒールで上っていたりします。
どうして靴底が片減りしてしまうのでしょうか?
先天的なものや事故などのケガで変形してしまったもの以外では主に、身体のゆがみと身体の使いかたが靴の片減りの原因になります。
たとえば日本人はO脚の方が多いため、靴底は外側が減ることが多くなります。
これは着地の際、かかとから着いて小趾そして母趾に荷重していくのですが、小趾で荷重が止まってしまっているからです。
この歩き方を続けていくと、まず小趾で荷重が止まってしまうことで母趾まで荷重されないために母趾が浮いて外側に曲がっていきやすくなります。
男性のお客様でも外反母趾になってしまわれて、ハイヒール履いてないんだけどね~とおっしゃる方は多くおられます。
次に、かかとの外側に荷重されることで今度は膝の内側に荷重線が行ってしまうので、内側の膝のお皿の下に痛みが出やすくなってきます。
そして股関節の鼠蹊部にも内側に曲げた時に痛みが出やすくなってしまいます。
このように、普段の歩き方でも色々な関節に負担がかかってしまい外反母趾・膝や股関節の変形・腰痛・肩こり・頭痛の原因になってしまうこともあります。
正しい歩き方とはどのような歩き方でしょうか?
まず着地の際、かかとから着いて小趾そして母趾に荷重していくように意識します。
足の指は地面を掴むようにしてしっかり接地して母趾で地面を蹴りだすようにして進みます。
かかとに意識しすぎてドンドンとならないようにしてくださいね。
その時に膝は軽く曲げて伸ばし切らずに歩きます。
膝を伸ばしきって歩いていると地面からの衝撃が緩衝されずに関節の変形を助長してしまいます。
以上のことに気をつけて歩き方を見直してみて下さいね。
最初から母趾で地面を掴もう!とか地面を蹴りだそう!!としてもなかなか上手くいかない人が多いので、ななつほし では片足立ちを3分間出来るようになっていただいています。
片側立ちだと片足では立っていられないので、バランス良く立つために凄く良いエクササイズになります。
是非 トライしてみてくださいませ!!
症状について詳しくはこちら
関連記事
- 大殿筋の働きと腰痛
- 中殿筋の働きと腰痛
- 腸腰筋(腸骨筋・大腰筋)の働きと腰痛
- 多裂筋のセルフケア集
- 多裂筋の働きと腰痛
- 腹横筋のセルフケア集
- 腹横筋の働きと腰痛
- 梨状筋のセルフケア集
- 梨状筋の働きと腰痛
- 腰方形筋のセルフケア集
- 腰方形筋の働きと腰痛
- つまずきと腰痛の関係
- よくある3つの腰の痛み…あなたはどれを改善したいですか?
- 反り腰の原因と改善方法
- 股関節の動きが悪いと腰痛になりやすい理由
- 腰痛の原因と対策
- 前屈みになると腰が痛い方への整体
- ななつほしでの腰痛施術の方針
- 姿勢性腰痛
- 変形性腰椎症(腰部変形性脊椎症)
- 椎間関節性腰痛
- 仙腸関節捻挫
- 筋・筋膜性腰痛
- 要の仙腸関節
- 立っていると腰痛がひどくなる方へ
- 腰痛で起き上がれない方へ
- 腰椎圧迫骨折
- 腰痛でデスクワークがつらい方へ
- 腰が痛くて足を伸ばして眠れない方へ
- 妊娠中に腰痛でお困りの方へ
- 腰痛の方へ 車の乗り降りや運転中の注意点
- 朝起きるとき痛い腰痛
- 慢性腰痛にお悩みの方へ
- 椅子から立ち上がろうとすると腰が痛む方へ
- 腰が痛くて靴下が履けない方へ