こんにちは。
浦和整体院 ななつほし 佐伯です。
前回お話した胸郭出口症候群の検査法をご紹介したいと思います。
一人ではできないので、ご家族、友人にお手伝いしてもらってください。
*アドソン テスト
腕のしびれや痛みのある側に顔を向けて、そのまま首を反らせ、深呼吸を行なわせると鎖骨下動脈が圧迫され、手首のところの橈骨動脈の脈が弱くなるか触れなくなるようだとテスト陽性となります。
*ライト テスト
座位で両肩関節90度外転、90度外旋、肘90度屈曲位をとらせると、手首のところの橈骨動脈の脈が弱くなるか触れなくなり、手の血行がなくなり白くなるとテスト陽性となります。
*ルース テスト
座位で両肩関節90度外転、90度外旋、肘90度屈曲位をとらせ、両手の指を3分間屈伸させると、手指のしびれ、前腕のだるさのため持続ができず、途中で腕を降ろしてしまうとテスト陽性となります。
*エデン テスト
座位で胸を張らせ、両肩を後下方に引かせると、手首のところの橈骨動脈の脈が弱くなるか触れなくなるとテスト陽性となります。
また、X線(レントゲン)検査で、
第7ときには第6頚椎から外側に伸びる頚肋がないかどうか、
肋鎖間隙撮影(鎖骨軸写像)で、鎖骨や第1肋骨の変形によりこの間隙が狭くなっていないか確認することが必要です。
(頚肋があれば、鎖骨の上からの進入で切除術が行なわれます)
ご自分で、原因が肩こりや頚肩周辺の筋緊張・疲労だと思われる方は休息が必要ですし、
症状が軽度であれば、ストレッチや体操等でケアしていくのが良いと思います。
そのご紹介はまた次回!