前屈みになると腰が痛い方への整体

こんにちは、ななつほし整体院です。

今回は『腰痛』への施術の紹介です。

当院では整形外科で診断を受けて、リハビリをするもなかなか改善しないというご相談を多く頂きます。

当院での実際の施術について解説をしていきます。

 

腰を屈めると痛みが出て動けない

 

60代 女性

今回はもともと10年以上前から慢性的な腰痛に悩まされていたものの、お孫さんのお世話で無理をした際に腰痛が悪化し、お嬢さんが当院に通院されていた事から来院されました。

過去に整形外科ではレントゲン写真では異常なし、そのほかマッサージなどを受けるもすぐに戻ってしまうとのことでした。

患者様の状態

どのような時に痛むか伺いました。

洗顔時などの前に屈むと痛みが強く出るそうです。

痛みの種類はツッパリ感と鈍い感じの痛みが腰から臀部にかけて出て、50度以上腰を前に倒せなくなるとのことです。

腰から臀部にかけて圧痛と硬結、筋肉の強い緊張が見られました。

また、筋肉の緊張の影響もあり、背骨から股関節の動きが制限されて硬くなっています。

さらに、体を支える殿筋下部や腹筋下部の筋肉が上手く使えていませんでした。

腰痛施術のポイント

腰痛や肩こりなどは多くの場合、痛む場所以外に原因があります。

今回の患者さんの状態でも

マッサージでいったん楽になる ⇒ 筋肉を緩めると痛みは軽減する

すぐに痛みが戻る ⇒ 筋肉がすぐに硬く戻ってしまう原因がある

と考えられます。

つまり、今回の腰痛施術に関しては痛みの原因と、筋肉が硬くなってしまう原因の二つの原因を改善しなくてはいけないことになります。

ではこの二つの原因について詳しく解説していきます。

痛みの原因は何か?

痛みの直接の原因は『不良姿勢からの疲労による筋肉の緊張』と考えました。

中腰姿勢での雑草取りや赤ちゃんの抱っこなどで腰痛を経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?

そして、いったん休んでも再開すると、すぐにまた痛みが出てきてしまいます。

今回の腰痛は腰の筋肉が負担を受け続ける事により、疲労が蓄積し痛みを発していると考えました。

疲労が蓄積して硬くなっている筋肉を緩めて、使えていない筋肉を使えるようにトレーニングしていけば痛みは早期に改善することが予想されます。

今回は特に押して痛かった「脊柱起立筋群(せきちゅうきりつきんぐん)」という筋肉の一部に着目をして整体を行っていきます。

では、そもそもこの筋肉がここまで負担がかかり続けた原因は何でしょうか?

腰痛の根本原因とは?

 

腰痛の根本原因は「そもそもなぜ腰の筋肉に負担がかかるのか?」というところにあります。

今回の患者様には、体を支える骨盤前後の筋力の低下と、股関節の可動域が低下しているという問題があります。

腰を前に曲げる際、お腹の筋力が弱っていると腰の筋肉の負担が増加してしまいます。

そして大腿部後面のハムストリングスという筋肉が硬くなると、骨盤を後下方に留めてしまい腰部を必要以上に曲げないと前かがみの姿勢になれなくなってしまいます。

つまり、いくら筋肉をマッサージで緩めてもすぐに戻ってしまう原因はこの筋力の問題と、柔軟性の問題が考えられます。

 

施術と経過

 

では実際の施術についてです。

まず痛みを早期に改善することを優先し、最初の10回程の整体は筋肉を緩めるトリガーポイントの施術をメインに行っていきました。

7回目の施術を終える頃には痛みはほとんどなくなり、前屈動作はスムーズになっていました。

動作時の痛みが軽減したのを確認して、簡単な筋力トレーニングとストレッチを宿題としてご自宅で行っていただきました。

体幹の筋肉が安定し、股関節の可動域が上がるとともに腰痛への不安がなくなり、長時間の前傾姿勢など腰に負担をかけるような動作をしても全く痛みがなくなりました。

 

腰痛でお悩みなら、当院までご相談ください

ななつほし整体院では整形外科や整骨院、整体院で「腰痛」で通院したものの、改善できなかった方から多くご相談を頂きます。

もし腰の症状でお悩みなら、ななつほし整体院までご相談ください。

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浦和整体院 ななつほし

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