こんにちは。
新松戸 三丁目整体院 佐伯です。
段差がないところでつまずく方、いらっしゃいますよね。
よく転ぶ方。
とっさに手が出ればいいのですが、バランスを崩して横転してしまう方もいます。
打ち所が悪いと、痛みが長引いたり、命に関わることになりかねません。
なぜ、つまずくのでしょう。
まず考えられるのは、筋力の低下です。
多くの人は、年を重ねるとともに筋力も落ちてきます。
若い方でも、運動不足、デスクワークで一日が終わる、という方も多いのではないでしょうか。
ザラザラっと地面をこする回数が増えたな~と感じる方は、自分が思うよりも足が上がっていない可能性が高いです。
インナーマッスルと言われる「腸腰筋」。
この筋肉は太ももを上げる際に使われる筋肉です。
この筋肉は、背骨の両端についていて、骨盤内を通り、太ももの骨の内側についている「大腰筋」と、骨盤の内側、上の方から、太ももの骨の内側(大腰筋と同じく)にのびる「腸骨筋」からなっています。
背骨と股関節をつないでる、と聞くだけで大事な筋肉だと思いますよね。
大事じゃない筋肉なんて一個もないですが^^;
この腸腰筋は骨盤を前傾させるという大事な働きもしています。
この筋肉が弱ってしまうと、骨盤が後ろに倒れ、猫背の原因にもなりかねません。
ポッコリお腹にもつながってしまいます。
猫背、骨盤の後傾…これだけでももう歩きにくそうですね。
さらに、
骨盤の高さを鏡で見た時に、皆さんどちらかが高く、どちらかが低くなってはいませんか?
骨盤の後傾だけでなく、左右差も関係します。
例えば、片方の足にだけ重心をかけているとか、決まった方を向いていつも寝ているとか。
理由は様々ですが、長年の癖からも体の歪みは作られます。
この歪みからも歩行中のつまずきが生まれます。
骨盤が下がっている側の足はとても上げにくいです。
靴底を見てください。
左右均等にすり減っていますか?
下肢のラインは真っ直ぐですか?
O脚・X脚ではないですか?
おかしいな~と感じる方は早めのケアをおススメします。
では、ここで少し簡単な筋トレをご紹介。
① スクワット(簡単じゃないって?)
*大事なのは股関節から曲げていくという事です。
肩幅よりも少し広めに立ちます。
つま先は軽く外向きに。
胸を張って頭の後ろで手を組みます(腰に手を当てるでもOK)。
お尻を引くように膝を曲げていきます。
くれぐれも膝が地面を踏んでいる足を超えていかないように。
最初はきついので、徐々に回数を増やしていってください。
10回、20回を2~3セット/1日を目安に頑張ってください。
②つま先上げ
壁に手をついて立ちます。
かかとは床につけたまま、つま先だけを上げます。
10回~くらいはできますよ!
運動する前も後もストレッチしてくださいね。
続けることで、変化を実感することができます。
お腹も引きしまりますし、太もももキュッと締まりますよ!